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Blues、Classic Rockが好きです。 横浜在住。

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奇跡の軌跡

見えなかった場所が 一つの道で繋がっていく 独りぼっちの暗闇から その一言で開かれていく 悩んでないでこっちを見ろよ 生き方はバラバラでも 生きていることは同じだよ 何もおかしくはないさ 出会えたことは奇跡 この先も続いていく軌跡 熱を帯びていく気持ちは 何かを動かしていくよ 言い争ってしまい 絡まってしまった心 時間が経てば いつのまにか解れている 過ちはいくらでもあるさ 落ち込んでも仕方ない あの時の夜みたいに 騒ぎ明かしてしまおう 出会えたことは奇跡 この先も続いていく軌跡 熱を帯びていく気持ちは 何かを動かしていく

    • (詩)17-18-19

      暑さだけが残ったこの季節も 夕方には優しい風が吹き出すね ベランダに椅子を引っ張り出し 少し早めに酔ってしまおう グラスに注いだビールをぼんやり眺め 泡と液体の狭間に ゆらめいている甘い思い出 痺れた頭の上には ゼリーのような月 大人なんて言われてから 3回目の10年が終わる 経験なんて荷物は たいした重みもなく 今はただ ミントティーみたいな 匂いの夜に包まれているよ 彼方の公園では季節外れの盆踊り 使い古したメロディが聞こえてくる それでも子どもや恋人たちは 光の中

      • 小さな惑星

        君の周りを回り続ける 僕は小さな君の恋人 君はオレンジ色の光を 僕にくれるよ とても幸せ そばにいることもあれば 離れることもある そばにいると眩しすぎて 離れると温もりが欲しい 色々あるさ ふたりのことさ 周りつづける 小さな恋人 引き寄せられる僕の心 君のそばでとても幸せ 彗星になりたいと思うこともある たまにはひとり 旅をしたい でも、そしたら 君の顔が見えなくなる ああ 寂しくなった ねえ 抱きしめて 色々あるさ ふたりのことさ 周りつづける 小さな恋人 引き

        • グッドバイ

          俺がいなくなっても 喧嘩なんかしてくれるな 俺がいなくなっても 適当にやってくれ 花一輪、握りしめ 旅立つから 気が向いたら またどこかで会おう 俺がいなくなっても つまらんものは残してないから 俺がいなくなっても たまには夢に出てくるぜ 涙など要らんよ 今夜の星空みたいに 澄み切った気持ちで 歩いていくから 迷惑かけてしまったかな? 姿は見えなくなっても 忘れられると少しさみしいから ばかげた思い出を作っただけだよ 俺がいなくなっても 喧嘩なんかしてくれるな 好き

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        奇跡の軌跡

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          Rockbound(詩)

          17歳ののどかな秋に 音楽室で打ちのめされた インスタントなステージと 力任せのドラミング たどたどしいギターのリフ 全く聞こえないボーカル 行き先が決まった 生き方が決まった ギターを振り回し 声を枯らして ロックンロールは止まらない 止まらない、止まってくれるな 誰にも止めさせない シャンペンもキャビアも 一通り浴びてみた 甘っとろいセリフだって 何百回も吐いた ベットの中で女は言う 元に戻れないわねと でも 行き先は決まっている 生き方は決まっている ギターを振り

          Rockbound(詩)

          Same old song(詩)

          メロディ 心の奥に落ちていく リズム 心が波打つ 生意気だったあの頃 抱きしめられた気分がした あの声 あのメロディ 喜びに湧いた日も 別れの悲しさも いつもそばで 鳴っていたよ いつか 忘れ去られても 僅かに 残っているだろう 枯れそうな花に 水をあげるように 想いは また芽生えていくよ 誰かに守られている時も 独り彷徨う時も いつもそばに 寄り添っていたよ メロディ 心の奥に落ちていく リズム 心が波打つ メロディ 心の奥に落ちていく リズム 心が波打つ

          Same old song(詩)

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          骨折ブルース(歌入り)

          今日も杖をつき 街を歩く ふらつきながら 街を歩く 使える足は 減ってしまい かかる手間だけ 増えていく トロトロ歩けば 舌打ちされて オロオロしながら 道を渡る 体はこわばり あちこち痛み 途方に暮れながら 独り歩く 愛しいあの娘がいたのなら 肩を貸してくれるのかな? 代わってあげたいと 抱きしめてくれるのかな? 今日も杖をつき 街を歩く ふらつきながら 街を歩く 疲れた身体を横たえて あの娘の夢をみて寝たい 疲れた身体を横たえて あの娘の夢をみて寝たい・・・

          骨折ブルース(歌入り)

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          虹のうた

          太陽はとっくに隠れてしまい 雨が降り続ける 冷たい嘲笑のように 髪を虚しく濡らす どこまで歩いてきたのか 何を求めてきたのか 忘れてしまうくらい 色々あり過ぎた どこで生きているだろうか 誰かに守られているならば 僕の顔など思い出さないだろう そのまま穏やかでいてほしい 過ぎた時間は戻らないけれど 今まで流した涙の粒さえ 虹にしてしまうような いつかその時が訪れる たとえ来なかったとしても あなたに会えたことが 僕にとっての幸せ 僕にとっての人生

