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15年の歩みと「今」

2023.08.05 ももいろクローバーZの15周年記念ツアー「QUEEN of STAGE」武蔵野の森総合スポーツプラザ公演に参戦しました。

※本公演からネタバレ解禁となりました。
この日のライブMCでメンバーが決めました。
そのため、この先ネタバレてんこ盛りになります。
自己判断で御覧ください。


ネタバレOK?


---ここから先ネタバレ---


セットリスト

01. 走れ!
02. DNA狂詩曲ラプソディー
03. PUSH
04. 笑一笑
05. Another World(玉井詩織ソロ)
06. じゃないほう(高城れにソロ)
07. バイバイでさようなら
08. Guns N' Diamond
09. PLAY!
10. Nightmare Before catharsis
11. Re:volution
12. HAND
13. リバイバル
14. あーりんソロ曲REMIXメドレー(佐々木彩夏ソロ)
15. 赤い幻夜(百田夏菜子ソロ)
16. 天国のでたらめ
17. GOUNN
18. MONONOFU NIPPON
19. 15周年メドレー
いちごいちえ→ももいろパンチ→ピンキージョーンズ→Z伝説〜終わりなき革命〜→サラバ、愛しき悲しみたちよ→灰とダイヤモンド→MOON PRIDE→夢の浮世に咲いてみな→ザ・ゴールデンヒストリー→BLAST!→クローバーとダイヤモンド→The Diamond Four→月色Chainon→一味同心→いちごいちえ
20. 行くぜっ!怪盗少女
<アンコール>
EN1. DECORATION
EN2. 吼えろ

ライブレポ

※セトリもレポも公式のものではないので間違いがあってもご容赦ください。特にレポはあやふや記憶を元に書いているので違う曲で起きた出来事を別の曲の記憶として書いてる可能性が大いにあります。


アリーナ上手側2ブロック目最前でした。めっちゃ近い!!!!
目の前が通路だから人に埋もれる心配もなく、すごく見やすくて良かった。

自引き💪🎫

開演前、ステージに大きな扉が2つあるなぁ、って思ってたんだけど、開演してそれが大道具ではなくて大型ビジョンだったことを知りまず驚いた。
ビジョン?モニタ?どう呼ぶのが正解か分からないけど、ステージの両横に会場備え付けの大型モニタがあり、それとは別にステージ中央後方に大型ビジョン、そして扉だと思いこんでいた縦長のビジョンが2つ、という構成。
その中央ビジョンに過去のメンバーの映像や写真がたくさん流れて、ああ15周年のライブだなぁと実感した。

登場した4人は黒いドレス姿で、「QUEEN」の名に相応しいその姿にめちゃくちゃテンションが上がった。
ドレスの形はメンバーそれぞれ少しずつ違っていて、百田夏菜子(推し)のスカートは一番ボリュームがあってロング丈で「この衣装じゃ踊れなさそう」と思った。
それはそうと、黒ドレス×明るめロングヘアの夏菜子ちゃん、めちゃくちゃ美しくて「好きなビジュアル〜〜〜〜〜!」ってなりましたが。
4つの大きな箱のようなものに乗った4人はその箱ごと前に出てきた。箱は移動式。この後もめっちゃよく動く。

1曲目『走れ!』の前に4人がアカペラでゆっくり歌詞?を歌い上げるシーンがあって、何の曲だっけ?聞き覚えがあるような、でもたぶん原曲とはリズムが全然違うしこういうの思い出すのがすごく苦手で分からん、って思ってたら『走れ!』が始まって「知ってる曲!」(当たり前)ってなった。

「踊れなさそう」と思った予想が当たって『走れ!』は簡単な手振りとサビの左右に振るところだけ。その代わり、ライブ開幕ということもあってあちこちに向かって手を振ったり笑顔でレスをしている姿が見れてこれはこれで良かった。
照明を落としてペンライトを振るところでは、夏菜子ちゃんがペンライト点灯のタイミングに少し遅れてしまって、(暗くて顔は見えないけどヤベって焦った顔してるんだろうなあ)と妄想した。かわいい。

