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ちゅうおん2021ライブレポ 風見和香と柏木ひなたの歌声と眼差しと笑顔について

2021.09.26 『エビ中 秋声と螻蛄と音楽の輝き 題して「ちゅうおん」2021』の昼公演、夜公演に参戦しました。

エビ中を生で見るのは4月の6Voices横浜公演以来。当時のライブレポはこちら。

6人のエビ中を見届けた話。
その後ファーストテイクで本当に本当の6人の集大成かつ終着点となる『なないろ』『ジャンプ』が披露されるわけですが、私の中では6Voicesが一旦区切りのライブになっていました。

そして、推し・安本彩花やすもとあやかの復帰戦&ココユノノカ心菜・柚乃・和香(新メンバー)の初お披露目となるはずだったファミえんもチケットは取っていたのですが、残念ながら中止。
その翌週のアットジャムが復帰&お披露目のステージになり、それは配信で見ました。めちゃくちゃ良かった。

アットジャムに行けなかったので、今回のちゅうおんが私にとって彩ちゃん復帰戦&新メン初めまして、のライブでした。

セットリスト

1部

1.LIFE feat.bird
MC
2.summer dejavu
3.誘惑したいや
4.朝顔
5.頑張ってる途中
MC
6.COLOR
7.あなたのダンスで騒がしい
8.フユコイ
9.イエローライト(ちゅうおん ver.)
MC
ソロカバーメドレー
10.シャングリラ(小久保柚乃こくぼゆの)
11.CITRUS(安本彩花やすもとあやか)
12.真夜中のドア〜stay with me(真山まやまりか)
13.ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ(風見和香かざみののか)
14.黒毛和牛上塩タン焼680円(小林歌穂こばやしかほ)
15.深夜高速(桜木心菜さくらぎここな)
16.GLAMOROUS SKY(星名美怜ほしなみれい)
17.ナンダカンダ(中山莉子なかやまりこ)
18.白日(柏木かしわぎひなた)
MC
19.青い青い星の名前
バンド紹介
20.自由へ道連れ
21.なないろ(THE FIRST TAKE ver.)
22.約束
23.蛍の光 (ちゅうおん ver.)
24.イヤフォン・ライオット
MC

2部

1.LIFE feat.bird
MC
2.summer dejavu
3.誘惑したいや
4.朝顔
5.頑張ってる途中
MC
6.大人はわかってくれない
7.トレンディガール
8.フユコイ
9.イエローライト(ちゅうおん ver.)
MC
ソロカバーメドレー
10.シャングリラ(小久保柚乃こくぼゆの)
11.CITRUS(安本彩花やすもとあやか)
12.真夜中のドア〜stay with me(真山まやまりか)
13.ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ(風見和香かざみののか)
14.黒毛和牛上塩タン焼680円(小林歌穂こばやしかほ)
15.深夜高速(桜木心菜さくらぎここな)
16.GLAMOROUS SKY(星名美怜ほしなみれい)
17.ナンダカンダ(中山莉子なかやまりこ)
18.白日(柏木かしわぎひなた)
MC
19.青い青い星の名前
バンド紹介
20.中人DANCE MUSIC
21.なないろ(THE FIRST TAKE ver.)
22.約束
23.蛍の光(ちゅうおん ver.)
24.イヤフォン・ライオット
MC

1部(昼公演)

えーと、まず、最前席でした。
……このくだり、先週もやったな?

はい。
先週のばっしょー横浜1部に続き、2週連続で最前席でした。
そんなことある????? あった。
しかも、真ん中ブロック下手寄り、というX軸まで一緒。
そんなことある????? あった。

たぶん、来週くらいには交通事故とかに遭うんじゃないかなぁ。絶対揺り戻しあるでしょ。こわい。

そして先週のばっしょーのライブでは「推し・上田理子うえだりこと新メン・柳美舞やなぎみゆの2人を中心に見る」としていたように、今日のちゅうおんでも「推しメン・安本彩花と新メン・風見和香の2人を中心に見る」ということをしていました。
(柳美舞ちゃんと風見和香ちゃんの違いは、美舞ちゃんはまだ「気になるメン」であったのに対して、和香ちゃんはライブ前から明確に「推しメン」でした)

ちゅうおんはダンスなしのライブなのでフォーメーション移動がほとんどなく立ち位置固定。その代わり前半と後半で立ち位置チェンジがあるわけです。
前半、彩ちゃんは上手側一番端っこ、和香ちゃんは上手側センター付近。
2人とも上手側にいてくれたので、2人いっぺんに見ることができて助かりました。
そして後半、彩ちゃんはセンター、和香ちゃんは下手側端から2番目でした。
……ん? 和香ちゃんが座る椅子、私の正面にある???? お????

