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ストレス学説の伝道師 ハンス・セリエ博士の名言

ハンス・セリエ博士の名言を紹介します。名言というのは、過去に残した言葉を選別し、最後に残った本質をついた意味を表すものです。

吟味すると深い意味のものが多いので、必ずやあなたの人生にも役立つことでしょう。

ストレスの本質に関する名言

"ストレスというものが存在しなければ、人間は滅んでいただろう。"

今までさんざん説明してきましたが、まさしくそのとおりかと。ストレスがなければ人間は確実に滅んでますよね。ストレスは危険視号通知システムなので、これがないとやばい状況を肌で感じることが出来ず、死ぬ確率が増えます。

ストレスは、我たち人間にとても大切な重要な存在です。

"すべてのストレスは、私たちに傷跡を残していきます。でもそれは同じようなストレスに襲われた時に、今度は私たちを守ってくれるのです。"

これを耐性と言います。一度目はストレスの傷が残ります。しかし、その時に耐性が出来るので、2度目からは私たちを守ってくれるようになるとセリエ博士は言っています。

人によって耐性に強い弱いがありますが、ストレスの抜き方を覚え、前向きに考えることで耐性も強化されていきます。うまく活用して下さい。

"ストレスを避けてはいけません。それは食べ物や愛、運動を避けるようなものです。"

ストレスは避けても追いかけてきます。たとえば、会社にどうしても嫌な人がいて、転職をしたとします。でも、転職先でもなぜか似た人がいるんですよね。

ですから、あなたがするべきことは、ストレスを避けるのではなく「受け入れる」ことです。受け入れることで解決策が見えてくるようになります。

ストレスの捉え方の名言

"ストレスは、"生活のスパイス" と考えなさい。"
"スパイスの効いていない料理は味気ないし、また効きすぎても食べられない。"

人間にとって喜怒哀楽は大切ですよね?これがないと無感情な人間になってしまいます。それと同じで、ストレスは生きていく上でスパイスのようなものだとセリエ博士は仰いました。

ただし、大きすぎるストレスは別です。ほどほどのストレスを生活のスパイスとして捉えていく。そう考えるだけで気持ちが楽になります。

"自然界の存在は、人間も含め全てがストレスを受けることで、様々な機能、能力が成長、進化します。"
"ぜひ自然界の自然を知り、適度な自然界のストレスに成長、進化を委ね不自然なストレスを手放していってください。それだけでもあなたの才能にも大きな影響を与えることになります。"

トマトなどの野菜は、あえてストレスを与えることで糖分が増しますもんね。水泳だって水の抵抗があるから前に進みます。もし抵抗がなければ、宇宙遊泳のように水の中で空回りが続くだけです。

そう考えると、ストレスの大事さがよく分かるんじゃないでしょうか。これは宇宙の法則です。上手く活用して下さい。


人生に関する名言

"自然界で本来目指すべきものは、大切な誰かの幸せを実現していくことです。"

これは凄く大切なことですよね。自分の幸せを願うことも大事ですが、人は他人の幸せを願うと幸せ度が増します。他人も幸せにして、なおかつ自分も幸せになる。

たとえばボランティア。困ってる人に尽くすことで、自分も気持ちが良くなります。一日一善の行動などもいいですね。

"もしあなたが長生きしたいなら、何かに貢献することに集中しなさい。"

どうせストレスを感じるのなら、自分が貢献できる何かがあれば、人生はより充実します。社会貢献とか動物たちへの貢献がそうですね。

やり甲斐のあることを見つけ、そこに集中することで最高の脳内ホルモンが分泌されます。もちろんストレスにも強くなります。

たった一度の人生ですから、ストレスをいいものとして捉え、ぜひぜひ長く実りのある人生をお送り下さい。


まとめ

ハンス・セリエ博士の名言はいかがだったでしょうか?

言葉の一言一言から、博士がどれだけ私たち人類の幸せを願っていたのかがよくわかります。ここまで解明してくれたことに、心からの感謝と敬意を評し、この記事を閉じたいと思います。


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