体験が傾く 左右に揺れる どうでもいい情報にまで 見たこともない色がつく 未来から灯りが降りてこなくなり 暴力は静かに肯定され 死んだ子供を抱いた母親だけが その光…
涙の産まれる場所に 白鷺は腰をおろす 手入れを怠った湿地帯は 見ず知らずの草が茂り 悲しみを掻き分けたって 泥濘を踏み越えたって 答えの出せない問いに 言葉は搦め捕ら…
愛されないように 愛されないように 目を伏せ 陽だまりを避け 呼吸も できるだけしないで いい子にしてたら 何かいいことあるの 言われたことは しっかりやります お箸だ…
毛むくじゃらの頭が一つ ギョロリとした目が二つ 何でも食べてしまう口が一つ ペラペラの舌が二つ 獲物を捕らえる手が二つ 竦めてばかりの首が一つ のろのろ歩き回る足が…
ピースが足りないと言うのなら 私の色を一つ 分けてあげましょう 温めなさい 孵るまで そのために生まれてきたのだから
まるで大きな存在が通り過ぎたかのように 花たちは一様に捻れた 皆 飲み込まれまいと必死だった 飲み込まれてしまった花すらも 大気の震えに気付いた少年は 振り返り見る…
大急ぎで来るものは 大急ぎで去っていく 春の喜びよ お前の駆け抜けていった地平を 何で埋めればいい 次の季節を私は どんな顔で迎えればいい
島と島とを結ぶ橋を渡る 行く手を遮るものが何もない午後 窓を開けると風が舞い込み ラジオの電波は吹き散らされ 海にはくたびれたコンテナ船が数隻 寄り添いお喋りをして…
ヤス
2024年4月27日 02:40
体験が傾く 左右に揺れるどうでもいい情報にまで見たこともない色がつく未来から灯りが降りてこなくなり暴力は静かに肯定され死んだ子供を抱いた母親だけがその光景に頷かなかった
2024年4月24日 02:38
桜が散った。もはや誰も興味を持たなくなったが、それでも彼らは生きている。
2024年4月15日 16:08
涙の産まれる場所に白鷺は腰をおろす手入れを怠った湿地帯は見ず知らずの草が茂り悲しみを掻き分けたって泥濘を踏み越えたって答えの出せない問いに言葉は搦め捕られ世界は君に寄り添ってはくれないそれでも 誰かのせいにして生きていきたくはないだろう俯いて歩いた水辺にも菖蒲の花は咲き皆 羽ばたいていったよ足跡を少しだけ残してランタンの灯りが揺れている風が強くなりそうだ
2024年4月11日 23:58
荒船哲次は当てられるのに、なんで鈴井貴之は当てられないのよアキネーター。私の回答が悪いのか?
2024年4月10日 23:58
愛されないように愛されないように目を伏せ陽だまりを避け呼吸もできるだけしないでいい子にしてたら何かいいことあるの言われたことはしっかりやりますお箸だってちゃんと持ちます次の夜まであとどれくらいだろう愛されたら生きていけないから愛されないように愛されないように
2024年4月9日 23:28
毛むくじゃらの頭が一つギョロリとした目が二つ何でも食べてしまう口が一つペラペラの舌が二つ獲物を捕らえる手が二つ竦めてばかりの首が一つのろのろ歩き回る足が二つ毛の生えた心臓が一つ角は無く 尻尾も無く蝿のような美しい羽も無く牙はすっかり丸くなり猫背でおいでおいでをし繁殖し 群れをなし それを社会的活動と称し道具を用い 神をかたり愛について知っていると嘯いた
2024年4月8日 23:55
そういえば昔はパソコンにソリティアとか上海が購入時からインストールされていて(今も?)、暇潰しに始めてみたら5〜6時間ぶっ続けでプレイしてしまった、みたいなこともあったなあ。変に中毒性があって…人生にはこんな、非生産的な作業が必要な時だってあるのですよ。
2024年4月7日 19:39
ピースが足りないと言うのなら私の色を一つ分けてあげましょう温めなさい 孵るまでそのために生まれてきたのだから
2024年4月6日 23:26
目黒川の桜、昔もっとライトアップされてた気がする…
2024年4月5日 18:38
何気なく聴いていた曲に、不意に心を揺さぶられる事ってありません?久しぶりにくるりの「loveless」聴いたらなんでか涙出た。ぐぬぬ。
2024年4月4日 22:22
まるで大きな存在が通り過ぎたかのように花たちは一様に捻れた皆 飲み込まれまいと必死だった飲み込まれてしまった花すらも大気の震えに気付いた少年は振り返り見るだろう美しく恐ろしいものを何万 何十万 何百万枚もの光がおびただしい命の欠片が攫われる様を脈打つように舞い上がる様を
2024年4月3日 23:26
現物が無いとイヤ派の人間なので、音楽はダウンロード配信とかより円盤で欲しいし、サブスクとかは何となく二の足踏んでしまうのです。なので気に入った楽曲が配信でしか手に入れらなかったりとかすると、この上なく悲しい。こんなんだからスマホ決済とかにも乗り遅れる。
2024年4月2日 19:36
大急ぎで来るものは大急ぎで去っていく春の喜びよお前の駆け抜けていった地平を何で埋めればいい次の季節を私はどんな顔で迎えればいい
2024年4月1日 22:47
2024年4月1日雨が降り、かと思えばあっさりと晴れ、けれど気を抜くと急に雹が降り始め…私が用意したどんな嘘よりも、今日の天気の方がよっぽど嘘みたいじゃない。
2024年3月31日 23:58
島と島とを結ぶ橋を渡る行く手を遮るものが何もない午後窓を開けると風が舞い込みラジオの電波は吹き散らされ海にはくたびれたコンテナ船が数隻寄り添いお喋りをしていてそれを盗み聞きしようとジェット機が低空飛行を繰り広げる3月の雲はいつも素直で東へ流れていくのに迷いがない私の中の鳥よ 小さな青い鳥よ橋の上で羽根を広げてごらん目一杯に飛んでごらん そうして素敵な木の枝を見つけてお
2024年3月30日 06:29
朝靄すっごい