2曲目が『DNA狂詩曲ラプソディー』で、え!?激しい曲来た!?と思ったらメンバーのスカートがパージして動きやすい黒ドレスにフォームチェンジした。そうきたか!とびっくりした笑
箱から降りてきて、ステージ中央でのパフォーマンス。白い衣装のバックダンサーさんたちも登場して一層華やかになった。
黒ドレス×『DNA狂詩曲ラプソディー』、衣装と楽曲の親和性高くてめちゃくちゃカッコ良かったし美しかった。

3曲目『PUSH』は個人的には意外な選曲だったけど夏らしさを感じられて楽しかった。『DNA狂詩曲ラプソディー』、『PUSH』と続けて声をたくさん出せて一気に体温も上がったような感覚。

ここでMCだったっけ?
MCというかBGMが流れてる中でビジョンに「高城れに」「佐々木彩夏」「玉井詩織」「百田夏菜子」って名前がデカデカと順番に表示されて、その表示されてるメンバーが挨拶とコール&レスポンスをして「よろしくお願いします!」→次のメンバーにバトンタッチ、っていう流れだった。
いつもの自己紹介やらないんだ?って思ったけど、それはまたこの後ちゃんとやってくれたから良かった。
コール&レスポンスはれにちゃんがなんかよく分からない単語を私たちに言わせてきて(なんて言ってたか忘れた)、それをあーりんが「なにそれ?」って苦笑した顔してたのが印象的だった。笑

曲前だったか、メンバーが「大人も子供も一緒に踊って楽しめる曲です」って言って続いての曲は『笑一笑』。
大好きな曲なので15周年ツアーのセトリに入ってるの嬉しかったな〜!いつ見ても心があたたかく優しい気持ちになる曲。

このときトロッコだったっけ?
結構近くを通ったんだけど、メンバーはスタンド席を向いている時間が長くてほぼ背中だった(ライブの終わりにMCで『背中とかお尻とか向けてごめんね』『でも私たちお尻にも目が付いてるから』って言ってくれたのが優しくて嬉しかった)。

『笑一笑』は青春ツアー当時たくさんフリコピ講座受けたからフリコピは染み付いてて忘れてなかったんだけど、名前コールの順番は結構忘れてて反省。

しおりんが1人残ってソロで『Another World』、続けてれにちゃんもソロで『じゃないほう』。百田夏菜子推し・日頃ライブ以外で音楽を聴かないオタクのため、どっちの曲もほぼ初見だった。
しおりんはビジュアルの良さが強烈に記憶に残っている。ボブしおりんの黒ドレス姿、ボブ故に昔の幼さの面影もありつつ、でも年相応な大人の魅力も醸しつつ、という絶妙なビジュアルがあまりに良かった。あと背中。黒ドレスの背中、首元が少し肌を露出させていたのが色っぽくてドキドキした。思わず隣のしおりん推し(連番相手)に声をかけようとして「あ、今声をかけたら迷惑か」とギリギリ思いとどまった。
れにちゃんはステージの上手端にあった階段に腰掛け歌う姿が美しかった。下手側では赤髪ボブのダンサーさんが1人で踊っていて、れにちゃんの心情を映し出したようなその踊りに魅入って見ている時間が長かった。

バイバイでさようなら』で4人が黒ドレス×黒ハットで登場した。モニタに映るメンバーが白黒になっていて、真っ先に思ったのは「しおりん、オードリー・ヘプバーンじゃん!!!」だった。今日はあまりにしおりんのビジュが良かった。
三角のハンカチーフ?を使ってパフォーマンスをしていたのもこのときだっけ。4つの箱の中に入って、囲われた狭い世界の中で踊る4人。夏菜子ちゃんがカメラに抜かれたときに表情を見たら、「わ、女優さんだ……」って思った。夏菜子ちゃんというか、百田夏菜子さん。だった。そういうの、ドタイプなので興奮した。

