インプットばかりしている私は、卵の中しか知らないひよこと似ている。
最近は、毎日絵を描くようにしている。少しでも描く癖をつけたくて。
「昔のようにスラスラ描けないなぁ」とか思っていたけれど、やっぱり絵を描くのはとても楽しい。
ストレス発散にもなっているだろうし、ゲーム以外に集中できるものができたことが嬉しいのだ。
散々言っている、コミックエッセイ(漫画エッセイとか手書きツイートともいう)を描きたいという目標を達成すべく、デフォルメと呼ばれる、ミニキャラをとにかく描いて描いて描きまくっている。
そして、それは色塗りをするのかどうかも決めてはいないけれど、多少は色があった方が良いと思い、それもさまざまなイラストレーターさんや、お絵描きが好きな人たちがあげているイラストや、そのメイキング集を見る毎日だ。
スクリーンショットも溜まってきた。本を買った方が良いかもしれないとも思うけれど、調べたら調べるだけ発見できるネットさまさまである。
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そこで、気になるものを見つけた。イラストが上達しないのはなぜ?というもの。
練習や努力が足りないから?デッサンをしてないから?絵の才能がないから?…そんなことを浮かべていたけれど、その答えはいたってシンプルなものだった。
「インプットとアウトプットの差を縮めることが、上達する近道」なのだそう。
私は仕事柄たくさんの情報を集めることが多く、さらに気になったことはとことん調べるタイプのインプット派人間だ。
テンプレートが決まったもの以外のことで、資料を見ながらとか、何かのまとめ方を真似しながら作ってみるということをしたのは、高校生くらいの時。
最近は「自分のオリジナルで勝負がしたい。オリジナルじゃなきゃ意味がない。誰かの真似をしたくない。」そんなことばかり考えてしまう。
この考えが、きっと自分の考えを狭くしていって苦しんでいるのかもしれない。
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話は戻るけれど、私はインプットの量とアウトプットの量の差がありすぎる。学ぶことは真似ぶとはよく言ったものだ。
過去の投稿でも、「学ぶは真似ぶ」なんて言っていたのに、やっていることは真逆だ。
アウトプットの量を増やしたい。
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そういえば、とある先輩も「他人と良いところをたくさん真似すると、いつの間にかそれが自分のオリジナルになっていくよ。」なんて言ってた。
その言葉でだいぶ救われたのに、 「真似することは悪い」という考えをすぐに変えることはできないみたいだ。
そう言っていた先輩は、元気かな。
お仕事中のドリンク代にさせていただきます。ちょっといい紅茶を買いたいです。