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発達障害の取説

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「発達障害だからみんな優しくしてね」的な周囲の人向け取説ではありません。発達障害当事者が自分の特性を「普通」の世界でなんとか取り扱うための備忘録的吐き出しです。
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記事一覧

発達障害と意思疎通 Low-ContextとHigh-Context

自分は日本とアメリカ両方で大きく括ればほぼ同じ分野で働いてたことがあって、でも比較すると働きやすいのは圧倒的にアメリカだったなあと思っている。
ビザがうまく行かなくなって日本へ戻ってきた以上、移民として働くことの難易度を折りこめばそれは当然給与とか福利厚生とか、そういう見えやすい点からそう思うのじゃない。市民権もグリーンカードもなしでポスト911のアメリカで働くのはものすごいハードモードで、単に生

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発達障害、自分の場合

自分がnoteを始めてみようかと思ったひとつのきっかけになったのがこちらの記事。

確定診断はおろか、専門医選びもまだな段階で、色々と調べまくっては浮き沈みを繰り返していた頃。自分と同じような人がいる!と迷子になりがちな気持ちの助けになったので、まだ見ぬ自分と同じような人の目に触れたらいいなーという気持ちで自分もマネして書いてみる。
おいでませ自分と同じような人。

*自分が発達障害かもしれない、

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発達障害の人のKindle Oasis (2019)レビュー

発達障害の人のKindle Oasis (2019)レビュー

自分は基本的には紙の本が好きな人。
ADDの特性か、ちょっと油断すると目が上滑りしていて前のページの記述が頭に入っていなかったりするので、電子書籍はめくって戻る時の微妙にモッサリした挙動がストレスになる。あと10数ページ前の「あれなんだっけ」がしにくいし。なので紙の本が買えるなら電子書籍はあまり買わない。

でも初めて買った電子書籍リーダーのKindle Oasisは結構愛用できている。
日本で洋

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