『バイバイでさようなら』の最後に両手を胸の前で組み「チーン」と死を告げる音。からの『Guns N' Diamond』。今日のセトリの中でも特に好きだった流れのうちの1つがここだった。モニタは引き続き白黒の世界で、そういう世界観の中でパフォーマンスする4人がいつも以上にカッコよく見え、魅入った。

今日は「ここの演出いいな」って思う瞬間が多くて、いや元々好きな演出っていろいろたくさんあるけど、今日見た演出はどれも「曲やパフォーマンスの素材の良さを生かしてさらに魅力的に引き立てる演出」だったなって思った。
元々良いもの、元々好きなものが、さらに魅力的に見える、さらに好きになる、そんな演出やセトリが多くて、その1つ1つに「わ、良いな!」ってトキメイた。

そんな中でも特に好きだったのは『PLAY!』。
最初は歌詞の通り「スワイプでトリップ ゲームを続けよう」で後ろのビジョンがゲーム風画面になったり、宝箱に辿り着いて経験値をゲットしたりとポップで楽しい感じ。「いろんな人に会う旅をしたんだ」で6人のダンサーが登場してみんなで和気あいあい。
途中、れにちゃんが1人はぐれて、紫の傘を持ってる。雨が降ってきて、他の9人は雨に打たれて大慌て。れにちゃんは1人傘を指して「どの選択肢を選んでも経験値は上がる」。
その後、9人も無事傘を手に入れる。十人十色の傘。4人はもちろんメンバーカラー。他の6人は青、緑、白、オレンジ、水色、ネイビー。青と緑がある、って思ったけど、他にも4色関係ない色があるから"あかりんと杏果"を指すわけじゃないのかも?深読みしすぎだな、と思った。
思った、のに、曲の終わり、ステージ前方に並んだ傘は6本。
4色と、青と緑。

傘の後ろにメンバー4人。さらに後ろにダンサーさん。
残りの4本の傘は後ろのダンサーさんが持ってる。
うーわ、やっぱり意図的じゃんか!!!!

『PLAY』って曲が作られた時期のこともあって、コロナ禍でなかなか会えなかったももクロとモノノフの関係を歌った「離れていても繋がってる」って曲だと思っていたのに、
この傘の演出によって「いろんな人に出会う旅」「どの選択肢を選んでも」「離れていても届くでしょう」の意味が、4人と2人のことを歌っているように聞こえてくるの、ズルすぎた。
6人時代も5人時代もあっての今の4人なんだ、って改めて実感してグッときた演出だった。

Nightmare Before catharsis』で再びトロッコ。また背中多めだったけど、夏菜子ちゃんが少し通り過ぎてからこちら側を向いてくれて、投げキッス。その投げキッスの方向がこっち向きだったから、私宛だった、と勝手に思い込んでおきます。めーちゃくちゃ可愛かった。だいすき。

背中を見たりモニタを見たりしながらコールを叫んで騒いだの楽しかったし、後半でラケットを取り出した4人がカラーボールを投げ入れてくれて、その行方を負うのにまた慌ただしくなって楽しかった。笑
ラケット使わず投げてるときもあって、結構な剛速球が結構な飛距離飛んでたりして笑った。結構近くまで飛んできたときもあったけどボールはゲットならず。連番相手と「残念でしたねー」「でも(こっちに来るかもって)夢が見られる場所ではありました、良かった」「ですねー」って話をした。

