ヤス

あんたジャージでどこ行くの

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あんたジャージでどこ行くの

記事一覧

イシュー

体験が傾く 左右に揺れる どうでもいい情報にまで 見たこともない色がつく 未来から灯りが降りてこなくなり 暴力は静かに肯定され 死んだ子供を抱いた母親だけが その光…

ヤス
7日前
22

桜が散った。

もはや誰も興味を持たなくなったが、それでも彼らは生きている。

ヤス
10日前
22

nowhere

涙の産まれる場所に 白鷺は腰をおろす 手入れを怠った湿地帯は 見ず知らずの草が茂り 悲しみを掻き分けたって 泥濘を踏み越えたって 答えの出せない問いに 言葉は搦め捕ら…

ヤス
2週間前
36

荒船哲次は当てられるのに、なんで鈴井貴之は当てられないのよアキネーター。
私の回答が悪いのか?

ヤス
3週間前
11

愛されないように

愛されないように 愛されないように 目を伏せ 陽だまりを避け 呼吸も できるだけしないで いい子にしてたら 何かいいことあるの 言われたことは しっかりやります お箸だ…

ヤス
3週間前
18

怪物

毛むくじゃらの頭が一つ ギョロリとした目が二つ 何でも食べてしまう口が一つ ペラペラの舌が二つ 獲物を捕らえる手が二つ 竦めてばかりの首が一つ のろのろ歩き回る足が…

ヤス
3週間前
24

そういえば昔はパソコンにソリティアとか上海が購入時からインストールされていて(今も?)、暇潰しに始めてみたら5〜6時間ぶっ続けでプレイしてしまった、みたいなこともあったなあ。変に中毒性があって…

人生にはこんな、非生産的な作業が必要な時だってあるのですよ。

ヤス
3週間前
16

hatching

ピースが足りないと言うのなら 私の色を一つ 分けてあげましょう 温めなさい 孵るまで そのために生まれてきたのだから

ヤス
3週間前
25

目黒川の桜、昔もっとライトアップされてた気がする…

ヤス
3週間前
18

何気なく聴いていた曲に、不意に心を揺さぶられる事ってありません?

久しぶりにくるりの「loveless」聴いたらなんでか涙出た。ぐぬぬ。

ヤス
4週間前
19

花と浪

まるで大きな存在が通り過ぎたかのように 花たちは一様に捻れた 皆 飲み込まれまいと必死だった 飲み込まれてしまった花すらも 大気の震えに気付いた少年は 振り返り見る…

ヤス
4週間前
26

現物が無いとイヤ派の人間なので、音楽はダウンロード配信とかより円盤で欲しいし、サブスクとかは何となく二の足踏んでしまうのです。
なので気に入った楽曲が配信でしか手に入れらなかったりとかすると、この上なく悲しい。

こんなんだからスマホ決済とかにも乗り遅れる。

ヤス
1か月前
14

次の季節を私は

大急ぎで来るものは 大急ぎで去っていく 春の喜びよ お前の駆け抜けていった地平を 何で埋めればいい 次の季節を私は どんな顔で迎えればいい

ヤス
1か月前
30

2024年4月1日

雨が降り、かと思えばあっさりと晴れ、けれど気を抜くと急に雹が降り始め…

私が用意したどんな嘘よりも、今日の天気の方がよっぽど嘘みたいじゃない。

ヤス
1か月前
15

ゲートブリッジ

島と島とを結ぶ橋を渡る 行く手を遮るものが何もない午後 窓を開けると風が舞い込み ラジオの電波は吹き散らされ 海にはくたびれたコンテナ船が数隻 寄り添いお喋りをして…

