荒井"インチョー"智典

映像音楽制作をメインに活動中の作曲家、荒井"インチョー”智典です。 Twit…

荒井"インチョー"智典

映像音楽制作をメインに活動中の作曲家、荒井"インチョー”智典です。 Twitterで公開したDTM音楽制作のテクニックや小ワザ、作曲技法などを公開していきます! DTM初心者はもちろん、ボカロPや楽器プレイヤーにも役に立つ情報を提供します! 基本フォロバします〜

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    Logic Proを使ったDTMの技術や音楽制作ノウハウなどを、オリジナル曲を使ってミニ講座形式でお届けします!

最近の記事

【DTM講座】かっこいいスラップベースソロを打ち込みで再現!

ファンクやフュージョン、ロックなどのジャンルで多用されるベステクニック、スラップ(チョッパーベース)。 派手でカッコいい演奏ですが、DTM打ち込みでリアルに表現するのは難易度が高いです。 この記事では「存在感のあるカッコいいスラップベースを打ち込みでリアルに再現」する方法を、約10分の動画でわかりやすく解説します。 具体的な打ち込み方法はもちろん、おすすめの音源や音楽ジャンル別の使いどころなども解説しています。 この記事で公開している動画を見れば、ワンランク上の音楽制

    • 【DTMミニ講座vol.12】スラップベース(チョッパー奏法)打ち込みのパターン

      Logic Pro を使ったDTMミニ講座、今回は「スラップベース(チョッパー奏法)打ち込みにおけるフレーズ展開」です。 ファンク・フュージョン系でのベーステクニック「スラップ」の打ち込みは慣れと経験が必要ですが、うまく再現できれば楽曲のインパクトをかなり高めることができます。 今回はスラップフレーズの展開パターンを解説します基本となる最初の2小節をリピートし、少しずつ変化を加えることによってフレーズを展開していきます。 使用音源は「Organic Slapped B

      • 【DTMミニ講座vol.11】超リアルなトランペットをLogic付属音源で再現

        Logic Pro を使ったDTMミニ講座. 今回は「トランペット打ち込み」です。 打ち込み難易度の高いジャズ風トランペットを、Logic Proと付属音源でリアルに再現します。 基本は以下のとおり ①ベロシティはかなり弱めでまとめる (演奏者のブレスを感じさせるイメージ) ②アーティキュレーション機能を使うとファンク感が強まるため、今回は極力使用しない ③トランペットの特徴である豊富な音量、輝きと伸びのある音色を出したくなりますが、それをガマンして抑えてジャ

        • 【DTMミニ講座】vol.10 メロディを引き立てるオブリガートの活用

          今回は「オブリガートの活用」です。 オブリガートとは「メロディを引き立たせるために演奏される別メロディ」のこと。 サブメロディと言うとわかりやすいかもしれません。 歌モノ、インスト問わず、オブリガートが存在することで、メインメロディの存在感を大きくすることができます。 このサンプル曲の場合は、メインメロディの音域が狭めです。 これと対比させるため、オブリガートとなるギターのフレーズは音域を上下に広めに使っています。 動きのあるオブリと対比することで、メインメロディを

        【DTM講座】かっこいいスラップベースソロを打ち込みで再現!

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          12本

        記事

          Logic Proで超リアルなアコースティックギター打ち込み講座

          音楽制作でも使用する機会の多いアコースティックギター。 使用頻度に対して打ち込みの難易度はかなり高く、生演奏のような表現をするのは難しい楽器です。 実際のアコースティックギターのような、リアルな表現の打ち込みをしてみたいと思いませんか> この記事では「Logic Proのデフォルト音源のみを使用して、リアルなアコースティックギター打ち込み術」を「メロディ」「アルペジオ」「ストローク」の項目に分け、動画とテキストを使ってわかりやすく解説します。 また、使用しているDAW

