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夏休みの"怠け"対策に。親子で「時間管理マトリクス」をやってみた

目の前の仕事を片付けて、子どもの昼ごはん作って、自分はキッチンで立ったまま食べて、午後は仕事しながらゲームしまくる子どもを注意して、宿題の声かけして…あっという間に1日終わってしまった…。

こんにちは。Stockrチームの大木です。
これは小学4年の子どもが夏休み突入1日目の、私の心の声です。

自宅でリモートワークをする私と、学童にいける期間も終わった予定がない日の子どもが1日中1つ屋根の下にこの状態では、お互いの精神衛生上よくないと気づきました。

問題を大別すると3つ。
(私)食事準備など通常より少し家事が増えることで、仕事のペースが狂う
(子)気軽に友達の家にも行きにくいご時世で、有り余る時間でゲームをしてしまう
(両方)ゲームの時間超過で小言をいう・いわれる頻度が激増する

せっかくの夏休み、家でゆっくりしながらお互いの毎日を快適にするために、会社でもよく話題に挙がる「時間管理マトリクス」を子どもと一緒に考えてみることにしました。

時間管理マトリクスとは

名著「7つの習慣」の中で、著者であるスティーブン・R・コヴィーは第三の習慣として、「最優先事項を優先する」ことを提唱しています。

その方法は、まず物事を重要度(高〜低)と緊急度(高〜低)の2軸で分けます。そのためのフレームワークが時間管理マトリクスです。
[ 引用:7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー, 1996 ) ]

時間管理マトリクス

「7つの習慣」では「重要度が高く、緊急度が低い」事象を人生で最も重要なことと定義し、実行する時間を確実に計画すること、意味もなくやっている行動を自覚し、手放すことで、人生の生産性が変わるとしています。

成果を出せる人はZ型に行動し、成果が出ない人はL型で行動していると言われる

私の1ヶ月の行動予定を時間管理マトリクスで整理してみた

Stockrを開発している私たち、株式会社ビルディットの社内では「第二象限を意識しよう」とよくいっています。

とはいえ、これまで考える機会があったのは、1年から数年単位の比較的長いスパンでのいわば「人生レベルの第二象限」。1ヶ月単位の短いスパンで「日常レベルの第二象限」を意識していませんでした。

時間管理マトリクスを調べると、1ヶ月どころか、1週間、1日単位でも整理できると良い効果があるそうです。

そこで、自分自身のこの先1ヶ月のタスクを時間管理マトリクスに書き出してみました。

「時間ができたらやりたいこと」の中に、実は一番大事なことがある

これだけでも、仕事の成果を出すために取り組む必要のあることが明確になり、それが日常業務の陰に隠れて見えにくくなっていることに気づけました。

次に1日単位のタスクを整理してみます。

第一象限のタスクの次は、第二象限に着手するよう意識する

普段、1日のタスクは箇条書きにして書き出しているのですが、重要度と緊急度で整理し直すことで、優先すべきことと翌日に後ろ倒しにできることがより明確になりました。

また「子どもと●●について話し合う」など、第二象限には「いつも意識の中にあるのに言語化していないこと」が意外に多いことも分かりました。

子どもと一緒に、夏休みを時間管理マトリクスで整理してみた

重要・緊急の定義を子どもが考えやすいようアレンジして

いかがでしょうか。

親としては第四象限に入れてしまいたいゲームも、子どもにとっては第二象限(笑)。その気持ちは尊重しつつ、ゲーム以外の第二象限にも取り組めるようにゲームはタイトル別で優先順位をつけて考え、本当に大事なところ(譲れないところ)をお互いの妥協点としました。

1ヶ月単位、1日単位と、粒度を変えてタスク整理をすることで、本当に自分がやるべきこと・やりたいことが明確になったのはもちろんですが、やる必要がないこと・やらないことを決める良い機会になりました。

ちなみに、1ヶ月単位の「第二象限」はStockrのストックに日付とともに記入して、いつでも確認できるようにしています。

親子で時間管理マトリクスをやってみて、夏の終わりがちょっと楽しみになりました。ぜひ皆さんも、自分にとって最重要なことに集中する夏にしませんか?

(Stockrチーム 大木牧子)

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