「直撃しちゃった人ごめんねー」「サインが書いてあるボールもあるのでよく見てね」等々話してからここで自己紹介、だったはず。
てっきり自己紹介やらない(さっきのコール&レスポンスで済ませた)ものだと思ってたから嬉しかった。れにちゃんが客席からの「れにちゃーん!」の声を聞いて、さらに耳に手を当てておかわりを要求してたのはこのときだったか、さっきのMCのときだったっけ?れにちゃんらしいなぁと可愛かった。

メンバー「早いもので次がもう前半ラストの曲です」
オタク「ええー!」←ノリで言ったもののまだ前半かー良かったーって思いながら言ってた
メンバー「次は、最近出した新曲……2曲あるんですけど、その片方です」という流れから、田中将大登場曲『Re:volution』。

新曲2曲とも予習の時点で「結構好みだな〜」って思ってたから楽しみにしてたんだけど、『Re:volution』は歌詞がね、好きなんですよ。
田中将大曲は大体歌詞が好きです。来世は田中将大として生まれたい(これずっと言ってる)。
ライブで見ると「革命の足音はもうすぐそこにある」と「涙は歓びのためにとっておくのさ」がめちゃくちゃカッコよくてグッときた。

HAND』のときにメンバーの後ろのビジョンに大きな影ができてて、最初は本物か?いやでもこの大きさは偽物か?と思って見てたら、途中から影とメンバーが違う動きをし始めて、事前撮影の影だと分かった。
ステージにいるのは4人だけど人格は8つあるような、1人で2つの動きを魅せる演出が素敵だった。

続いての曲の前に4人がハモるシーンがあり、その歌声に心地よさを感じると同時に「何の曲だろう?」って思考を巡らせていた。
この音程、聞き覚えあるような、なんだったかな、と思っていたところに「Go on more and more♪」が入ってきて「『リバイバル』だー!!!!」となった瞬間のカタルシスたるや。
そして始まった『リバイバル』、過去イチ良かった。

夏のライブと言えば去年はバンドセットでいろんなアレンジで楽曲に変化がもたらされて新鮮で楽しいライブだったけど、
今日は音源でも細部を変えるだけでこんなに見方・聞こえ方が変わるんだ、ってびっくりするくらいパフォーマンスが過去イチカッコよくて楽しくて自然とノレて身体が揺れた。
もともと好きな曲だったけど『リバイバル』のことがますます好きになった。

あーりん以外の3人が退場してあーりんソロ。あーりんコールを言ったかと思えば佐々木コールになり、どの曲が来るんだ!?って思ってたらそのままあーりん曲メドレーだった。
あーりんのソロコンって映像では見たことあってもライブに行ったことはなくて、その片鱗を味わえた気がする。なんていうか、エレクトリカルパレードみがあって「みんなの想像してるTHEあーりんそのもの」って感じのパフォーマンスなの、良い意味で。料理屋で注文した料理を食べたら求めてた味ドンピシャで感動した、的な意味で。
あーりん味を5分間でたっぷり堪能しました。

そして弊推し夏菜子ちゃんはどの曲がくるだろうか、と思ってたら『赤い幻夜』のイントロ流れて「優勝!!!!!」ってなりました。ソロコンぶりにライブで見られると思ってなかったよ……嬉しかった……。
そして再登場した夏菜子ちゃんが小林幸子のような豪華な白衣装で登場して驚いた。翼のような腕を広げて、顔以外ほとんど衣装に覆われててなんなら髪も服の中に隠れて?ボブに見える瞬間もあった。
たぶん中にもう1つ衣装着込んでるんだろうな、さっきの黒ドレス衣装みたいに部分的にパージして白ドレスになるんだろうな、楽しみだな、って思った。

両腕を広げた姿勢でほとんど動かなかったから、その分歌に集中して聴くことができた。
映画「すくってごらん」を思い出したし、映画では着物だったけどこういうオーラのある洋装にも似合う曲だなぁと思いながら聴き惚れた。