          Logic Proで超リアルなアコースティックギター打ち込み講座

          Logic Proで生演奏のようなサックス打ち込みを実現! 【アルトサックス メロディ編】

          エレキギターと並んで、DTMでの打ち込み表現が難しいサキソフォン。 ロックやポップはもちろん、ジャズやファンクで登場するサックスのかっこいいフレーズをDTMで再現してみたいと思いませんか!? この記事では「Logic Proのデフォルト音源のみを使用して、生演奏のようにリアルなアルトサックス打ち込み術」を、動画とテキストを使ってわかりやすく解説します。 また、使用しているDAWはLogic Pro X、音源もLogicデフォルトのものを使用していますが、基本的な部分は他

          Logic Proで生演奏のようなサックス打ち込みを実現! 【アルトサックス メロディ編】

          【DTMミニ講座】vol.9 Logic Proでターンテーブル風エフェクト

          意外と知られてないっぽいLogic proの基本技として、ターンテーブル風エフェクトがあります。 フェードツールを選択し、オーディオデータ末尾にフェードアウトラインを書き込む 左側のプルダウンで「フェードアウト」を「速度ダウン」に変更 これでターンテーブル風のエフェクトが作成できます。非常にカンタンで、わりと実用性もあります。 デジタルサウンドのエンディングで迷ったときは、これで強引に終わらせるのもアリです(笑)

          【DTMミニ講座】vol.9 Logic Proでターンテーブル風エフェクト

          Logic Proで超リアルなエレキギター打ち込み! Vol.03【エレキ メロディーフレーズ編】

          DTM、打ち込みでのリアルな表現が難しいと言われるエレキギター。 ギタリストの奏でる、超かっこいい泣きのメロディを打ち込みで再現してみたいと思いませんか? この記事では「Logic Proのデフォルト音源のみを使用して、リアルな泣きのメロディーフレーズ打ち込み術」を、動画とテキストを使ってわかりやすく解説します。 また、使用しているDAWはLogic Pro X、音源もLogicデフォルトのものを使用していますが、基本的な部分は他のDAWにも共通しています。 解説動画

          Logic Proで超リアルなエレキギター打ち込み! Vol.03【エレキ メロディーフレーズ編】

          Logic Proで超リアルなエレキギター打ち込み! Vol.02【エレキ単音カッティング編】

          DTM、打ち込みでのリアルな表現が難しいと言われるエレキギター。 ギタリストのカッコイイ演奏がDTMで再現できず、困ったことはありませんか? この記事では「Logic Proのデフォルト音源のみを使用して、リアルなエレキギター単音カッティング打ち込み術」を、動画とテキストを使ってわかりやすく解説します。 また、使用しているDAWはLogic Pro X、音源もLogicデフォルトのものを使用していますが、基本的な部分は他のDAWにも共通しています。 ぜひ一緒に学んでい

          Logic Proで超リアルなエレキギター打ち込み! Vol.02【エレキ単音カッティング編】

          【DTMミニコラム】vol.8 減衰系のユニゾンで爽やかさを演出

          うだるような暑さが続くので、爽やか系を1曲! 【オリジナル曲】HARE-MOYOU さわやかな雰囲気を演出する方法として「メロディを減衰系の音色でユニゾンにする」というのがあります。 ユニゾンとは、同じ旋律のフレーズを複数の楽器や歌で重ねることを言います。(オクターブ奏も含みます) この曲の場合は 冒頭→ピアノだけでメロディ 0:18〜ピアノにグロッケン(鉄琴)をユニゾンで重ねる 0:58〜ピアノと減衰系のシンセのユニゾン という感じで展開していきます

          【DTMミニコラム】vol.8 減衰系のユニゾンで爽やかさを演出

          Logic Proで超リアルなエレキギター打ち込み! Vol.01【パワーコード&ロックなアルペジオ編】

          DTM、打ち込みでのリアルな表現が難しいと言われるエレキギター。 今回は第一弾「Logic Proのデフォルト音源のみを使用して、リアルなパワーコード&ロックなアルペジオ打ち込み術」を公開します。 ”ギターが弾けなくても” ”外部プラグインに頼らなくても" Logic Pro Xだけで、この動画のようなギターが再現可能です。 動画とテキストで、DAWを用いた打ち込み術を詳しく解説していきます。 また、今回は第一弾ということで、わりと初心者向きの内容になっています。

