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SONY ZV-1 DSC-RX100M7価格/違いを比較_ α6400とYoutubeに合うソニーカメラまとめ・ワイコンも追記

SONY ZV-1 はVlogger用カメラで、前作DSC-RX100M7から大きくアップデート。6/2 10:00発売予定。販売価格は米国で748 USDで、日本で税抜9万円前後、税込み10万円程度になりそうです。

前作と比較し本当に購入すべき特徴をまとめます。

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2020/11/1 Update ついにUlanziから広角ワイドコンバージョンレンズ、通称ワイコンが発売。

▼おごろな価格帯で爆誕です。

2020/9/16 Update 最強のソニーフルサイズ一眼カメラ、α7Cが発表されました!史上最強のカメラなので、ぜひ参照ください!


SONY ZV-1とDSC-RX100M7 の比較

上記(ZV-1)と下記(DSC-RX100M7)筐体を比較すると違いがわかります。

ZV-1は天面ボタン部(写真設定のトグルが無い分、録画ボタンに)、天面ホットシューが付き、DSC-RX100M7にはあったフラッシュがなくなっている。

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SONY ZV-1 DSC-RX100M7 スペックのポイント解説

スペックの内容が専門的すぎる部分があるので注釈で解説を入れました↓

1.0インチ20.1MPセンサーを搭載(スマホ以上、一眼未満のセンサー)
レンズは手ブレ補正付きの24-70mm、ただし手ぶれ補正をアクティブにすると画角が狭くなり要注意(下記画像あり)
3型バリアングル液晶を採用し、簡単に自撮りが可能。
高音質とノイズの低減を実現。風切り音を大幅に低減するウインドスクリーンが付属。3.5mmマイク入力端子も搭載。
最先端Auto Focus搭載:一眼の上位機種αシリーズ用のリアルタイム瞳AFが被写体を高精度かつ高速で追尾。
・瞳リアルタイム検出、4K動画撮影時も追尾
ソフトスキンエフェクト機能搭載(肌のシワやシミを軽減
・独顔優先AEのアルゴリズムで輝度差が大きい自撮りでも最適露出(暗いトンネルの中に入っても顔に合わせた明るさに自動調整)
ボケスイッチ搭載で背景をぼかせる
・商品にピントを素早く合わせる「商品展示設定」機能(Youtubeでの商品レビュー動画に最適)
・カラーグレーディングに便利な「S-Log3」設定もある(中級者向け)

SONY ZV-1 DSC-RX100M7との比較ポイントまとめ

SONY ZV-1 と、前作後継機種のDSC-RX100M7を比較し、撮影時や編集時に効率的になるポイントのレビューをまとめます。

SONY ZV-1 DSC-RX100M7の価格比較

DSC-RX100M7:13−14万円前後で販売中。

Vlog機材のZV-1は748USD、税抜9万1000円 前後。税込み10万円前後になります。給付金で買えますね!

SONY ZV-1 DSC-RX100M7との比較:重さ

・SONY DSC-RX100M7:275g、302g(総重量)
・SONY ZV-1 :267g,294g(総重量)

Vlogはカメラ本体が「重いと持ち運ばなくなります」。自撮りにカメラ本体「重さ」は超重要です。

スクリーンショット 2020-05-30 1.15.55

また、グリップ(GP-VPT2BT)の重さは「約215g」なので、結構ずっしり。 つまり、


SONY ZV-1 +グリップ(GP-VPT2BT):294g程度(本体)+215g(グリップ)=約509g、なので、500mlペットボトルを持ち続け動画撮影するイメージです。


ペットボトルを、腕を伸ばして真っ直ぐに固定し、長時間持てますか?そのくらいのイメージで自撮りを続ける必要ありです。

SONY ZV-1 DSC-RX100M7との比較:重さ比較

・SONY DSC-RX100M7:302g(本体)+215g(GP-VPT2BT)=約517g
・SONY ZV-1:300g(予想本体)+215g(GP-VPT2BT)=約509g
・α7iii:約650g(本体)+ 300g(良いレンズ)+自撮り50g棒約1,000g
・α6400(組合せ1):【SEL1018+自撮り棒】約400g(本体)+ 225g(SEL1018:良いレンズ!)+自撮り50g棒=675g
・α6400全重量(組合せ2):【SEL16F28+自撮り棒】約400g(本体)+ 70g(lens) + 自撮り50g棒520g
・GoPro Hero7(約200g程度)

