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15th♾️

2023.05.17 ももいろクローバーZの15周年記念ライブ「代々木無限大記念日 ももいろクローバーZ 15th Anniversary」に参戦しました。

もう1か月も経っちゃったけど自分のための記録として残しておきたいから書きます。もうだいぶうろ覚えなので細かいパートとかMCとかは忘れました。大体「オタクがどう思ったか、感じたか」の話。

セットリスト

01. overture 〜ももいろクローバーZ参上!!〜
02. 行くぜっ!怪盗少女
03. ダンシングタンク♡
04. ピンキージョーンズ
05. Z伝説 ~ファンファーレは止まらない~
MC
06. 吼えろ
07. stay gold
08. 労働賛歌
09. Z女戦争
10. 笑一笑
幕間映像
11. Nightmare Before Catharsis
12. CONTRADICTION
13. ゴリラパンチ
MC
14. MYSTERION
15. BIONIC CHERRY
16. コノウタ
MC
17. ツヨクツヨク
18. クローバーとダイヤモンド
19. スターダストセレナーデ
バンドメンバー紹介
20. 走れ!
<アンコール>
EN1. ヒカリミチ
MC
EN2. いちごいちえ
EN3. あの空へ向かって

ライブレポ

北スタンドの2階?3階?とにかく一番上のブロック。
でもステージ近くのブロックだったから悪くない場所だったと思う。

久々の声出しももクロライブ、何の予習もして来なかったけど不安はなかった。
久々の声出しoverture。
3年ぶりでも忘れるわけがなかった。身体が喉が覚えてた。
全力で声を出しながら、ちょっと泣きそうになったけどグッと堪えた。泣いちゃったら声出ないからね(嘘。泣いててもまぁまぁ声がデカい)。

「Z〜〜〜!」の声に合わせて正面ステージに出てくると思っていたメンバーはまさかのセンターステージに出てきた。
え、そっち!?
センターステージを見るには身体を90°反転させないといけないから、メインステージ横のモニタが見えなくなる。ちょっと見づらい。
豆粒サイズの4人は不動だ。
ちょいちょいモニタを盗み見たけど、「強さ」が前面に出てるメイクだな、と思った。目尻がつり上がっていて、勇ましい、を超えて、神々しい、と思った。「太陽神」だと、脳内で勝手に名前を付けた。
ゾクゾクした。興奮した。
今まで見てきたどの百田夏菜子よりも「太陽神」じみたビジュアルだった。

たっぷりの間から始まった1曲目は『行くぜっ!怪盗少女』だった。
「あ、言わなきゃ」と思うより先に「かなこぉ〜⤴」って声に出していて、言った自分自身で驚いた。笑
それ以降も、言いたいコールは一つも漏らさず言えたと思う。
声が出せなかったこの期間のライブがなかったかのように、前回もこうして声を出していたと錯覚をするくらい自然と声が出て、「久しぶりの光景」ではなく「当たり前の光景」だと感じた。

エビ反りジャンプに向かう百田夏菜子を黙ってじっと見つめる。
コロナ以前から、ここの口上は言わないと決めている。
推しているアイドルは一人ではないけれど、その中でも百田夏菜子に対する気持ちは一番「信仰心」という言葉が近い。
神様に祈るように。
天を仰ぎ背を反る百田夏菜子に赤いペンライトを捧げた。

『行くぜっ!怪盗少女』『ダンシングタンク♡』『ピンキージョーンズ』『Z伝説 ~ファンファーレは止まらない~』の開幕セトリは良すぎた。
自己紹介曲、声出し、コレだよコレ!身体が求めていたライブそのものだった。

ダンシングタンク♡』はコロナ禍に生まれてコールなんて決まってないから逆になんでもやりたい放題だった。何言ったか忘れたけど、たぶんフゥ〜!とかなんとか好きに叫んだと思う。
ピンキージョーンズ』は6人全員名前呼んだよ。「シャイニーくももかがやくよ」あそこ言いたくても言うの難しくて声小さくなっちゃうのは仕方ないよね。笑
Z伝説 ~ファンファーレは止まらない~』はこの瞬間まで「8文字コール」なんて存在ごと忘れてたのに、ライブを見てたら自然と「あ、れにちゃんの8文字ってなんだっけ」って思ってたし、その答えが頭に浮かぶより先に「笑顔が一番!」って声に出してて笑っちゃった。身体が覚えてる。
百田夏菜子の「止まらねえぜ!」が、コロナ禍から今日この日まで止まらず進んできたことを表すような歌詞に思えてグッときた。

最初のMCで自己紹介。
ありったけ名前を呼んだ。叫んだ。
嬉しそうな4人の顔が見れて本当に嬉しかった。

名前を呼びながら、コールを言いながら、何度も胸からこみ上げてくる感覚があった。
でも泣いたらコールできなくなるから、泣かないぞ、と強い気持ち。
ライブ中ずっと、声を外に発しながら、内側(自分自身)にも、押さえつけるように声を出していた感覚だった。

