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【検証結果公開】水出しコーヒーの最適条件

ドリップコーヒーのやり方とかワンポイントとか、そっちが先だろ、、
と自分でツッコミを入れたいところですが、水出しコーヒーの条件を検証してみました。笑

暑い夏、アイスコーヒーを仕込んでおく方も増えると思いますので、条件を変えるとどう変化するのかをお知らせできればと思います。


やってみて、こんなにも味が変わるのかととても意外だったのでぜひご覧いただきたいです!
結論は先に書いておきます。
お時間の許す方は検証内容(私の頑張り)も見てやってください。。笑


では早速、



<水出しコーヒーの条件検証>


<検証する要素>


 水出しコーヒーの味に影響する要素は以下と思いますのでいろいろ条件を変えてトライしてみました。
 ①抽出温度 ②抽出時間 ③水の量 ④ミルの挽き目


<結論>


 <必須条件>
 ・抽出温度は常温にすること(今回は27℃前後)
 <ベター条件>
 ・水の量は15倍から20倍
 ・抽出時間は8時間
 ・ミルの挽き目は細かくしすぎない


<検証の詳細>


<1日目>


抽出温度と抽出時間を振ってトライ
・固定条件
 粉1gに対し水12g。挽き目は細挽き。
・変動条件
 冷蔵庫内と常温(室温27℃前後)の環境で抽出
 抽出時間は6時間から12時間

<1日目結果>
冷蔵庫では後味がほぼなくなることが判明。飲んだ後に残るコーヒーの香りが楽しめない!
常温抽出が必須と判断しました。
放置時間が長いほど苦味が強くなる。
水の比率は12倍ではコーヒーが濃すぎて氷なしでは飲みづらい結果に。
粉の量を誤ったため抽出時間は次回再検証。

<2日目>


水の量と抽出時間を振ってトライ
・固定条件
 常温抽出すること。挽き目は1日目同様の細挽き
・変動条件
 粉10gに対し、水150gと200gの2パターン検証
 抽出時間は4時間から8時間

<2日目結果>
抽出時間は8時間あるとコクがしっかり出てくる。コーヒーの重厚感を感じられるため、8時間を推奨したい。
ただし、4時間でも美味しく飲めることもわかったので急ぎ出したいなら4時間でも可と考える。
15倍は氷を入れて少し薄まることを想定するとベスト。冷蔵庫で冷やす時間を確保できるのであれば20倍でも美味しく飲める。

<3日目>


粉の挽き目を振ってトライ
・固定条件
 常温抽出。粉10gに対し水150g。8時間で抽出。
・変動条件
 コーヒーミルの挽き目を6段階変えて検証

<3日目結果>
細挽きにするほど苦味が強く出てくる。重厚感を楽しみたいなら細挽き。
ただし、細すぎると粉っぽさが増していくため注意が必要。
ドリップコーヒーで使用するような粗め挽きでも十分美味しいコーヒーが出せることは確認できた。

結論のおさらい


 <必須条件>
 ・抽出温度は常温にすること(今回は27℃前後)
 <ベター条件>
 ・水の量は15倍から20倍
 ・抽出時間は8時間
 ・ミルの挽き目は細かくしすぎない


最後に


いかがでしょうか。
今回は3日を分けて検証した結果をお披露目しました。
豆の産地や焙煎度合いも気になるところですが、今回はここまでとさせてください。

結論にも書きましたが、常温抽出は私としては必須としたいところです。味が明確に変わるので。

抽出温度以外の条件についてはみなさまお好みがあると思いますのでお任せで。
少しずつ試してお気に入りを見つけていただけたらこの記事の意義が出てくるかと思いますのでぜひお試しを!!

本日更新した別の記事で少量の水出しコーヒーの作り方をご紹介しておりますので合わせてご確認いただけますと幸いです。

それでは、良いコーヒーライフをお過ごしください。

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