『赤い幻夜』から『天国のでたらめ』に繋げようと提案した人誰ですか????天才。
『天国のでたらめ』のイントロ、そして3人も白衣装で登場して、息を呑んだ。マジかよ。
幻想的な曲が続いて、しかも推しのソロ曲から個人的に思い入れの強い『天国のでたらめ』だったから尚更ライブに没入した。歌詞のひとつひとつが心に沁みてちょっと泣いた。

『天国のでたらめ』はダンスも好きなのでこの衣装では最小限の動きだけでダンスが見れなかったのは残念、でもそれはそれとして、曲と衣装はやっぱりすごくマッチしていて、そういうところでも演出の良さを実感した。
あと『赤い幻夜』ではほとんど動いてなかった夏菜子ちゃんが『天国のでたらめ』では手振りをしていて「あ、この衣装動けないから静止してたわけじゃないんだ」って思った←

『天国のでたらめ』からの『GOUNN』はもうさあ、ズルじゃん。
「踊るきみの姿のすべてを笑う顔も口癖も覚えて生まれかわるから来世もよろしく」からの「前世も一緒にいたようなカルマ」じゃん。
夏菜子ちゃんの「あなたに逢いたいよ」が耳に入った瞬間に泣きました。いやそもそも泣いてたんですよ『天国のでたらめ』で。そこにその歌詞が飛び込んできたらそりゃ立て続けに泣くじゃん。えーん。

で、オタクが泣いてるところに、間奏のデ・デン・デン・デデン!の音と同時に衣装が弾けて、出てきたのメンバーカラー衣装じゃん!???!?!
騙された!!!!!
(オタクが勝手に白衣装だと思い込んでただけ)
黒ドレス衣装も白ドレス衣装も1ミリもメンカラ入ってなかったからまさに「新しいももクロを見せる」ってこういうところだなぁ、と思ってたから満を持してメンカラ衣装飛び出してくるのびっくりしたしめちゃくちゃ嬉しかった。
新しい魅力もたくさん感じつつ、でもこうやって変わらない魅力も見せてくれて本当に嬉しい。

メンカラ衣装になった途端に華やかになった感じがして、『GOUNN』もすごく明るさ、ポップさを感じられてすごく楽しかった。泣きながらフリコピしてた。
あと改めて『GOUNN』の歌詞大好きだなと。言葉遊びが楽しくてキュート。この可愛さをさっきの白ドレス衣装のまま歌われてたら違った感想になってただろうし(それはそれで似合いそうな気もするけど)、本当にどの曲も衣装との合わせ方がベストマッチだった。

そしてもう1つの新曲『MONONOFU NIPPON』。
こういう和音が入ったロックな曲っていうのかな、大好物なので予習時点で「え、めっちゃ好き!」って思ってたんだけど、ライブで聴くと音源以上に楽しさマシマシで大好きだった!思ってた以上のライブ映え曲だった!
ちゃんと予習してたのでコールもめちゃくちゃ言えて楽しかった。

曲終わり、メンバーから「コールすごかったね」という話。
「前の2公演でもやったけど、そのときは音源もない状況だったから。配信されてからは今日が初披露だったけど、コールの圧をすごく感じた」とのこと。

どのタイミングでやってたかあやふやだからMCの話ここにまとめて書いちゃうんだけど、今回のライブでは手持ちマイクとヘッドセットをブロック毎に切り替えてパフォーマンスしていて、メンバーはMCのとき2人ずつ交代で退場→持ち替えて登場、ってやってた。
あやかなこペアで引っ込むとき、夏菜子ちゃんが先に退場しようとして、あーりんに「行くよー」って声掛けて、あーりんが夏菜子ちゃんの持ってたタオル掴んで犬のリードのようにして退場するシーンがあって可愛かった。