……そんな幸運が重なった結果どうなったかと言いますと。
風見和香ちゃんとたくさん目が合いました。らぶ。

お辞儀をして顔を上げるとき、一瞬目が合ってから視線を上に持っていく仕草とか。MCでメンバーが客席に何か尋ねたときに、一瞬リアクションを確認される視線とか。それ以外にも、たくさん。

私は認知厨ではないけど「風見和香ちゃんのことを推してる人間がちゃんといるんだよ」ってことを知ってほしくて、「エビ中に入ってよかった」って思ってほしくて、今回彩ちゃんと和香ちゃんのアクキーを座席に置いてました。強めのアピールをしました。
彩ちゃん、和香ちゃんそれぞれのソロパートで小さくケチャしたりとかもしました。
正面だったから視界には入ってたはずだし、たぶん気づいてくれてた……って勝手に思ってる。こういうのは、思い込んだもん勝ち。


最前席の喜びはこの辺にして、ライブの話をしましょう。

去年のちゅうおんは芝生席後方だったために「突然ドラムが始まった」印象があったのだけど、今回最前で見ているとなんとなく始まりそうな雰囲気が分かって「お、始まるっぽい」とドラム・パーカッションの始まる様子を見てました。
ドラム・パーカッションの音に合わせて、上手側からベース、下手側からギターが登場。
ベースの人が出てきた時に両手でガッツポーズするの可愛かった。2部もチェックしてたら2部でもやっててルーティンなんだなって思った。かわいい。

1曲目は『LIFE』。後のMCで真山から説明もあったけど、最初のちゅうおん(2017)もこの曲のカバーからだった。
ココユノノカにとっては最初のちゅうおん、ということでセルフオマージュだったのかなと思った。
先輩後輩でペアになって歌うの可愛かったな〜。
和香ちゃんって普段の立ち位置だと柚乃ちゃんの隣に立ってることが多いからスラッと長身なイメージがあったけど、小林歌穂タワーの隣に立つと小柄で後輩感マシマシで可愛かったです。
ぽーちゃんの先輩感というか、和香ちゃんに向ける温かな眼差しも素敵だった。

そして柏木ひなたから始まって安本彩花がラストに出てくる歌割り、あまりにカッコよすぎる。
彩ちゃんが最後1人で出てきたときのぱあっと明るい笑顔とカッコいいボーカル、どっちも大好きなやつ〜〜〜!!!って1年ぶりの生・安本彩花に開幕即爆沸き。最初から最高。
その後も彩ちゃんは上手端っこでずっとリズムに乗ってて楽しそう〜にしてたのが印象的だった。音楽を楽しんでる彩ちゃん、を見るのが楽しくて幸せ。

MCで自己紹介。みんな雨の様子を気にしてる。
ココユノノカは思うようなコメントができてない様子が初々しくて可愛い。
真山が「後ろの方まで見えてますよ。特に1部、昼公演はね、よく見えてます」と話したとき、みんな後方席に視線をやったり見えてるよ〜って感じをアピールしてたんだけど、中でもぽーちゃんは目を見開いてギョロギョロさせながら後方席に視線を送ってたのが面白くて可愛かった。

summer dejavu』もちゅうおん2017と同じセトリ。全編ユニゾン曲だから、ソロパートはない。
9人のユニゾンは美しくて、誰の声が印象的ということはないけど、でもそれってつまり新メンバー3人の歌声がお姉さんたち6人の歌声と調和できてるってこと。
何気なくやってるように見えるけど、簡単なことじゃなかったはずだよな、と思う。

さらに『誘惑したいや』『朝顔』と続いて、中止になってしまったファミえんのことを思い出す。遅れてきた夏を感じられて楽しかった。

誘惑したいや』が始まるとココユノノカは少しリラックス?余裕が出てきた?というか、振り付けを少しやったりして、やっぱりオーディションからの曲だからレッスン量が他より多いだろうし、自信があるように見えた。
中でもオチサビの和香ちゃん→美怜ちゃんパートのところ、

かき乱される私の心 胸の中こっそり流した
ポロポロポロ 届いてますか…

和香ちゃん、歌うとき下がり眉になるところがエモくて、その一生懸命さが『誘惑したいや』の歌詞と重なってグッとくる。
そして、歌い切った後にその表情が満面の笑みに変わった。やり切った、納得のパフォーマンスができた、って顔。

それが堪らなく可愛くってキュンッッってなって、私は気づいたらポロポロ泣いてた。
だって、推しのあんな表情、好きが加速しちゃうじゃないですか!!!!!

