ワーク☆ライフ♡バランス

近年聞くようになりましたね。この言葉。
仕事と私生活のバランス。
に、わざわざ名前をつけた物で
中身に重きはあれど、この言葉自体にさして意味はないですよね。 
差し詰め、距離や長さを測るもの。
=ものさし。のような感じです。

「ワークライフバランスが大切だ!」
「ものさしは必需品だ!」
わかってるっちゅうの。そんな事。

ただ、あえて単語にしなきゃいけないほど
バランス取れずにワークに傾く人が多すぎますよね。
僕もそうですが。。。


ある、エリートリーマンは言います。
「俺は、仕事一筋。仕事こそが価値の証明、恋愛なんて二の次で恋人なんて居てもいいけどただの足枷。
仕事はなんでもやればできちゃう。
仕事に専念出来る環境が居心地いい。」

ふむ。ワークライフバランスで9対1くらいですかね。
もちろん彼の生き方を否定しませんし、その覚悟には感心します。
ですが、それって仕事をしてるんでは無くて
仕事に溺れているだけでは??
仕事に生かされているなら、仕事ができて当然です。脳のキャパをほとんどつぎ込めるのですから。

知人の経営者に凄いと思う方がいるんですが、
その人は家庭をすごく大事にしていて夫婦仲もかなり良好です。(外から見てるだけなので真実はわかりませんが)
その人は仕事に支配されておらず時間にも心にも余裕を感じます。

"仕事ができる"ってこういう事では?とエリートリーマンに言ってやりたいですね。

もちろん知人にもがむしゃらに仕事に打ち込む日々があったそうですが。
やはり、恋愛や結婚を経て価値観が変わっていったそうです。

『7つの習慣』のコヴィー先生も説いてます。
「あなたが死ぬときにどんな弔辞を読んでもらいたいか?」
誰しもが仕事で勝ち得た評価。以外の所で話をしてもらいたいのではないでしょうか?

みんな自分の価値観の中で仕事や私生活を営んでいます。
価値観は生きる軸になります。
仕事が大事、家族が大事、恋愛が大事
どれも結構です。
ただ、それが杓子定規になり生きる幅を狭めてはいけません。

価値観が違うもの同士がお互いの、ものさしで
コミュニケーションをとる事で

「僕のお腹91.44センチだけど、彼女にとっては1ヤードでキリがいいんだなぁ」

と新たな発見につながるかもしれません。
人と比べて自分のものさしの短さや長さを知ります。
そうすると見識や価値観は広がります。
重要だった事がそうでなくなり、取るに足らないものが大きな意味を持ち出します。

そういった、ものさしを使ったコミュニケーションをして初めて
真の意味でワークライフバランスが測れてくるのではないでしょうか?

重要なのは価値観というものさしではなく
それを使って人と自分の心の距離や長さを測ることなのですから。

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