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親子関係の話で勘案すること。両親共働き、不登校、保育園の多さ、食育。

マルシェなどのセッションで、
子どもを持つお母さんのクライアントさんにお会いする機会があったので、
セッションの際に何度か言ったことがある。

「問題のない家庭というのはありません」と。

不登校の子供に触れ合ったりとか最近子供にまつわる出来事も多いので、
親子関係が繰り出す問題について勘案していきたいと思う。

子供は常に親を見ている

子供が家の外の世界に出てやってる行動って言ったら、

家で両親とやりとりしていることの延長線上になる。

親が子供に対しての何気ない言葉や態度が、
じつは子供のトラウマになっている可能性がある。

そもそもトラウマになる要因というのは
親の態度がトラウマになっている割合が強いから、

子供にとっては何がトラウマなのか覚えていない。

特に何かいわれたわけで無いが、親の態度で示されている。
子供は敏感だからそういう気まずい空気や空気感を察してしまう。

そういうわけだから、子供は親に苦労をかけまいと本能的に気を使う。

子供を傷つけるとかって、親がそのつもりなくても、
子供って親の顔色を窺っているもの。

最近児童の不登校が多いという問題があるようだが、、
不登校にも色々原因がある。

親子関係がまずいのであれば、それがそのまま学校での態度に出てしまうし、

親が教育現場に違和感を持つ人であれば、
子供もまた同じようになって、不登校になる。

子供は学校だろうが会社だろうが
どこへいっても家庭環境で学んだことをミラーリングしてしまうもの。

「悪魔」という存在


教育という世界は、占星術においては「土星」が支配している世界。

土星と言えば教師の星でもあるが、タロットカードで言えば「悪魔」が相当する。

そのため土星は「悪魔の星」とも言われる。

教育という現場では往々にして、社会に都合のいい人材を養成する。
上の言いなりになって、いわれたことをこなす。
上の言うことに逆らうと厳罰を喰らう。痛い目を見る。

この環境下において、いい成績を取って、結果を出した者が
会社で昇進したりして、自分が教育を受けたのと同じように
下の世代に同じことをやっていく。

周りの教師も悪魔の手先であれば、そこに洗脳された子供も悪魔の手先となる。

周りが悪魔ばかりで誰を頼ればいいのか?

まともな子供は不安になる。

だから不登校になったり、心を閉ざしたりするんだろう。

保育園の多さから見ること

私の住んでる地域では保育園が多い。
まぁ住んでる人が多いところだからそうなんだろうけど、

ちょっと歩いた先にまた別の保育園があるとか、流石にやりすぎでないか。

なんでこんなに保育園があるんだと考えるが、
一つは両親共働きな人が多いということ。

両親がどちらも共働きという現実が
親子間のコミュニケーションを閉塞化させている。

そもそも保育園が多いということ自体が社会問題でないのかと感じる。

社会に出ていって立ち回る力を養うためにコミュニケーション能力が必要になる。
人間は生まれてから5歳くらいまでは、母子にて会話をすることが大事だ。

母親の存在が大事だというのは何度か言及してきた。

しかし中にはその会話が機能していない家庭も存在する。
親が親として機能していないんだ。

共働き家庭なら尚更そうなる率は高くなる。

そういう家庭では食事もレンチンで済ますことも多く、
「食育」というワードが出てきてしまうくらい。
もうこれは正直いって社会問題であろう。

中には土日を会社に食い潰されるような過酷な仕事もあり、
家族が家族として機能しないこともあるだろう。

子供は家庭で身につけたことをそのまま学校や社会に持ち込んでくる。
家庭で基盤を作られていないから、
学校や社会に入って周りとうまく溶け込めないなど、何か問題を起こす。

そうした子どもが大人になると
誰にも相談せず問題を抱え込んだまま自滅する大人になる。

だから親子関係が問題だと言っている。

終わりに

親子関係の難しさを感じさせる。

虐待とかネグレクトとかそういう目に見えて、

生育過程においては明らかな問題ないようでいて、

実は問題を抱えているというのが社会に出ればわかってしまうもの。

問題のない家庭というのはない。
親子関係において、問題が目に見えるだけ実は良心的なのかもしれない。

「親の心子知らず」というが、どっちもどっちなのだ結局は。

大人も、子供の心がわかっているようでわかっていないものだから。

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