打って変わって『朝顔』はとにかく明るくて楽しかった!
上手側・下手側に分かれて歌うところで、歌ってないときにぽーちゃんとひなたが歌詞に合わせてじゃれてたのが可愛かった。
ぽーちゃんが自分の爪を切ってる→ひなたが爪切って欲しそうな顔する→ぽーちゃんが気づいて爪切ってあげる、そのままネイルもしてあげる。ひなた嬉しそう→強くなるマッチョポーズになった瞬間、全員静止する。ひなた笑い堪えきれてなくてジワってる表情。そのポーズのまま歌う。
なんだこれ、楽しすぎか!!!?!?

あと、どのシーンか忘れたけど和香ちゃんにレスもらいました。
和香ちゃんからの初レスだった!あー好き!

頑張ってる途中』も可愛くて楽しかったな〜〜
みんなニコニコのキラキラだった!
ダンスも手振りだけやってくれてて、「頑張ってるとチュウしたくなるよ」の振り付けはめちゃくちゃ可愛くて可愛すぎか〜〜〜!ってなった。一緒に振りコピして楽しかった。
彩ちゃんが真ん中で四方八方にレス撒いてたときがあったと思うんですけど、そのときにニッコニコの彩ちゃんと目が合いました。愛。

MC挟んで『COLOR』。
エビ中の歴史が詰まった曲を9人でやるのめちゃくちゃ嬉しかったな〜。交互にジャンプするところを小さく踊ってたの可愛かった。
柚乃ちゃん、心菜ちゃんがそれぞれ先輩メンバーと2人で歌ってるパートがあって、さぁ和香ちゃんは誰とやるのかなって見てたら……あ、あ、彩ちゃんだ〜〜〜〜!!!!!うわーーーめっちゃ良い!!!!!わーーーー!!!!2人のハーモニーがめっちゃ綺麗〜〜〜!!!!!って大興奮して気づいたら泣いてた。オタクすぐ泣く。
推しメンと推しメンのペアパートってだけでも最高だし、でもそれだけじゃなく歌声が本当に素敵だったんですよ……本当に……好き……。

2部で『COLOR』やってくれなかったの相当ショックだったくらい本当に最高だった。今すぐまた聴きたい。ちゅうおんCD買ったので今すぐ発売日になってほしい。

そこからの『あなたのダンスで騒がしい』のカッコよさですよ。ギャップ堪らなすぎんか。
バンド演奏めちゃくちゃカッコよかったし、そこに乗っかる9人のボーカルもめちゃくちゃカッコ良くてとにかく沸いてた。
これも2部でやらなくて悲しかった!!! ちゅうおんCD発売日はよ!!!!!

セトリがジェットコースターすぎる。明るい『COLOR』からカッコいい『あなダン』からの『フユコイ』。
『フユコイ』は歌がぶっ刺さってとにかく泣いてた記憶しかない。
今までのライブで『フユコイ』で泣いたことなかった……と思うんだけど、今日は何故かずっとボーカルが胸に響いてきてボロッボロに泣いてた。
彩ちゃんの歌声に泣かされて、ボロ泣きのまま和香ちゃんを見たら目が合った。
見られた。みっともないオタク完全に見られた恥ずかしさでしにたい。慌ててタオルで目元拭った。

で、続け様に『イエローライト』ですよ。どんだけ泣かせるんだっていう。
彩ちゃんを待つための曲だった『イエローライト』。
彩ちゃんのいる『イエローライト』。
そして今度は、ひなたを待つための『イエローライト』。

最高だよって笑うため
わたしは足踏みしたりするんだ
大丈夫だよ そこに必ず 意味があるから
信じて
 イエローライト

この歌詞の1番がひなたパートで2番が彩ちゃんパートなの、本当に、本当にもうさぁ……。
『Family Complex』の「ここにいるときの私は いつもよりちょっぴり強いんだよ」も1番ひなた、2番彩ちゃんパートなんだよな……って思い出してた。
2人を見てると「親友」というよりも「戦友」って言葉の方がしっくりくる。お互いにお互いの背中を預けてる、みたいな。
ひなたが彩ちゃんに、彩ちゃんがひなたに贈るエールが『イエローライト』だ、って彩ちゃんの「大丈夫だよ」を聴きながら思った。