その後、あやかなこペアが戻ってきてMCをするとき、夏菜子ちゃんがタオルを掲げて、1人では広げきれないから反対側をあーりんに持ってもらおうとしたんだけど、あーりんがその意図に気づいて反対側を持ちつつ
あーりん「地方公演みたいにご当地ネタが使えない東京公演だからってグッズ紹介でMCを稼ごうとしないで〜!」「他の公演では『名古屋で味噌煮込みうどん食べました』とか話せるけど東京はそれができないからってグッズ紹介しようとしてるー!」
って叫んでこの後夏菜子ちゃんが言おうとしてること全部潰したのめちゃくちゃ笑ったwww

尺稼ぎがバレた夏菜子ちゃんはその後
「ドランクドラゴンの塚地さんと番組収録でお会いして『8/5のツアー行きます!』って言われたから『差し入れ期待してます!』っておねだりしちゃった」「そしたら今日大きなプリンを差し入れてくれたの!」「しかも1個あたり良いお値段するやつ」
って話をしてくれました。塚地さん、自分からももクロに絡みに行かないタイプだから逆にももクロちゃん側から「差し入れお願いします」ってきっかけ出してるの、良い関係すぎる〜〜
途中からた行(玉井高城)も戻ってきて、「みんなと一緒にこの会場のどこかにいると思う」「今日はまだ見つけてない」「家族に持ち帰れるくらいあるから帰りが楽しみ」って話もしてた。

あとMCでしおりんが「(ツアー前にボブにしたけど)またちょっと切ったの」という話から、夏菜子ちゃんが髪を切ったことに気づいてなかった話。
しおりん「気づいてなかったでしょ、だってライブ前に言われてない」
夏菜子「いやぁ〜(ヘラヘラ)スタイル良く見えるなーって」
しおりん「誤魔化されてる!」
れに「ダメ男の代表みたいwww」
夏菜子「え!? 私ダメ男なの?! 私!?www」
ダメ男彼氏(夏菜子)と健気彼女(しおりん)ご馳走様でした。

それから「前回まではネタバレNGってことになってたけど、もう良くない?どう思う?」って話をしてて、前半組が結論出ずに後半組に「決めといて、後で教えて」って押し付けて行ったの良かった。笑
あーりん「衣装そろそろ載せたいじゃん?」
れに「アンコールTシャツはOKってなってたはずなのに、この間載せたらマネージャーさんからすぐ電話かかってきて『ダメですよ!!!』って怒られた」
誰か忘れた「1枚目は関係ない写真にして2枚目から衣装載せる?」
夏菜子「実際ネタバレって気にする?」
詩織「いや私は全然。全曲知ってる!ってアーティストさんなら予習なしでも行くけど、何曲かしか知らないアーティストさんだとむしろ予習して行きたかったりとかあるよね」
詩織「ハッシュタグ付けたらいいじゃない?見たくない人は自衛してもらって」
あーりん「結論出た?」
詩織「結論出なかった〜」
とかとか話してた。結果ネタバレOKってことになりました。

「いくつかあった山場が全て終わったので、あとは楽しむだけ」って言ってたのはしおりんだったかな。たぶん、一番の山場は『リバイバル』だっただろうなぁ、と思った。

メドレーは『いちごいちえ』から始まった。ステージ後方のビジョンにはテレビが映し出されてた。そこに「2009」って文字と『ももいろパンチ』のMV。MVに合わせて、当時の振付で踊るメンバー。そしてまたビジョンには「2010」の文字と『ピンキージョーンズ』のMVに切り替わり、メンバーが踊るのはやっぱり昔の振付。その繰り返しでメドレーは進んでいった。
昔と今が交錯するステージ。ファン歴10年未満の私ですら胸いっぱいになったんだから、それ以上の人からしたら特別な思いだっただろうな。

Z伝説〜終わりなき革命〜』のときだったと思うんだけど、MVの中で杏果のソロカットが使われてて、それがすごく嬉しかった。他の場面で6人のシーン、5人のシーンもあったけど、「ソロカット」っていうのが特に嬉しかった。
4人プロデュースのライブ、15周年記念のライブ。傘の演出もそうだし、こうして実際の映像も使ってくれて、タブーなんてないんだよってはっきりと提示してくれた気がして。

