第5号『追い詰められた時の考え方』
人生ノーミス、イージーモードだって人がいれば一度お会いしてみたいです。
たとえ他人から「そう見えた」としても本人からしてみればそんな事はないでしょう。どんなに成功した人と言われる有名人、著名人にしたって余人が知らないだけでかなり失敗してると思います、成功の影に隠れてるだけで。
自分の場合も失敗や後悔の方が圧倒的に多いから特にそう思いたいだけかもしれません。けれど、それをいつまでもずるずる引きずってもしょうがないわけです。大きな失敗をやらかして後悔してしまったとしても、いつかは『FFⅦ AC』のクラウドのように「軽くなった気がする・・・引きずりすぎて、磨り減ったかな・・・」と言える様にならないと。(^^)
シチュー・ザ・ワールド 『ストレス社会編 第一部』
世はストレス社会、人手不足を補う為の長期にわたる残業、休日出勤、度重なるストレスの蓄積で不眠症や自律神経失調症を引き起こし、適応障害や鬱になる人の多いこと。職業柄どうしてもそういう人達を目にする事が多いです。
本人は自覚してないですが、優しく真面目で責任感が強く、悩みを溜め込んでしまうタイプ、いわゆる「お人好し」に分類される人達が特にこの症状に陥りやすい気がします。
休んだら会社が回らない・・・とか
自分の周りに迷惑を掛ける・・・とか
失敗ばかりして自分は駄目な人間だ・・・とか
逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ・・・とか
自分で追い込む、周りに追い込まれた末に、身体や精神を壊しても最終的には自己責任だと誰も責任を取ってくれません。一回壊すとゲームみたいに簡単にコンテニューは出来ません。
自分が好きな人達はこの「お人好し」の人達が多いので、自己防衛のひとつとしての考え方をこの記事を書きます。
そういう人にはとっておきの策がありますぜ!
たったひとつだけ策はある!!
たったひとつだけ・・・?
どうするのか?って・・・この足を使うのさ!
足を?
逃げるんだよォ!スモーキーーッ!!
どけーッ ヤジ馬どもーッ!!
「逃げるのは恥」とか言う人いますが、所詮他人言です。こういう人に限ってその人が潰れた時には上記の様に「自己責任だ」と無責任に言いますので気にしないでおきましょう。逃げるのは卑怯だって?いいですか、卑怯というのは敗者が最後に吐く言葉です。最終的に生きていれば勝ちという図太い考え方でOK。
「逃げる事」に対してまるで悪であるかの様なイメージを持ってる日本。まぁ、”敵前逃亡は士道不覚悟”で死罪とか某人斬りサークルも言ってますしお国柄かもしれません。国民的RPGのコマンドにだって「にげる」は在るのに。野性の世界では肉食獣から身を守る必須スキルの1つなんですけれどね。
部活や会社から逃げる事でその人がもう悩まなくて済むならそれで良い様な気がします。逃げて解決する問題じゃないだろ?って思う人も当然いるでしょう。勿論その通りです、戦わなきゃいけない時もあります。それは後半で書きます。
ただ『ジョジョの奇妙な冒険』でも言ってたじゃあないですか
ジョースター家には、伝統的な戦いの発想法があってな…… ひとつだけ残された戦法があったぜ それは!「逃げる」
相手の土俵で戦っても勝ち目が殆どない場合、下手したら無駄死にです。それは「勇気」ではなく「無謀」です。だったら自分の土俵に相手を誘う為に逃げるのは立派な策です。
『グラップラー刃牙』でも空手界のリーサルウェポン、天才空手家の愚地克巳だって「そうとも……敗北るくらいなら逃げる……たとえどんなに惨めに見えようとも……俺の行動のベクトルは全て勝利に向けられている……」
どうしても「逃げる」事に対してプライドが邪魔をする人はもう1つ良い策を授けましょう。これは幕末の頃、数にでは圧倒的に劣る維新志士が使った手段だと『るろうに剣心』でやってた策です。
正確には逃げるフリをするでござるよ
今自分が置かれている状況が追い詰められた状況であるなら、それは文字通り”複数の問題という集団”に取り囲まれている訳です。だったら一度逃げて、その場から距離を置く事で、冷静に状況を俯瞰し自分が抱えている問題を各個撃破出来ないか考えてみる。逃げて解決する問題、逃げて解決しない問題に振り分けれるので少なくとも問題の数は減ります。追いかけてくる問題から始末して、逃げるを繰り返せば無事生還というわけでござる。
「逃げない」事も大事ですが、どうですか選択肢の中に「逃げる」って加えるだけでも結構気分が楽になったりしませんか?本当に辛かったら逃げたっていいんですよ。その事について責めて良いのは自分だけです。他人の雑音は気にしない。
これを遁走術式「立去(ビートイット)」と呼んでいます。
会社の人達から、「心臓に毛が生えてる」だとか「鋼メンタル」とか言われてますが逆です。的外れもいいとこ、それ演じてる節はありますけど。自分は豆腐メンタルです、自分の弱さを誰よりも知ってるからこそ策を練る。ただそれだけです。柱の男に「タフな男よ」って言われたいので。
なら逃げて解決しない問題、どうしても逃げたくない問題はどうしたら良いかって?そんな時は違う術式を使います。前述した術式とセットで覚えとくと何とかなる気がしてきます。
ここからは「逃げて解決しない問題」「逃げたくない問題」と向き合う時の術式を書き出します。
これは自分式の後退のネジの外し方
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