そしてこの、ひなたの「大丈夫だよ」パートのとき、ひなたの隣に和香ちゃんが座ってたから、私は2人のことを見てたんです。(ごめん正直和香ちゃん8割ひなた2割で見てました)
『イエローライト』の歌詞、これからのひなたに向けたメッセージのような曲だな……とか思いながら見てた、ら。
和香ちゃんと目が合って。「大丈夫だよ」のところで、頷いてくれたんです。和香ちゃんが。力強い眼差しで。

そんなこと、ある?
そんな、頼もしいこと、ある?
最年少で、心菜ちゃんや柚乃ちゃんと違ってステージの場数も全然ない、風見和香ちゃん。
オーディションの最初の面談のときから「この年で芯がしっかりあってすごいな、成長したら絶対強くてカッコいい女の子になるだろうな」と思ってた。
その瞬間から推しにすると決めてた。
それがこんなにも早く、強くてカッコいい眼差しの女の子になってるだなんて、そんなことある? あった。

ぐしゃぐしゃに泣きながら、泣かされながら、この子を一生推していく、って心に誓った。

MCで美怜ちゃんが「楽しみにしてた人も多いんじゃないかな?」と話して、始まったのがソロカバー曲のコーナー。(人数が増えて尺の都合もあったであろう)今年はメドレー形式。

1人目、柚乃ちゃんの『シャングリラ』。
顔が!!! バブい!!!!!
最初から最後までずっと赤ちゃんみたいな顔して歌ってびっくりした。可愛すぎか。
柚乃ちゃんの歌声、なんとも言えない個性があってそれがめっちゃ好きだなと思った。ずっと聴いてても飽きない声だった。

2人目、彩ちゃんの『CITRUS』は最初から最後までとにかく耳が心地よかった。
高音のロングトーンは特に最高だった。最高すぎて耳がとろけた。
今年もこうして彩ちゃんが楽しそうに歌えている世界に感謝した。

彩ちゃんのピンク髪は根元の部分が少し黒かったのだけど、それが照明に当たると緑っぽくも見えて、ピンクも濃いピンクに見えることもあって、「トマトヘア可愛いなー」と思ったのもこのときだったなぁ。
ステージ中央で自由に身体を揺らしながら歌う彩ちゃんにスポットライトが当たって、鮮やかなピンクがステージに映えてました。

真山の『真夜中のドア〜stay with me』。
間近で見る真山は目が色っぽいな、と思った。カッコいい歌声に色気が乗っかってて、うっとり聴き惚れた。

和香ちゃんの『ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ』。とにかく歌ってるときの表情が良いんですわ。
まっすぐな目とまっすぐな歌声。
歌い終わってお辞儀をするその所作にもまっすぐさが現れてた、丁寧で綺麗なお辞儀だった。

はあ〜和香ちゃん堪らん!などと惚けてたら、ぽーちゃんの『黒毛和牛上塩タン焼680円』の歌い出しのアカペラで度肝を抜かれた。
伸び伸びと歌い切ってセンターに出てくる。
歌いながら、後ろのリアクションを確認するぽーちゃん。
後ろに座っていたのは彩ちゃん。そのときの彩ちゃんの歯を見せて笑う姿の可愛いったら!師弟最高かよ!

6人目、心菜ちゃんの『深夜高速』は今日イチのカッコよさだった。
初見の曲だったんだけど、めちゃくちゃカッコいいし、心菜ちゃんの歌声がまためちゃくちゃ合ってる!
「歌うのが得意じゃない」なんて言ってた心菜ちゃん、嘘じゃん! 最高じゃん!
この曲で心菜ちゃんのカッコいい歌声大好きになったので心菜ちゃんにカッコいいパートの歌割りたくさんください。お願いします。

美怜ちゃんはヒラリと華麗にターンをキメてご登場。さすがの一言。
GLAMOROUS SKY』を歌う美怜ちゃんはカッコ良かったんだけど、一つ前の心菜ちゃんと違うのは「カッコいい曲を可愛い声のままカッコよく歌う」んだよね。
どっちがいい、とかじゃなくて、どっちも良い。それぞれに似合っててカッコ良かった。