          Logic Proで超リアルなエレキギター打ち込み! Vol.01【パワーコード&ロックなアルペジオ編】

          【DTMミニコラム】vol.7 Logic Pro付属音源「Studioシリーズ」の話

          私がメインで使用しているDAW「Logic Pro X」 割とあまり知られていない基本機能なのですが、デフォルトの付属音源「Studio Horns」「Studio Strings」系統の音色は、ノートごとにアーティキュレーションの設定が可能です。 ピアノロールでノートを選択し、左側のアーティキュレーションをプルダウンで選択するだけです。 外部プラグインに比べるとアーティキュレーションの種類自体は少ないのですが、その表現力はかなり高く、作り込めばかなりのリアリティを出す

          【DTMミニコラム】vol.7 Logic Pro付属音源「Studioシリーズ」の話

          【DTMミニコラム】vol.6 暑すぎるので、涼しげな夏のオルゴール「夏は来ぬ」

          暑い日が続きますね。 …というか、連日35度超えというとんでもない猛暑です。暑すぎます…。 こんな日は、ちょっと涼しげなオルゴール&ストリングスアレンジの曲をお送ります。 日本の童謡「夏は来ぬ」です。 「来ぬ(こぬ)」というと「夏が来ない」みたいなイメージですが、これは古典的な言葉の使い方らしく、本来の意味は「夏が来た」なんだそうです。 歌詞にも初夏の季語がたくさん使われており、日本の夏の情緒あふれる名曲です。 でも、この曲が作られたのは1896年。 さすがに作

          【DTMミニコラム】vol.6 暑すぎるので、涼しげな夏のオルゴール「夏は来ぬ」

          【DTMミニコラム】vol.5 バイオリン専用音源「Emotional Violin」

          ソロバイオリン音源、私はメインに「Emotional Violin」を使用しています。 私が使っているDAW「Logic Pro」はソロバイオリンのデフォルト音源がイマイチで、こればかりは外部音源に頼るしかありません。 この「Emotional Violin」は、リアルを求めるがゆえのザラつき感など若干クセがありますが、豊富なアーティキュレーションは演奏表現に幅を持たせてくれます。 個人的にはクラシック系よりもポップ・ロック向きと感じています。 メジャーなソフトではあ

          【DTMミニコラム】vol.5 バイオリン専用音源「Emotional Violin」

          【DTMミニコラム】vol.04 オクラ豆腐カレーの話

          以前、新宿のココイチでお昼にカレーを食べた時の話です。 カツカレーを注文したのですが、どういうわけか「オクラ豆腐カレー」が運ばれてきましたw 他にお客さんもいなかったので、配膳ミスではなく注文の時点で間違っていたようです。 どこをどうしたらそういう間違いになるのか、小一時間 問い詰めたくなったぐらいです(笑) 普段なら交換してもらう場面ですが、オクラと豆腐にカレーですよ!? まったく思いつきもしないミスマッチに興味がわき、交換せずにそのまま食べてみたんです。 そし

          【DTMミニコラム】vol.04 オクラ豆腐カレーの話

          【DTMミニコラム】Vol.03 Logic Proでアコースティックギター ソロ演奏の再現

          オリジナル曲「9月の雨」 切なさの中にもポジティブな感情を表現した、アコースティックギターのソロ楽曲です。 この曲もLogic Proデフォルトの音源のみを使用して作成しています。 打ち込みによる表現が難しいアコースティックギターですが、コツを掴めば「Logic Proデフォルト音源」「打ち込みのみ」で、これぐらいの表現は可能です。 制作に多少の手間はかかりますが、外部ギター音源を使わなくても十分な場合も多いです。 ギター打ち込み技術が上がると楽曲クオリティも確実に

          【DTMミニコラム】Vol.03 Logic Proでアコースティックギター ソロ演奏の再現