          虹のうた

          情熱の日々がやってきた

          今年もこの季節がやってきた 心は軽やかになり、胸は開かれ よろこびが溢れ出し ソーダ水のような空を満たしていく そんな中で 夏が終わる頃になると思うんだ 情熱の日々はいつだって 胸を締め付けるんだ 汗と涙をない交ぜにして ぼくを追い込んでいく 誘惑と孤独ををない交ぜにして ぼくを切なくさせる 陽が落ちて 酔っていることにも気付かず 名前さえ知らない女に身を委ね 火照が冷めない身体と欲望を 貪り続けた そんな中で 夏が終わる頃になると思うんだ 情熱の日々はいつだって 突

          情熱の日々がやってきた

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          無題(曲付き)

          風が吹いていた 湿った風が 古びた駅の前で お前に出会ったんだ 空はいつもどおり曇っていたが 苦しみを忘れられると思ったよ ひとり部屋の中 ひとり椅子に座り ひとり夜を過ごす 胸の奥が苦しくなる 想うのはお前のことばかり やさぐれていたんだ 不器用な言葉しか出てこなかった でもお前は 俺の目をじっと見て 黙って話を聞いてくれた ひとり部屋の中 ひとり椅子に座り ひとり夜を過ごす 胸の奥が苦しくなる 想うのはお前のことばかり 愛など教わったことないのに どうすればそれを知ることができる? でも本当は感じていたと思う お前の優しさを お前の愛しさを ひとり部屋の中 ひとり椅子に座り ひとり夜を過ごす 胸の奥が苦しくなる 想うのはお前のことばかり 今お前がいたならば ここにいたなら 何も言わずに 抱きしめてほしいんだ 何年も流してない 涙を流しながら お前の膝の中で 泣き続けたいんだ ひとり部屋の中 ひとり椅子に座り ひとり夜を過ごす 胸の奥が苦しくなる 想うのはお前のことばかり

          無題(曲付き)

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          詩 One more gin

          One more gin ちょっとくらい羽目外して ジンをもう一杯もらおう 朝になったら 古ぼけたソファーで 静かに眠ろう 小利口ぶった奴らは言うよ あいつは要領悪いだけ だけども俺にはわかるのさ お前の優しさを ちょっとくらい羽目外して ジンをもう一杯もらおう 朝になったら古ぼけたソファーで 静かに眠ろう あいつに惚れてしまうことが 悪いことだとは思わない 後悔してしまう前に 素直になってみなよ 明日なんて考えずに 擦り切れるほど抱き合って それでも側にいたいのな

          詩 One more gin

          無題

          風が吹いていた 湿った風が 古びた駅の前で お前に出会ったんだ 空はいつもどおり曇っていたが 苦しみを忘れられると思ったよ ひとり部屋の中 ひとり椅子に座り ひとり夜を過ごす 胸の奥が苦しくなる 想うのはお前のことばかり やさぐれていたんだ 不器用な言葉しか出てこなかった でもお前は 俺の目をじっと見て 黙って話を聞いてくれた ひとり部屋の中 ひとり椅子に座り ひとり夜を過ごす 胸の奥が苦しくなる 想うのはお前のことばかり 愛など教わったことないのに どうすればそれ

          無題

          Swamp song(key=D)

          よろよろになった太陽が海に消えても 昼間の熱は一向に消えない 虫たちは諦めたように泣いている 月は水面にぼんやりと浮かんでいる 粘るような汗は拭っても流れ 今朝、なじられた時の言葉が消えていく 心の傷も やがてふやけて 同調圧力から解放される 少し濁った水の中に クラゲのように漂っているようだ ほんの一生だけ 悩んだふりでもしよう 飲みに出かけようと思ったが 酔って人の話を聞くことが面倒で 本も開かず、テレビも見ず だるくてギターも持てない ああ、この部屋の中から 外

          Swamp song(key=D)

          ひと匙の優しさ

          見なくてもいいことが目の前に溢れ 見なければいけないことをぼやけさせる 聞かなくていい声が空気に絡まり 聞かなければいけない声を消してしまう 少しだけ離れてみよう 逃げ出したと言われてもいいさ 乾いた心に 優しさを ひと匙入れて 眠りにつこう 気にしなくていいことが目の前に積まれ 気にしなければいけないことを隠してしまう 言わなくてもいいことが誰かを傷つけ 言わなければいけないことがいつも出遅れる 少しだけ離れてみよう 逃げ出したと言われてもいいさ 乾いた心に 優し

          ひと匙の優しさ

          1988

          借りたギターを抱え 窓から見える三日月を眺めた コードすらわからなくて ひんやりとした光をただ受ける 何かが変わると思った 生ぬるい自分の生き方を そっと慰めて 少し強がりたかった 奏でたメロディーは 幼子のように 頼りなげに歩き出し 心に落ちていく 指が動かずに 苛立つ日々が過ぎていったけれど 3つのコードから 初めて曲が生まれた 殺風景な歌に たどたどしいギターソロ モヤモヤしていた気持ちが スッと溶けた感じになった 奏でたメロディーは 幼子のように 頼りなげに

          五月(立夏の頃)

          気分屋の雨は落ち着き 曇り空から太陽が顔を出す 新聞の日付の横に 夏を知らせる二文字が載っている ガレージに放っておいた自転車を 久々に跨って 雨上がりの風が心地よいから 艶やかな道を走っていこう この道を行けば まだ誰もいない浜辺に出るさ 許されるだけの言い訳は ポケットから投げ捨てた この街に移り住んで何年経つだろう あくせく生きてきたのは最初だけで 少しずつだけれど仲間もできた 足りないのは色気だけ 孤独なヒーローだと 拗ねていた頃も 聞き分けのない子どもみたい

          五月(立夏の頃)