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いつだって青春にできるんだから

昨日はアマプラで、映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」を観た。
映画を観たかったけど、あんまり感情を入れ込んだり集中して観たりしたい気分ではなくて。
さらーっと観れそうかな、なんとなく元気が出そうかな、なんて思いながらチョイスしたんだ。

そしたら、完全に予想を裏切られた。
めっちゃよかった…。感動した…。

友情と青春と人生と、いっぱい考えさせられることがあった。

そもそも青春って、いつのことをいうんだろうね?
一般的には学生時代、特に中学から大学くらいまでのことをいうのかな。

でもさ、この映画を観たら、青春って年齢関係ないじゃんって。
いつでも青春にすることができるじゃんって。
そう思わされたんだ。

大人になってからやるバカって、難しいからこそ、よりおもしろい。
カラオケオールも、ぐだぐだのタコパも、1日中飽きずに繰り広げる女子トークも、社会人になってからほとんどなくなってしまった。
責任とか、時間とか、体力とか、そういうものに押しつぶされて。

でもこういう時間って、きっと多少無理にでも作ったら、昔とはまた違った楽しさが絶対あるんだ。
当たり前だったことが尊くて、解放感にも包まれてさ。
なにより、友情が続いていることに感謝だよね。

それから、大人になったからこそ、ひとと何かすることだけが青春じゃないと思えるようになった。
今、自分のしたいことに向き合って、人生に向き合って、苦しんで。
無駄かもしれないけど、何か行動するしかないともがいている自分。

数年前まで、私は人生について深く考えたことがなかった。
就活も看護師がゆえに苦労しなかったし、いつか普通に結婚するんだろうと思っていた。

でも近年、自分の価値観ががらっと変わった。
今まで知らない自分を知り、知らない世界をみた。
なんなら今そのせいで苦しんでいるのかもしれないけど、それまでの自分より確実に今の自分の方が好きだ。

だからこれも青春って思える。
ちょっと苦い…いやけっこう苦い、でもとっても濃い青春。
何も行動しないより、もがいてでも行動したことの方が、あとから振り返ったときに自分自身に納得できるんじゃないかって。
そう今は信じるしかない。

せっかくの今を無駄にしちゃだめだ。
丁寧に噛みしめよう。
この経験や思いが、いつか何かの、誰かの役に立つときがくるかもしれないから。

いつだって青春にしちゃえばいい。
幸せも苦しみも、ぜーんぶ含めて青春だから。

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