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やらなきゃいけないのに、全く捗らない。

やらなきゃいけないのに掃除がすすまない…。
せっかくの休日、時間と動く気力があったので部屋の掃除をすることにした。

ここ最近、家と職場との往復の繰り返しで、
帰宅しても少しだけ食事して風呂に入って寝るだけの生活が続いていた。

そのため、部屋を掃除する時間がなくて、ホコリが隅にたまったいたり、本が散乱していたり捨てるべき資料の整理が終わっていなかったりしていて・・・。

この機会に本を整理して、資料の整理をすることにした。

あわせて、部屋に保管しているもので廃棄してよさそうなものは本日中にゴミに出せるようにしておこうと思った。

資料整理って、わりと集中して取り組んだら早く終わりそうなのに、途中で道草を食うべくものとして、予想もしていないワナが待ち受けている。

昼からとりかかったのに、一通り終わったら夜になっていた。

なんでこんなに時間かかっただろうか・・・?

部屋の片づけあるあるだと思う。
本棚を整理していたら、記憶にないノートが出てきた。
ノートの中身を見てみたら、大学生の頃に受講していた科目の要点をまとめたものだった。

一気に当時の情景が思い浮かぶ。
この頃は、大学入って知り合った人とよく遊びに行ったり、おしゃべりしていた。
とにかく、毎回のテストをどうやって切り抜けようか考えていた。
今となれば、そんなことよりももっと大事なことがあるよなあ…。

このノートは躊躇なく捨てた。
頭の中は、過去のことを清算して、新しい未来のことを見つめようと決意している。

次は、ブックカバーがかけられている新書ぐらいのサイズの本を発見した。

本の中を見てみると漫画本だった。
しかも、高校生が主人公の少女漫画だった。
フィクションでもええわ。
この話、高校生のわちゃわちゃした恋愛模様を見ているだけで楽しいなあと思って、全巻買ってしまったんだよなあ…。

中をのぞいたら最後。
「あ、これはもう一回読むしかない・・・。」

全200ページ。
本編の内容のほかに、作者の先生の一言エッセイから、あとがきまで全部読んでしまった。

「自分の高校生の頃なんて、こんなに異性にドキドキする瞬間がまったくなかったよな・・・。」

自らの無味乾燥した高校生活を軽く思い出した。

学生の頃もそうなんだけども、ここ最近の生活が青春漫画のようなトキメキある生活の真逆なせいか、こういう少女漫画を熟読しがち…。

結局、1冊漫画を読み終わると、近くに置いてある似たような少女漫画も気になって読んでしまう。
そして、部屋に置いてあった少年漫画なども気になって読んでしまった。

漫画1冊を読み終わるのにも、自分の場合は熟読するから時間かかるのに。
掃除を途中でサボってまで、部屋にある漫画を一心不乱に読みふける自分がいた。

漫画はページをめくって読み始めたら、もうダメだ。最後まで読んでしまう。

本当は暇な時間とかないくせに、勉強とか家事とかやらなくてはいけないことがあっても、
ついやらなきゃいけないことから逃げたくなるのか、目の前に漫画があるとついつい読んでしまう…。

結局、漫画を読むのに夢中になってしまい、
本来やろうと思っていた片付けの2割ぐらいしかすすまなかった。

こんな時に誰か遊びにくる予定でも入っていたら、散らかった部屋を見せたらまずいと思うので、必死に掃除と片付けをするんだろうけど…。
当分は誰も来る予定がないとなると、ここまですすまないのか…。

ちょっと部屋が片付いてなくても妥協してしまう。自分には本当に甘い。


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