MC終わり、「次の曲は昨日夏菜ちゃんが泣いた曲」「仲間のことを歌った曲」と言ったその二言で『吼えろ』だって、ピンときた。
予想じゃなく確信だった。
それはだって、そうでしょう?
仲間のことを歌った歌詞ということもあるし、加えて「4人になった直後の曲」でもあるわけで。
ももクロの曲、仲間を歌った曲はたくさんあるけどさ、『吼えろ』はその中でも特別な曲だって思うの、私だけじゃないと思うんだ。

それでも 迷ったら 後ろを 振り向け
あの日の仲間たちが それぞれの拳を 掲げてる

『吼えろ』

「今日は泣かないで歌う」「お、フラグ?」なんて言われてたけど、泣かずに歌い切った百田夏菜子さん、強くて輝いていてカッコ良かったな。

そこからもセットリストが全部良くて何が来ても楽しかった。
Z女戦争』はとある理由で好きなパートがあるんだけどレア曲なので久々に見られた嬉しさったらなかったな。胸をぎゅっと抱きしめるように噛みしめるようにそのパートを聴いた。
Nightmare Before Catharsis』の「KEEP ON FIRE」「BE MY FIRE」は誰よりも声を出した自信しかない。なぜかめちゃくちゃ声出しやすかった。メラメラしたし、オラオラした。楽しかった。
CONTRADICTION』『ゴリラパンチ』は特に歓声が大きかった印象。みんなが「待ってました!」と言いたくなるセットリスト、本当に良かったし、その後にコロナ以降の曲『MYSTERION』を入れてくるのもまた「今のももクロ」を体現していてカッコよかった。

途中のMCだったかで「コールありのももクロのライブが初めての人?(=コロナ禍でファンになった人)」という質問があって、周りで手を上げている人が結構いて驚いたし嬉しかった。
私の斜め前の男性が手を上げてて、隣のたぶん初対面の人と「え!そうなんですか!おめでとうございます!」「ありがとうございます!」ってやり取りしていたのがあたたかい光景で素敵だった。

BIONIC CHERRY』のイントロと同時にどこからともなく「アアアアア~~~~!」みたいな奇声が聞こえてきて愉快だった。
『BIONIC CHERRY』ってもともとカルト的な人気がある(熱烈なBCファンがいる)曲だと思ってるんだけど、奇声を発するほど好きなんか、すげえな、と、1ミリの嫌味もなく素直に関心した。
奇声は10秒くらい聞こえてきた。そんなに好きか。そんなに好きな曲があるって良いことだ。

『BIONIC CHERRY』のメンバーと一緒に歌うところはコール以上に涙腺やばくて、胸があっぷあっぷになりながら歌った。

愛をこの手に
愛のイナヅマ
愛の始末をつけられるのは
強くいさぎよい愛だと知った、
波乱のエヴリディ

『BIONIC CHERRY』

歌詞を間違えないようにとモニタを見たら歌詞を余計意識してしまって、ステージと客席を一望できる2階スタンド席からの景色を見て「愛のある空間だなぁ」ってすごくすごくこみ上げてきた(けど泣かなかったよ!)。

余談。
終演後にフォロワーが「BCで思わず声上げた」って言っていて、BCに奇声あげるマンって複数いるんだなあ、と思ってツイートを見てたんだけど、よくよく話を聞いてみたら席が同じ北スタンドで縦列も同じブロックだったことが判明して、たぶん私が聞いた奇声はフォロワーのものだった。
そんな偶然ある? 世間は狭い。クソワロタ。
BC奇声あげるマンが複数いるんじゃなくて良かった。いや、いてもいいけどさ。笑

コノウタ』の
「コノコエ届かなくても 何度でも歌い続けるよ」
という歌詞を聴きながら、

「コノコエ届かなくても」
=コロナ禍でコールができなくなったモノノフの声
「何度でも歌い続けるよ」
=それでもアイドルを、ライブを続けてきたももクロ

ってももクロからのメッセージのように響いてきて、すごくグッときたし、続けてきてくれてありがとうって改めて思ったし、今日コノコエを届けることができてすごくすごく嬉しいなって一層思った。

久々のコール&レスポンスで「はいはいはーい」って言うあーりんも、「もう終盤です!」って何度も言って「ええ~!」を欲しがるれにちゃんも、モノノフの声が聞けて嬉しい!って気持ちが前面に出ていて可愛かったな。