ヤス
1か月前
26

朝靄すっごい

ヤス
1か月前
17

イシュー

体験が傾く 左右に揺れる
どうでもいい情報にまで
見たこともない色がつく

未来から灯りが降りてこなくなり
暴力は静かに肯定され

死んだ子供を抱いた母親だけが
その光景に頷かなかった

桜が散った。

もはや誰も興味を持たなくなったが、それでも彼らは生きている。

nowhere

nowhere

涙の産まれる場所に
白鷺は腰をおろす
手入れを怠った湿地帯は
見ず知らずの草が茂り

悲しみを掻き分けたって
泥濘を踏み越えたって
答えの出せない問いに
言葉は搦め捕られ

世界は君に
寄り添ってはくれない

それでも 誰かのせいにして
生きていきたくはないだろう
俯いて歩いた水辺にも
菖蒲の花は咲き

皆 羽ばたいていったよ
足跡を少しだけ残して
ランタンの灯りが揺れている
風が強くなりそうだ

荒船哲次は当てられるのに、なんで鈴井貴之は当てられないのよアキネーター。
私の回答が悪いのか?

愛されないように

愛されないように

愛されないように
愛されないように
目を伏せ
陽だまりを避け
呼吸も
できるだけしないで

いい子にしてたら
何かいいことあるの
言われたことは
しっかりやります
お箸だって
ちゃんと持ちます

次の夜まで
あとどれくらいだろう
愛されたら
生きていけないから
愛されないように
愛されないように

怪物

毛むくじゃらの頭が一つ
ギョロリとした目が二つ
何でも食べてしまう口が一つ
ペラペラの舌が二つ

獲物を捕らえる手が二つ
竦めてばかりの首が一つ
のろのろ歩き回る足が二つ
毛の生えた心臓が一つ

角は無く 尻尾も無く
蝿のような美しい羽も無く
牙はすっかり丸くなり
猫背でおいでおいでをし

繁殖し 群れをなし 
それを社会的活動と称し
道具を用い 神をかたり
愛について知っていると嘯いた

そういえば昔はパソコンにソリティアとか上海が購入時からインストールされていて(今も?)、暇潰しに始めてみたら5〜6時間ぶっ続けでプレイしてしまった、みたいなこともあったなあ。変に中毒性があって…

人生にはこんな、非生産的な作業が必要な時だってあるのですよ。

hatching

ピースが足りないと言うのなら
私の色を一つ
分けてあげましょう

温めなさい 孵るまで
そのために生まれてきたのだから

目黒川の桜、昔もっとライトアップされてた気がする…

何気なく聴いていた曲に、不意に心を揺さぶられる事ってありません?

久しぶりにくるりの「loveless」聴いたらなんでか涙出た。ぐぬぬ。

花と浪

花と浪

まるで大きな存在が通り過ぎたかのように
花たちは一様に捻れた
皆 飲み込まれまいと必死だった
飲み込まれてしまった花すらも

大気の震えに気付いた少年は
振り返り見るだろう
美しく恐ろしいものを

何万 何十万 何百万枚もの光が
おびただしい命の欠片が攫われる様を
脈打つように舞い上がる様を

現物が無いとイヤ派の人間なので、音楽はダウンロード配信とかより円盤で欲しいし、サブスクとかは何となく二の足踏んでしまうのです。
なので気に入った楽曲が配信でしか手に入れらなかったりとかすると、この上なく悲しい。

こんなんだからスマホ決済とかにも乗り遅れる。

次の季節を私は

大急ぎで来るものは
大急ぎで去っていく

春の喜びよ
お前の駆け抜けていった地平を
何で埋めればいい
次の季節を私は
どんな顔で迎えればいい

2024年4月1日

雨が降り、かと思えばあっさりと晴れ、けれど気を抜くと急に雹が降り始め…

私が用意したどんな嘘よりも、今日の天気の方がよっぽど嘘みたいじゃない。

ゲートブリッジ

ゲートブリッジ

島と島とを結ぶ橋を渡る
行く手を遮るものが何もない午後
窓を開けると風が舞い込み
ラジオの電波は吹き散らされ

海にはくたびれたコンテナ船が数隻
寄り添いお喋りをしていて
それを盗み聞きしようとジェット機が
低空飛行を繰り広げる

3月の雲はいつも素直で
東へ流れていくのに迷いがない
私の中の鳥よ 小さな青い鳥よ
橋の上で羽根を広げてごらん
目一杯に飛んでごらん そうして
素敵な木の枝を見つけてお

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