MOON PRIDE』は客席の沸き方が一際大きかった。笑 やっぱりみんなムンプラ大好きなんだなぁ。笑

私は『GOUNN』の頃にももクロを知って、ライブに行くようになったのは2016年くらい。だからメドレーもそのくらいの時期から「そうそう、私にとってのももクロってこれなんすよ」って気持ちになったり、「そっか『BLAST!』ってそんなに前かあ!」とか思ったりして。
なんていうか、「懐かしい」とはちょっと違う感覚だった。「懐かしい」ってなんか心の距離が遠いというか、「今とは違うもの」を見たときの感情じゃない? でもMVとそれにシンクロしてパフォーマンスする4人の姿を見ていると「あの頃も今も変わらず好きだ」って、昔現場で感じた「楽しかった」気持ちと今目の前で感じてる「楽しい」気持ちが重ね合わさるようなメドレーだった。

クローバーとダイヤモンド』の間奏でメンバーの姿が見えなくなって、え、え? 何があるの? と一瞬不安になったけど、何てこともなく「ありがとう」の直前に4人揃って現れて、お互いに大きな声で「ありがとう!」をぶつけ合えて嬉しかった。まぁ泣くよね←
そこからの『The Diamond Four』『月色Chainon』『一味同心』もすごく感動したなぁ。
『一味同心』は西武ドームでの初披露で感動して爆泣きしたのを思い出してやっぱり泣いてた←オタクすぐ泣く
そしてそんな感動的なシーンから、最後に『いちごいちえ』に戻ってくるのがまた良すぎてさぁ。←ここまでずっと泣いてる

「次が本編ラストの曲です」「この曲は、たくさんの人に知ってもらうきっかけだったり、出会いのきっかけになった曲で、この15年間でいろんな景色を見せてくれた曲です」
というようなことを夏菜子ちゃんが話して、ラストは『行くぜっ!怪盗少女』。

これまた演出が良かった話なんですけど、ビジョンに映ってる映像が昔のライブ映像と、今まさにやってる映像が入れ替わりで映されるんですよ。
最初見た時は昔の映像だったから「あ〜ステージの『今』と映像の『昔』でエモくなるやつ〜」って見てたら、いつの間にか今の衣装で踊ってるメンバーが映されてて「え!?何事!?」ってなった。
しかも、『昔の夏菜子ちゃん』→『今の夏菜子ちゃん』とか、『今のあーりん』→『昔のあーりん』みたいに、同じメンバーでスイッチングされるの。
そんなの良すぎるじゃん!???!?
しおりんが髪を切ってボブヘア になったことで『昔のしおりん』→『今のしおりん』のスイッチングがより魅力を増してて、どちらもボブヘア だけど変わらない良さもありつつちゃんと大人のビジュアルになったんだなぁって実感した。

メドレーと怪盗少女、これらをメンカラ衣装でやってくれたのも本当に「大正解」でした。初期から変わらず一貫してやってきたド派手メンカラ衣装だからこそ、「15周年の歩み」を感じられて映えるパフォーマンスだった。

アンコールの開幕は『overture』。
今回、FC限定(白ベレー帽を被る)でovertureが撮可だったので、コールはもちろん入れながら、撮影もしました✌

@arai_mikan

⚠️動画ラストにツアー衣装ネタバレあり⚠️ めちゃくちゃ良いライブだったので残りのツアー行ける人は行った方が良いです 「QUEEN OF STAGE 15th Anniversary Tour MOMOIRO CLOVER Z」 2023.08.05 武蔵野の森総合スポーツプラザ #ももクロ #momoclo #ももQ #ももいろクローバーz #百田夏菜子 #玉井詩織 #佐々木彩夏 #高城れに #撮可 #アイドル #推し #momoirocloverz #ももqうりゃおい

