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あるのエッセイ厳選集

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2023年12月の記事一覧

年末というだけで謎の焦りが発生する

年末というだけで謎の焦りが発生する

時間はもちろん、暦やカレンダーも人間が発明したものです。自然界にはお盆も正月もありません。師走だろうと年末年始だろうと、自然はいつだって悠然とただそこに存在している。人生のなかで、自然が僕たちの感情を揺さぶるケースは少ない。出生、老化、死は自然の摂理ですが、受験や就活、恋愛や結婚は人間が作り出したシステムです。僕たちが一喜一憂するのはたいてい後者の人工的なイベントでしょう。出くわす数もそちらの方が

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逆張りをするということ

逆張りをするということ

「逆張り」と聞いて、どんな印象を受けるでしょうか。良いか悪いかでいえば、悪い寄りなイメージを持っている人が多いかもしれないですね。ミーハーと対になるような言葉ですから。肯定的な表現をすれば「個性的」とか「型破り」になるんでしょうか。いずれにせよ、僕はけっこう良いことだと思うのです。というか、大半の人は普段から逆張りをしているはずなんです。せっかくですから、今の時期に合った例でお話ししましょう。

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「嫌な出来事」はなぜ連続するのか

「嫌な出来事」はなぜ連続するのか

一昨日くらいに「もうネガティブな話をするのは一旦やめにする」みたいなことを言いましたが、撤回です。残念ながら今日は僕にとって悲しい日となってしまいました。2度あることは3度ある、という諺やマーフィーの法則に代表されるように、「嫌なこと」というのは連続したり、なんで今なんだよという絶妙なタイミングで発生したりする。厳密に言えば、人間は防衛本能として嫌な出来事、ひいては自分の身に危険の及ぶ可能性のある

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美容院で女性と意気投合するも、気まずくなった話

美容院で女性と意気投合するも、気まずくなった話

昨日、美容院に行ってきました。2回目の染髪、ブリーチです。前回は仕事の前に美容院に押しかけ、ドタバタ突貫工事で染めてもらったのですが、今回はちゃんと美容院の日を休みにしました。迷惑もかけてしまうし、何より僕も時間に余裕を持って動きたいので。せっかくならじっくり時間をかけて丁寧に施術してもらいたいし。ということで、今回はカット込みで5時間以上かかった。休日が半分持っていかれてしまったことは少し悔しい

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バイトも仕事も バックレ癖が直らない話

バイトも仕事も バックレ癖が直らない話

今日は僕のクソゴミカスド畜生な内面についてお話しします。不快に思われる方も一定数いるかと思うので、どうかご覚悟の上で。

僕はバックレ癖があります。ちょっと嫌になったらすぐに何もかもを投げ出し、自分の殻にこもる。学生の頃はいくつかバイトをやってきましたが、どれ1つとしてまともな辞め方をしていない。ある日突然、なんの前触れもなく当日無断欠勤をして失踪する。なんの前触れもないというのは、あくまで客観的

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にゃるらの背中を追い続けた1年間

にゃるらの背中を追い続けた1年間

そろそろ1年の総括をしておこうと思います。ちょっと気が早いかとも思いましたが、師も走るほど慌ただしい12月ですから、このくらいゆとりを持ってもいいのではないかと。1年は365日もありますから、振り返るといってもさまざまな観点がある。そこで今回は、僕の今年のオタク活動に焦点を絞りお話しをしていきます。タイトルに書いてあるのでもったいぶる必要もないですね。僕はこの1年弱、にゃるらの背中を追いかけてきた

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マッチングアプリは死にゲー

マッチングアプリは死にゲー

僕はたまーにマッチングアプリを使います。本当にたまにです。無職で時間を持て余していた+人肌恋しかったからです。きわめて単純な理由。本気で恋人や結婚相手を探している人からすれば、無職がマッチングアプリなんかするなよとグーパンチされてしまいそうですが、僕は友達探しが目的でした。経済力が皆無なのは自分が1番よくわかっています。そんな状態で恋人や結婚相手を探そうなどおこがましい。まあ、友達探しって名目もな

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元気なフリをするのに疲れた

元気なフリをするのに疲れた

僕は元気なふりをしていた。生きていて元気なことなんてほぼないのに、元気そうに振る舞っていた。仕事でのコミュニケーションが顕著。僕の職場ではSlackという業務連絡用のツールが導入されている。社会人経験があれば使用経験のある人も多いでしょう。そこで、毎日1発目に送信するメッセージは出勤連絡だ。自分の所属するチームのチャンネルで「出勤します」と書き込む。タイムカードは別のツールを使っているが、互いに出

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