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【大人も子どもも同じ】少年野球の話



僕は子どもが4人います。


長男、次男、三男。
そして、末っ子が娘。

想像に易いと思いますが、
当然末っ子の娘に甘くなります(笑)


よく、『甘すぎるんじゃないか』
と言われますが、
『うちは甘く育てる方針だからね~
しょうがない!』
と言っています(笑)

娘は高校時代、
ソフトボールをやっていました。
応援などでよく他のお父さんたちに
会う機会がありました。


通っていたのが女子校だったので、
全員、娘持ちのお父さんたち。
娘に甘くなることに対してはよく、
『しょうがないっすよね!』
と話したものです(笑)


同じことを息子にも言われたことがあって、
『しょうがないんだ、諦めてくれ』
といった感じで、自他共に認める、
娘に甘い父親です。


ところで、長男と娘は8歳違います。
子どもたちに歳の差があると、
学校行事や習い事に関わる期間が、
自然と長くなります。


息子たちは少年野球、
娘もソフトボールをやっていたので、
娘が高校を卒業するまでトータルで
14年ほど、野球とソフトボールに
関わっていました。



14年って結構長いですよね(笑)


でも、めちゃくちゃ楽しかった。


少年野球やソフトボールでの経験は
本当におもしろくて勉強になることが
たくさんありました。


実は僕は、遊びでしか野球の
経験はなく、少年野球を手伝ってほしい
と最初に頼まれたときには、
『経験も知識もないけどいいの?』
という感じでした。

関わっているうちにだんだんと
わかるようになってはいきましたが、
それでも専門的なことはさっぱりでした。


次第にコーチなど引率する立場にも
なったので、チームの子どもたちから、
『こういうことで悩んでいるんですが、
どうしたらいいですか?』
と聞かれることもありました。


でも、
『ごめん、俺は全然わからないから、
監督か他のコーチに聞いて』と、
正直に言っていました(笑)


そして相談した結果、
どうだったのか聞き出し、
『そうか、俺も勉強になった!』と、
子どもたちに目線が近い大人として(?笑)
僕自身も楽しませてもらっていました。


技術的なことはわかりませんでしたし、
最後まで監督が出すサインを覚えることも
できませんでしたが(笑)、それでも、
練習や試合の中で子どもたちを見ていると、
自分の役割が見えてくるものです。

子どもたちが練習や試合でミスをすると、
監督やコーチもつい熱くなってしまい、
きつい言い方で指導することがあります。


それがいけないというわけでは
ないのですが、そうすると、
本来できる子であっても、
落ち込んで萎縮してしまって、
ミスを引きずることはよくあります。


そんなときは、
『さっきのエラーを引きずってます…!』
と、顔に書いてある子どもを呼び出して、


『さっきのエラーを、今反省してもしょうがないから、忘れろ。反省するのは終わってからでいい。

上手くいくイメージを持つことが大事だって聞いたことがあるかもしれないけど、できるか?難しいよな。ミスをしたら気になるし、この状況ですぐに良いイメージに切り替えるなんてなかなかできない。実は、大人でも難しいんだ。俺だって難しい。

ミスを引きずっても緊張して、体が上手く動かない。でも良いことを考えるのも無理。それなら、今は何も考えるな。もし自分のところにボールが飛んできたら、どこに投げればいいかだけ確認して、あとは全部忘れて、ボールだけ見てろ』


このように言葉をかけていました。


良いパフォーマンスを発揮するために、
だとか、そんなことを考えて子どもたちに
接していたわけではありませんが、
こうして落ち込んだ子どもたちを
蘇生する立ち位置で関わってきました。


ミスは誰にでもあります。
そして、ミスをすれば誰だって、
個人差はあれど後悔や反省をするし、
余計に緊張したりもします。
それは大人も子どもも、同じこと。



そんなとき、どうやって元に戻すのか。
大人でも子どもでも、自分の気持ちや
感情との向き合い方など、人としての
内面をサポートできる誰かの存在は必要。


そんなことも、学ばせてもらったなと
思っています。


少年野球で学んだことは
たくさんありますので、
また記事にしてみようと思います。





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