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キラキラしてる街なかで

最近、2ヶ月ぶりに髪を切った。
(短くなった髪が心地いい)
12月はいろんなことで頭がいっぱいになりがちだから、髪が軽くなるのはいいな、と思う。

美容師さんにおすすめされたヘアオイルも買ってみた。
(今のが少なくなってきたから)
美容院だとカットのときに付けてもらったのを買えるから、使用感がわかっていい。
12月中は少し安くなってるのにも惹かれて。


ショッピングモールのなかは、もう一面クリスマス。
(そんなことを言ったら、どこもかしこもそうなのだけど)
食料品売り場まで愉しげなクリスマスソングが流れてる。お正月のお飾りもあちこちで見られるようになった。
(そうそう、それも買わなくちゃ)
お飾りは縁起物だから、日の良い日に買うといいそうだ。
(そんなことまったく気にしてなかったけれど)

12月はにわかに物欲が増す気がする。
どこもかしこもキラキラしているし、人はたくさん歩いているし、普段目にとまらないものをじっくり眺めてみたくなる。

今日は無印良品で靴下やおやつを買って、(スイートポテトケーキが好きで、毎回買ってしまう。バナナケーキも買ってみた)
あとは3COINSで練り香水を買った。


梨のような、爽やかな香り


たくさん種類があって、どれにしようかとても迷った。
(ハンドクリームやアロマオイルもあった)

普通の香水はハードルが高いけど、練り香水は手軽に使えるし、場所もとらないのが良いなと思う。
ハンドクリームと併せて使いたい。
(さんざん迷ってひとつにしたけど、他のも買ってみようかな…)


最近は、最果タヒさんの本を読んでいる。
最果タヒさんの言葉は、言葉そのものがアートみたい。
(本来、詩はそういうものかもしれないけれど)
純度の高い鉱石みたいな言葉。


私は、他人のことが好きなとき、その人のことを他の誰よりも「わからない」と思う、「知らない」と思う。だから、どうして好きなのかはわからないし、その「好き」は一瞬でも持てたならそれだけで十分に奇跡的で、永遠だとか命懸けだとか一番とか、そんな飾りはひとつもいらないって思うのだ。

『恋できみが死なない理由』


(この言葉とか、とてもよかった)

クリスマスシーズンは何かと恋がもてはやされるようなそんな雰囲気もあるなかで、最果タヒさんの言葉は清々しくて、読んでてとても心地いい。

(そういえば、図書館では中高生のお悩みコーナーがあって、今は専ら恋愛相談が増えるのだとか)



周囲のキラキラしさから距離を置きたいときにもピッタリな本だと、そう思う。



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