α6400+各レンズ、DSC-RX0M2などの重さ詳細比較をまとめた記事はこちら↓

重さはVlogでの動画撮影で一番の重要指標になります。重いと持ち歩かなくなり、結局スマホ撮影にになります。「重さ」が重要指標です。


とにかく軽さ優先、画角が広いのはGoPro Hero7. アクセサリをつけないと自撮り確認ディスプレーがないのがマイナスポイント。


それを解決したのが、Osmo action。少し画角は狭くなるが、自撮りを液晶で確認可能。値段も良い感じ。モバイル時はこれの利用が多いです。USB-CでiPad Pro へ動画を直接取込可能なのも良い。


Osmo ActionでVlogをしていくと、画像のクオリティに拘り出すのです、そこで丁度良いのが、DSC-RX100M7だったのですが、今回の「ソニー新製品のZV-1」なんですよ。あー素晴らしい。

SONY ZV-1 DSC-RX100M7との比較:バリアングル

SONY ZV-1 のバリアングルは「横型」。動画ファンはこれを求めていた!

SONY DSC-RX100M7のバリアングルは縦型でした。カメラの筐体上で液晶確認は良いが、マイクを付けるとで液晶が見えない致命傷があります。しかし、今回のSONY ZV-1は「横型」、最高。

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SONY ZV-1 DSC-RX100M7との比較:レンズと画角

・SONY DSC-RX100M7: 24-200mm/ F2.8-4.5 ZEISS Vario-Sonnar T* レンズ
・SONY ZV-1 :レンズは手ブレ補正付きの24-70mm. F1.8-2.8 / ZEISS® Vario-Sonnar® T* Lens,

F値の比較は要注目。ボケのクオリティ、明るさのクオリティに要注目です。

SONY ZV-1 の方がF1.8なので明るくボケますね

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SONY ZV-1 は24mmの画角です。自撮り時はGoPro Hero7の様に、もう少し広めになって欲しい(APS-Cだと16mmレンズ相当と同画す)

SONY ZV-1はYoutuberワタナベさんに動画だと、グリップ付きでこんな感じの画角。

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Gizmodeの動画でも画角比較がありました。SONY ZV-1の1080pと4Kの画角比較動画です。同じ設定でも画素数で画角が狭くなります。

スクリーンショット 2020-05-30 1.17.45

24mmの画角を改善するのに、ワイコン(ワイドコンバーター)があります。

SONY ZV-1 DSC-RX100M7のワイコン:フィルターアダプター VFA-49R1

SONY ZV-1 DSC-RX100M7に画角を広げるためのワイドコンバーター取り付けるフィルターアダプター 。VFA-49R1 質量:約 12g

画角をかなり広くすることが可能です。純正レンズのようなボケの性能などに変化が出るので注意しながらの利用が必要です。

SONY ZV-1 DSC-RX100M7との比較:センサーサイズ

SONY RX100M7: 1インチセンサー
SONY ZV-1 :1インチセンサー

動画のクオリティに大きく影響するセンサーは同サイズなので同じ明るさ、クオリティの絵になります。合計で396gとなり、100g増と結構重くなります。自撮り棒の軽量タイプ(100g程度)を繋いでも、500g近くになります。

固定利用であれば、かなり画角を稼げるので良いでしょう。

SONY ZV-1 DSC-RX100M7との比較:手ブレ補正

・SONY DSC-RX100M7:アクティブモードだと結構手振れが効きます。GoPro Hero7や DJI OSMO Action の手ぶれ補正と比較すると、結構手振れが効くけど、まだ少し不十分なところがあると思います。
・SONY ZV-1 :今回の手ブレはどうなるのか?↓

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動画の14:02辺りが手ブレ補正比較を上手に解説してます↑

ブレは少ないのですが、手ぶれ補正をアクティブにすると、画角がかなり狭くなり頭が切れ、自分の動画内の面積が増えます。1人の時は良いですが、モヤさまの様に2、3人同時に撮影の場合は相当狭いと思います。


SONY ZV-1 DSC-RX100M7との比較:瞳AF

・SONY DSC-RX100M7:新開発のイメージセンサーが実現するα9並みの圧倒的なスピードとAF性能。α9クラスの瞳AFは最強でした。
・SONY ZV-1 :同等性能で、かなり綺麗です。