♬ overture -Momoiro Clover Z sanjou!!- - Momoiro Clover Z

最後にメンバーが扉の向こうに見えて慌ててズームしたらギリギリ収められて満足です。

アンコール1曲目は『DECORATION』。
トロッコで一周。やっぱりスタンド側向いてる時間が長かったけど、4人ともカメラアピールをしっかりしてくれてたからモニタ見ながらコール入れてるだけでも幸せだった。
メンバーが腕に今回のグッズの「いちごだっこちゃん人形」を腕に付けてたんだけど、一番後ろでメンバーがトロッコ乗り換えた後にあーりんの腕にしおりんの人形が付いてて、あーりんがカメラに向かって何度も「これ!」って指さしてアピールしてた。笑
ステージに戻ってきて、上手側であーりんと夏菜子ちゃんだったかな、ワチャワチャしてたらあーりんが歌詞飛ばしちゃってた。どんだけ夏菜子ちゃんに夢中だったんだ。笑

曲終わり、あーりんが人形の件を「置いてかないで!」と指摘するも「あーりんなら持ってきてくれると思った」と飄々としてるしおりんが愉快だった。
『DECORATION』について、「この曲も最初にもらったとき衝撃だったよね」って当時を振り返ったりして、アンコールラストの曲へ。

アンコールラストは『吼えろ』。
めちゃくちゃ嬉しかった!あまりに完璧なセトリだった!
『走れ!』で始まって、前半ドレス衣装や演出で「新しいももクロ」を見せ、後半メンカラ衣装やメドレー、昔の振付や昔の映像でこれまでの歩みも見せ、最後に『吼えろ』で「それでも迷ったら後ろを振り向け あの日の仲間たちがそれぞれの拳を掲げてる」で締めくくるの15周年ツアーとして完璧すぎませんか????
めちゃくちゃ感動した。

あと、連番相手がウリャノフだったんだけど、『吼えろ』のウリャオイ入れるタイミングが完全に一致しててコールしてて楽しかったし連番して良かった〜!って思った。
「吼えろ〜〜〜〜!」の部分に被せてコール入れる声聞こえてきたけど私は言わないでロングトーン聴いてたい派なので!ロングトーン終わった瞬間に隣から「ウリャ」聞こえてきて内心ガッツポーズだった。
連番ありがとうございました。

おわりに

ライブ後の感想戦で連番相手に「今日一番良かったと思う曲は?」と聞いたら「リバイバル」と返ってきて、「同じ!!!!」ってなったの超良かった🤝
『吼えろ』のコールといい、感性の近い人と一緒に見るライブ、めちゃくちゃ楽しかった。
お互いももクロにハマった時期も違えば今の主現場も違うけど、それでも同じライブを見れば同じ感想を共有できる。
シンプルに「ライブの楽しさ」ってこういうことだよなぁと原点に帰るような気持ちになったライブ終わりだった。

感想戦で食べた中華美味しかった

みんないろんな形でももクロと出会ってるだろうし離れた理由もそれぞれだろうから「今ももクロから離れた人でも絶対楽しめるライブだよ」なんて綺麗事は言わないけど、少なくとも私は「今まで見てきたももクロのライブで今日が一番良かった」と思いました。

もう昔の記憶なんてあんまり残ってないから、比べられるものでもないんだけどね。その当時ではその当時の楽しさが絶対にあったし。それに、これまでの積み重ねを見てきたからこそ「今日の良さ」が実感できたと思うし。
それでも、「最新のももクロが最強のももクロ」という言葉が相応しいような、そんなライブでした。

ツアー、地方公演はまだチケットあるみたいです。
このnoteを読んで、少しでも気になったら、見てもらえたら幸い。

私ももう1公演くらい行きたいなあ。
10月の武蔵野の森、行きたいなあ。

チケット買おっと。

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