美怜ちゃんが歌ってる後ろで、柚乃ちゃんが2回クシャミをしてた。
そしてそれを目撃してしまう和香ちゃん。
和香ちゃんに見られたことに気づく柚乃ちゃん。
目を合わせて笑う2人。柚乃ちゃんはちょっと恥ずかしそうだった。
世界平和。

2人とも可愛すぎかよ。

りったんの『ナンダカンダ』は右へ左へ暴れ回るりったんが楽しさ大爆発してた。笑
こういう、技巧じゃなくパッションで歌う曲をりったんに歌わせたらそりゃ楽しいに決まってるんだよね。
そして最後、「お次はこの方」と言わんばかりに仰々しく手を差し出し、ひなたを迎え入れる。そんな去っていく姿まで楽しかった。

大トリ、ボス、柏木ひなたの『白日』は圧巻だった。パワフルで綺麗でカッコよくてエモくて脳天が痺れた。
何より、その眼圧。鋭い眼差し。カッコよすぎてゾクゾクした。
その眼、その歌声がステージを支配して、呼吸することさえ忘れてしまいそうなほどに魅入ってた。

ひなたが歌い終え、下手側に戻ってくる。ようやく、一呼吸。
って、え? ひなたが座席の前を通過して、そのまま舞台袖に消えた。
何か次の演出のためかと思ったけど、和香ちゃんが心配げにチラリと舞台袖を見てたから「あ、アクシデントかも」と察する。
一人一人、自分で歌った曲を紹介していき、ラストのひなたの曲紹介は美怜ちゃんが代打。

確かこのときだったと思うんだけど、メンバーが横一列に立ってるときにぽーちゃんが上半身だけ心菜ちゃんの後ろに回り込む→その隣にいたりったんの衣装が裏返ってるのをバサッと直す、ってシーンがあった。
後ろから手が伸びてきたもんだからりったんにとっては不意打ちで、なんなら心菜ちゃんも一緒に驚いてたのが可愛かった。
その後心菜ちゃんが丁寧に直してあげてた(ぽーちゃんは雑すぎて直り切ってなかったみたい。笑)。
りったんはぽーちゃんとアイコンタクトで会話してて、かほりこ尊いなぁってなった。

その後もMCを回す美怜ちゃんの間の取り方が少しゆっくりで、「アクシデントかも」の予感は確信に変わった。
MCでは何人かのソロ曲の振り返り。
りったんは「私の歌った『ナンダカンダ』は校長セレクトなんですよ。藤井(校長)さんが藤井(隆)さんの曲を選んだの」と校長いじりをして笑いを取ってた。
美怜ちゃんが「ひなたの『白日』、カッコ良かったですよね?」と客席に問いかけてきたので赤べこ並に頷きまくってたら、美怜ちゃんの隣にいた和香ちゃんも赤べこになってて完全に私信だった。
『白日』を絶賛してたらひなたが楽しげに『白日』を歌いながら帰還した。
立ち去る前も後も、どこか具合の悪そうな素振りは一切なかった。どこまでもプロだ。
メンバーも「大丈夫?」などと声を掛けることもしない。戻ってきたということは大丈夫であるということなのだ、という信頼関係の下で、何事もなかったかのようにライブは続いていく。みんな、プロの中学生だ。

青い青い星の名前』はまず真山の歌い出しが大好き。真山から始まって、みんな歌声がパワフルでカッコよくて堪らん。

輝く未来の真ん中で 僕らは何を願うんだろう
遠くで泣いてる あの子の明日を
変えられるのは 僕らかもしれない

ココユノノカにここ歌わせるのずるいよな〜〜〜!!!
3人に歌われるべくして生まれた歌詞じゃん。
あのキラッキラな3人の歌声で歌われたら、キラッキラな未来しか見えないじゃん。
それを3人見つめ合って歌うの、眩しすぎるじゃん!!!
オタクいつもすぐ泣くんですけど、このときはなんか泣かずにすんごい笑顔になってた。眩しさが嬉しさだった。

バンドメンバー紹介。
カメラに食い入るように近づいて紹介するひなたを見て、最初は「カメラにカンペでも書いてあるのかな?」と思った(失礼)。
後からモニタの存在に気づいて「あぁカメラアピールだったのね」と(遅い)。

ギター演奏中、ステージ上方でコーラスのエミコ先生がエアギターしてて笑ったし、よく見たら下ではひなたがエアギターしてて、縦3人でギターセッションしてる風になってて笑った。
ひなたはめちゃくちゃ楽しそうな破顔だった。