SONY ZV-1 DSC-RX100M7との比較:動画撮影のUI/操作性

SONY DSC-RX100M7:写真機であるため、設定が写真よりです。

「明るさ」、「フォーカス」、「F値」、「ISO」、「シャッタースピード」「画素数」と、カメラ設定に引きずられ、初心者にはわかりにくい。

SONY ZV-1 :
「S」「A」「P」「M」とかダイアルに記載があるが何のことだかわからない。むしろ動画特化の方がわかりやすい。ということで、「ソニー新製品 ZV-1」には、設定ダイアルが画像上見当たらない。ソフト上での設定はあるはずだが、ハードスイッチで操作性の工夫を感じます。

https://youtu.be/17jNBX3CNHM

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他にも、

・肌のシワやシミを軽減しながら、肌の色調や目元、口元のシャープさを維持するソフトスキンエフェクト機能を搭載
ボケスイッチを押すだけで背景ぼかし
・(瞳AFがあるが故、フォーカスが目に行く問題があり)自分の顔を隠さずに、商品にピントを素早く合わせることができる「商品展示設定」

この辺も操作のポイントです。


液晶設定や小さい文字・UI改善はなく、以前のSONY DSC-RX100M7やαシリーズなどと同じです。(慣れてる人は良いが初心者にはきつい。開発リソースの問題があるのはわかるが、Apple, GoProやDJI Osmo Actionなどを早く勉強して改善して欲しい)


スマホへの転送も、専用アプリで可能なので、そこにも注目です。

SONY ZV-1 DSC-RX100M7との比較:端子

・SONY DSC-RX100M7:マイク端子、ミニHDMI、MINI USB
・SONY ZV-1 :「マイク端子」、「ミニHDMI」、「MINI USB」と、RX100M7と同じで、mini HDMI接続で動画配信もできる。

手元の配信、HDMI キャプチャーや、HDMI Switherを接続すれば、小型で高品質なWEBカメラにもできそう。WindowsではWEBカメラにもできる様です。

SONY ZV-1 に接続 GP-VPT2BTソニー SONY ワイヤレスリモートコマンダー機能付シューティンググリップ 

SONY ZV-1 は「グリップ(GP-VPT2BT)」と接続可能。

前作グリップは有線接続でしたが、今作グリップ(GP-VPT2BT)」はBlutotoothで無線操作可能。

手前向きでもグリップで録画開始できたり(短焦点レンズでも)ズーム操作可能で超便利。α6400で利用しています。

「GP-VPT2BT(GP-VPT2BT)」の大きさは、グリップ状態で約 幅49.5×高さ173.0×奥行42.0mm、重さは約215g。ずっしり感あります。

SONY ZV-1 に接続する2ch無線マイクのオススメ

待望の2chの無線マイクが出揃ったのでまとめました。今まではRODE Wireless Goという無線マイクで感動していましたが、ついに、「無線」で「2ch収録」が可能です。

SONY ZV-1 に接続するSmall Rig「SmallRig Sony ZV-1用ケージ 2938

SmallRig Sony ZV-1用ケージ 2938、2937があれば、ZV-1の天面にマイクをつけたり、持ちやすいグリップで機動性が上がります。

SONY ZV-1 DSC-RX100M7比較後のまとめ

実に楽しみなVlog用の動画機カメラです。持ち運びしてクオリティの高いボケ動画が撮れそうです。難点はminiUSB給電、自撮り時の手ぶれ補正による画角が狭くなること、つまり、レンズは24mmからではなく、16mmなどであれば最強(この辺は来年以降発売?のSONY ZV-2に期待)

ともあれ、SONY ZV-1で手軽にVlogを楽しむか、 

RX100M7で写真も、動画もズーム撮影可能の万能機か、

APS-Cのセンサーサイズで、高品質レンズの「α6400/α6600」で重量を我慢するか、

激重、最高品質のフルサイズの「a7iii」で高品質か、

人それぞれ好みとライフスタイルで選んでみると良さそうです。

SONY α7 3と ソニーα6400の比較は下記にまとめました。


画角が広くて自撮りに最適

みているだけで動画のセンスが上がるYoutuberをまとめました↓

参考



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