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圧倒的な個性とか自分らしさがないと埋もれてしまう

音楽を制作することは誰でも簡単にできるようになり、その活動方法も選択肢が増え、とてもいい時代になったなぁと思います。
そのおかげもあり、アーティストの数も増えてプロとアマチュアの境目も以前のように明確ではなくなりました。

そのたくさんいるアーティストの中で、自分の存在感を示すのにはどうしたらいいのかというのは、いつの時代も考えなければならないテーマの一つですが、オリジナル作品を作る際にはどうしても好きだったアーティストの影響を受けるので、そこに自分らしさを見出すまでには時間がかかることも多いでしょう。

例えば今流行っているアーティストや楽曲に触発されて作品を作ったとしても、二番煎じにしかならないので、たとえば30年前、50年前の楽曲をモチーフとしたり、アイデアをもらったりするのは温故知新的な発想でいいと思います。

やはり周りの人たちと似たような音楽を聴き、似たような行動パターンで情報の入手先も近いとしたら、個性的なものを作る事はなかなか難しいです。
そこから個性は生まれにくいんです。

変わってるとか不思議だとか言われてもいいので、自分にしかない世界観を追求することが特にこれから求められてくるでしょう。
そこに自分らしさが現れてるってことですからね。

セルフプロデュースしながら活動していくためには、何を取り入れて何を切り捨てるかを自分で判断しなければなりません。
圧倒的な個性とか自分らしさを常に意識しながら、楽曲、アレンジ、衣装やステージでの演出などなど、「これはいい!」というものを発見したら、どんどん盗んで取り入れて自分のものにしてしまえばいいんです。

アーティスト側からしたら、他のアーティストと差別化できていると思っていても、一般人から観るとその差はあまりわからなかったりするものです。
今まで活動してきてなかなか認知してもらえてないとしたら、何か原因があるはずなので、客観的に自分を捉えて思い切ったイメージチェンジも必要なのかもしれません。
変わることを恐れず、インスピレーションを大事にして自分らしさを追求してみてください。

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