キラッキラな『青い青い星の名前』と打って変わって、バッチバチな『自由へ道連れ』。
ココユノノカにソロパートはなく、賑やかし?みたいなとことラストのユニゾンだけの参加。
これは元々が椎名林檎さんのカバー曲であり『エビクラシー』のエビ中の歌唱力を買われてトリビュートに呼んでもらったという経緯があるから、あえて歌割りを譲渡しない、というのはごく自然の流れだと思った。
それでいて、真ん中で賑やかしてる3人はめちゃくちゃ可愛くて最高。笑
きゃいきゃいと跳ねて笑ってるのめちゃくちゃ可愛いかよ。
楽曲のカッコよさは保ちつつもアイドル性が増した感じで、その塩梅が絶妙だった。

MCで真山が「もう終わりに近づいてきました」って話したとき、「えー!」って残念がるリアクションができない代わりに「しくしく」って手振りを両手でして悲しんでたんですよ。
で、そしたら正面にいた和香ちゃんも、マイクを持ってない方の手で「しくしく」ってやってくれたのでブチ沸きました。ライブが終わる悲しさも吹き飛んだ。
1つ前の赤べこといい、真似してくる和香ちゃん可愛すぎんか?????

そのあと、柚乃ちゃんが「雨は上がりましたか?屋根があるのに前の方が濡れてるのはここだけ雨が降ったのかな?」って話をしてて。
下手側の2列目くらいの座席が雨漏りというか、屋根の構造上水が滴り落ちてくる座席らしく、開演前にスタッフさんが雨具を配布してた。
柚乃ちゃんはその席周辺のことを言ってるらしかった。
私の座席にも、2列目に落ちた雨水が流れ着いてきていて、足元は軽く浸水してた。カバンはビニール袋に入れてたからどうにか無事。
柚乃ちゃんにその足元を指差して「雨水ここまで来てるのよー」ってアピールしたら気づいてくれて、こっち見てくりくりした目で「ほんとだ!」って表情で頷いてくれました。
小久保柚乃、可愛い生物すぎん????

なんだこれ。
和香ちゃんも柚乃ちゃんも、レス超えて完全にコミュニケーションじゃん。
夢か? 幻か?
ライブ後にオタク友達にこの話をしたら、和香ちゃんが「しくしく」やってたのは見えてたって言うから夢でも幻でもないらしかった。
なるほど。 奇跡か???

THE FIRST TAKEverの『なないろ』も、新メンパートなしでユニゾンのみの参加だった。
これはTHE FIRST TAKEverだからなのか、それとも通常verの『なないろ』も6人の歌割りになるのか、気になるところ。
Youtubeで見ていた彩ちゃんの復帰戦、その曲をこうして生で見られたのは感動的でグッときた。
ユニゾンを歌う3人もいい表情をしていて、この曲を大切に大切に歌ってくれているのが分かったから嬉しかった。

約束』は普段音源を聴くことはほとんどなくて、今回いつぶりだろう?ってくらいに聴いたわけだけど、改めて聴くと歌詞も良いしメロディも耳に心地よく、幸せな気分になった。
どこがっていうか全部が良くて、今回のベストアクトは『約束』だったなと思う。
(『誘惑したいや』『COLOR』『フユコイ』辺りもめちゃくちゃ良くて決めきれないところだが)

ラストに彩ちゃんがフェイクを入れていて、そこにコーラスの2人が入ってくるのが3人でセッションしてるみたいで楽しくて好きだった。
何より彩ちゃんが楽しそう、気持ちよさそうに歌っているのが嬉しくて好きだった。

彩ちゃんのフェイクを生で聴くのも1年ぶりだったんだなぁ。最高に幸せな時間だった。

蛍の光』が始まって「あぁ、もう終わりかぁ……」ってしんみりした気持ちになる。
それでも終わってしまう寂しさより、幸せな気持ちの方が大きかった。

曲の終わり、目の前に立つ和香ちゃんが下を向いているのを見つめる。
終わりの挨拶を待っていたら、突然の明転。照明と同時に、パァッと明るい笑顔になる和香ちゃん。その両手は、耳に。
『イヤフォン・ライオット』の始まりは不意打ちだった。