センターステージを見るとモニターが見れないので豆粒サイズなメンバーがどんな表情で歌っているか分からない。
それでも肉眼で見たいから基本センターステージを見てたんだけど、『クローバーとダイヤモンド』のときだけはどうしても百田夏菜子がどんな顔で歌ってるのか見たくなった。泣いているのか、笑っているのか。
泣くまではいかなくとも、ジーンとしてたりしないだろうか、とか思ってモニタを見た、ら。
満面の笑みだった。
とびっきりの笑顔。もう心から、アイドルが楽しくてライブが楽しくて仕方ない!って顔。大好きな顔だった。
ありがとう、って思った。
続けてくれてありがとう。アイドルでいてくれてありがとう。
この笑顔が私にとってのアイドル・百田夏菜子だ、って思った。
そういう気持ちがわあっと溢れてきて、クロダイの「ありがとう!」はその気持ちをありったけ込めて叫んだ。

これはどの曲だったか覚えてないんだけど、センターステージでももたまい/あやたかペアに分かれてた曲があって、そのときの肩組んでるももたまいが可愛かった記憶。サービスシーン助かります。

ここまでずっと泣かずに我慢できてたオタクだったんだけど、ついに泣いてしまったのは終盤の『スターダストセレナーデ』だった。
れにちゃんが「振り向けばみんながいる」って歌ったのがすごく嬉しくて刺さって、その後にメンバーとオタクが交互に歌うパートで「仲間がいて」を歌うときになってわあっと溢れてきちゃった。
泣きながら歌いましたね、はい。
『スターダストセレナーデ』に限らず、今日は特に「仲間」とか「みんな」とかの歌詞が響く瞬間が多かったなぁ。

本編ラストは『走れ!』で大団円。
文句なしのセトリすぎる〜〜って思ったけど、この本編を超えてアンコールが良すぎてライブ終わりの余韻ほぼアンコールだった。

サプライズ新曲『ヒカリミチ』。
15周年ソングは『いちごいちえ』が既にあったから最初意味が分からなくて混乱した。
もう1曲新曲! しかも、メンバーの作詞!?
ももクロが歌う「ヒカリ」ってモノノフのペンライトの光のことだってすぐ伝わってきて、そりゃ泣いちゃうじゃん。

進む道 暗闇に紛れた時は
いつも 導いてくれたよね
君が照らす光

『ヒカリミチ』

MCでメンバーが「昨日のライブに来たモノノフさんが誰も『ヒカリミチ』のことを書いてなかった」と「今日来るモノノフさんのために秘密にしようって話になって、みんな守ってくれてありがとう」という話をしていた。
昨日、16日のライブの感想は私もTwitterで流れてくるものを見ていたけど、本当に誰も一言も「新曲がある」なんて書いてなかったなあ。だからこそ『ヒカリミチ』のファーストインパクトをライブで迎えることができて、すごくすごく嬉しかった。
ももクロとモノノフの信頼関係だなぁ。

そしてもう1つの新曲『いちごいちえ』は音源で聴いたときは「ふーん、特に刺さらないけど、でも良い曲だね」くらいのぼんやりとした感想であまりピンときてなかったんだけど、ライブで見たらめちゃくちゃ泣き曲だった。
なんだろう、ライブだったから?『ヒカリミチ』の後だったから?
全ての歌詞が私(たち)に向けて歌われてるんだって実感する、実感させてくれるような歌で、
ここに僕がいるから」「君も連れていくから離れないで
その歌詞ひとつひとつが身体に染み込むような感覚だった。
改めて「ももクロってライブなんだなぁ」って思った。

そして『あの空へ向かって』でラスト。
「世界のももクロナンバーワン!」ずっと言いたかったし、言ってほしかったんじゃないかなあ。
コール曲の多いセトリ、ファンが求めてるからというだけじゃなく、4人だってきっと求めていた光景なんだろうと思った。ファンと同じくらい、あるいは、ファン以上に。
次の日の仕事とか喉の調子とか1ミリも考えず、最後まで全力で叫んだ。

『ヒカリミチ』や『いちごいちえ』の歌詞もそうだし最後のMCもそう、4人からの「この先の道を一緒に歩んでほしい」というメッセージが強いライブだったように感じた。
それは、「これまで」そうして歩んできたから「これからも」って意味でもあるだろうし、けどそれだけじゃなく"以前はそうだったけど今は違う道にいる人"に対する「もう一度」という意味も含んでの言葉にも思えた。
事実として。キャパが減っている現実がある。
もう一度「新国立競技場のステージに立つ」という夢のために。
「これまでもこれからも、そしてもう一度、一緒の道を歩んでほしい」
15周年という節目のライブが、そういうメッセージであり目標であり約束のような、そんな気持ちを届けてくれるライブで、良かった。

おわりに

大学時代の友人とももクロを連番するのは恒例になっているのだけど、友人の初ももクロ現場が10周年の東京ドームだった、ということを今日のライブ終わりに気がついた。
気がついた、というより、友人がそうツイートしているのを見て「あ、そうだったか~~」と思った。

記念に撮ってくれた✌️

もうかれこれ5年も一緒に現場行ってるのね。
これからも一緒に見に行こうね。


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