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今の教育システムに合わない子供たち
お子さんが不登校で悩んでいらっしゃる親御さんの話をよく聞きます。
個人的には行きたくないなら無理に行かせなくていいと思いますね。
勉強が遅れるとか、進学に影響するとか、そんなことより大事なことがあると思うんですよ。
なぜ学校に行きたくないのか、これから先どうしたらいいのかを、じっくり考えるのにいい時間じゃないですか。
僕の友人には義務教育に通わせない親もいます。
誤解のないように言っておきますが、それがいいということではなくて、そういう選択肢もあるということを、親が認識したほうがいいと思うんです。
子がどうしたという以前に、親が価値観を転換する必要があって、現在の教育システムに対応できないお子さんは、とても感受性が強くて芸術家肌かもしれないし、子供の頃から深く自分を掘り下げることに長けていて、思想家になるかもしれない。
無理やり学校に行かせることで、その可能性を潰してしまうかもしれないじゃないですか。学校に適応できないからと言って、社会的に不適合者だというわけじゃないし、学校に合わせるのではなく、その子に合った環境を用意してあげられるといいですね。
各家庭の考え方にもよりますが、ウチは全て子の判断に任せていたし、自分のやりたいことだけやりなさいとだけ言ってきたので、今年専門学校を卒業してなんとかフリーでデザインの仕事やってるようだし、それでよかったと思っています。
どちらにしても、今までのようにみんな一緒にってのは難しいですね。
それぞれの個性が花開いていくためには、個性を失ってしまうような教育システムでは対応できないので、今後は義務教育も形を変えることになるでしょうね。
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