「終わりかと思った?」なんて言いたげな、少しドヤ顔も混じった和香ちゃんの笑顔。今日見てきた中で1番の、満面の笑み。それを見て「まんまとやられた!」って思うけれど、それが最高に幸せで楽しいわけで。
9人みんな生き生きしてて楽しそうにしていたのが本当に可愛くて楽しくて仕方なかった。
イントロ終盤で天使の羽のように手を小さくパタパタさせる振付を和香ちゃんが踊ってたのが可愛すぎて天使だった。
ひなたと真山がイケイケなハモをかましながらカッコよくセンターに歩いて行って、彩ちゃんの「君らしさなんだった?」を食らって可愛い笑顔でステージ端に戻ってくるのが愉快で頬がニヤけた。
夏の終わりと秋の始まりを教えてくれるライブ、その締めくくりに相応しい打ち上げ花火のような明るいパフォーマンスだった。

2部(夜公演)

セトリはおおよそ同じなので、2部で感じた・気づいたところとか、1部と2部の違ったところとかを書きます。

2部は下手側の芝生席まんなか付近。
メンバーの表情は全然見えなくなったけど、モニターもよく見えるし全体もよく見えるしで十分楽しめた。

2部の前半は彩ちゃんと柚乃ちゃんばっかり見てた記憶がある。
柚乃ちゃんの彩ちゃんへの懐き方が手下?子分?みたいで可愛かった。
誘惑したいや』で柚乃ちゃんがソロパートを赤ちゃんみたいな顔して歌ってて可愛かったり、終盤で彩ちゃんにくっつきに行ってたのが可愛かったり。
『頑張ってる途中』のときは彩ちゃんが歌いながらくるくる回り始めたのを見て、柚乃ちゃんも真似して一緒にくるくる回ってた。2人とも笑顔がキュートで幸せのため息が漏れた。

大人はわかってくれない』を成人した先輩メンバーとまだ10代の新メンバーが一緒になって歌うの、めちゃくちゃ良いっすね。
1番が先輩メンだけ、2番から新メンが加わってくるという歌割りも素晴らしい。

絶対わからないよ 私たちのことなんて
流行しか興味無いなんて思ってるんでしょ?

経験したはずよ 同じ様な時代を
忘れてしまうのは大人の都合でしょ?

そんな2番トップバッター、柚乃ちゃんが感情剥き出しの顔でがむしゃらに歌ってるのが「分かられてたまるか」感があってめちゃくちゃ良かった。
個人的な柚乃ちゃんベストアクトはここです。あまりにエモかった。

そんで、その後をひなたが引き継いで歌うのがまたカッコよかった。
前半の「流行りしか興味ないなんて思ってるんでしょ?」って大人を敵視してる反抗期の子供に比べて、後半の「経験したはずよ 同じ様な時代を」はもう少し冷静というか少し大人ぶってる子供の言い分じゃないですか。
それを10代の柚乃ちゃんと20代のひなたにそれぞれ歌わせるの、めっちゃ最高じゃないですか??? 最高でした。

フユコイ』の真山パート、「ぎゅっと胸に閉じ込めたなら」の歌い方が色気たっぷりでキュンとなった。
真山の歌と表情、年々色気が増してるように思う。好き。

昼公演でも泣かされた『イエローライト』、「大丈夫だよ」が1番ひなた→2番彩ちゃんパートになってるんだって昼公演で気づいたから夜公演は余計に泣けた。

和香ちゃんソロの『ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ』、和香ちゃんが「素敵なレディになる」って歌ってるときのキラキラな表情がとっても可愛くて、歌い終わりのお辞儀もとっても綺麗で、もう既に素敵なガールだからこのまま素敵なレディに成長したらどうなっちゃうんだろうってニコニコが止まらなかった。

美怜ちゃんは1部のMCでソロ曲登場時のターンをいじられてて、真山だったか誰かが「最近ミュージカルをやったからか、役に入り込んでるみたいなターンですごかった」的なことを言ってて。
美怜ちゃんが「そんなこと言われたら2部で意識しちゃってできない!やめてよー!」って恥ずかしがっちゃって、「いやいや褒めてんのよ、2部もやってね」的な感じの会話があって。
で、実際2部のソロカバー曲メドレーの美怜ちゃんがどうだったかと言うと、1部以上に華麗かつ派手なターンをキメておりました。
1部のあの照れはどこへ行ったのか。笑
華麗なターンだったのに、1部のMCを思い出して笑っちゃったよ。
ダイナミックなターンで美しかったです。

『中人DANCE MUSIC』は和香ちゃんの開幕「中人ダンスミュージック!」の言い方が可愛すぎて昇天するかと思った。
来月のフジTWOで放送されたらそこだけループで何回も見返すと思う。みんな見てくれ。めちゃくちゃ可愛いぞ。
「歌って元気にするよ」パートの和香ちゃんも初々しさが可愛くて堪らんかった。めっちゃ元気になった。
パート覚えてないんだけど彩ちゃんと和香ちゃんが真ん中に来て2人でポーズするシーンもめちゃくちゃ可愛くて安本風見オタクの私は大興奮だった。
今後全てのライブで『中人DANCE MUSIC』やってくれていいのよ???

『蛍の光』歌い出しのひなた→和香ちゃんの歌い繋ぎめちゃくちゃ良かった。何がどう良かったとかじゃなく、理屈抜きにもうとにかく「好きだ」って思った。

イヤフォン・ライオット』の歌詞「名前のないSOS」のところは全身で「S」「O」「S」を作るのが本来のダンスなんだけど、昼公演では和香ちゃんが両手で小さな「S」「O」「S」をパパッと作ってたのが可愛くてお気に入りシーンの1つだった。
なので2部のときも「和香ちゃんSOSするかな〜」って見てたんだけど、2部ではやってなかったのでオタク私だけが「SOS」する形になってしまって泣いた(泣いてない)。

彩ちゃんの決めパート「君らしさ なんだった?」は1部より2部の方が言い方が可愛くなっててブチ上がった。
しかもそのパート歌いながらひなたに頬ツンしてたのも「あやひな〜〜〜!!!」って沸いた。
めためたにカッコよく歌いながらセンターに歩いてきたひなたが、彩ちゃんに頬ツンされた瞬間ふにゃっと笑ってその気の抜けた笑顔のまま下手側に戻ってきたのは可愛すぎて笑っちゃった。

気の抜けた、というより骨抜きになった、の方が正確かな?笑

最後の挨拶で真山がちゅうおんを「ファミえん」と言ってしまい、ワタワタしたり最後の最後に〜!ってガチ凹みしたりしてて、かわいそうかわいかった。
噛み(神)真山に始まり間違え真山に終わる、そんなちゅうおん2日目夜公演、愉快で最高だったな。

そして挨拶も終えて上手側に帰っていくメンバー、最後に残る柏木ひなた。
このライブを最後にしばらくお休みすること。今日発表があった年末の大学芸会への復帰を目指して休養すること。わがままになってしまうけど、待っていてほしいこと。
どこまでも誠実な、まっすぐな挨拶だった。

ココユノノカにとっては初めての、彩ちゃんにとっては一年ぶり、そしてひなたにとっては休養前最後の単独ライブだった。
私は安本風見推しだから前者2つにばかり目が行っていたけれど。
そうか、次のステージにはひなたはいないのか、とそのとき改めて気づいたのだった。

終わってみれば、ひなたに始まりひなたに終わったライブだったな、と思った。
開幕1番手で出てきて、閉幕9番目にステージを後にしたひなた。途中アクシデントで退場したこともあったけれど、それでも今回1番長くステージに立っていたのは彼女だった。
少しでも長くステージにいたい、ひなたがそう思ったのか運営がそれを汲んだのかは分からないけど、そういうことなんだと思った。

柏木ひなたほどの功労者に、誰が「わがまま」だなんて思うだろう?
少なくとも私は、安本彩花推しとして、ひなたに救われたことがたくさんある。彩ちゃんの隣にひなたがいてくれて本当に良かった。
だからまた『Family Complex』の歌い出しを安本柏木で歌う日を待っているし、また『イヤフォン・ライオット』で彩ちゃんに頬ツンされてとろけた笑顔のひなたを見られる日を待ってるよ。

おわりに

戻ってきた彩ちゃん。これから休むひなた。
新しく加わったココユノノカ。
それらを支えてくれてる、まやみれかほりこ。

そんなエビ中の「今」が十二分に感じられるライブでした。幸せで胸がいっぱい。

次のワンマンは年末の大学芸会。
歌だけのちゅうおんとはまた全然違ったライブになるので、今からもうワクワクしてます。
だって9人のフォーメーションダンスとか、絶対楽しい!
踊るココユノノカを観れるのがめちゃくちゃ楽しみ!


サポートするより私の推しを見てくれた方が嬉しい。 動画でもSNSでもフェスでもライブでも良いから、私の自慢の推しを見てくれたら嬉しい。 そして、私の推しをあなたも好きになってくれたら、もっと嬉しい。