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41才、時間に追われる病。

誕生日だったので、贅沢してやろうと思って。

ステーキにしようか、うなぎにしようか、
迷った末、両方にした。
しめて2000円。

こないだ一人で飲み歩いたとき、
1軒目のイタリアンバルが2000円くらいだった。
なんの比較だか分からんが。

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息苦しい系のエントリが続いてしまっているが、
まず、私は病気ではない。

一人で誕生日を楽しめるし、立ち飲み屋にも行ける。
単にネガティブで憂鬱系なおじさんである。

生きづらさを抱えている人の中には、
病名をもらえずに喘ぎ続けている人も多いだろう。

もしかしたら、
わたしもメンタルクリニックにかかれば病名がつくのかもしれないが、
頑として行かない理由がある。

混んでるからだ。

精神系の病院はどこも繁盛している。
初診予約は何週間待ち、行けば待ち合いで半日潰れてしまう。

そんだけ待てる人はメンタル強いよ、
なんて落語みたいなことを思いつく。
笑えねえか。

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わたしは常に焦っている。
職場どころかワンルームの中でも走り回る。

だからコーヒーをこぼすし、
フライパンから具材は飛び散るし、
頭や足をよくぶつける。

その一方で、常にぼんやりしている。
仕事に集中しているようで、
頭の中では別のことを考えてずーっと独り言を言っている。
それが口に出ているときもある。

だからコーヒーをこぼすし、以下同文。

なので不注意型のADHDを疑うわけだが、
真正のそういう方のエントリを読むと、
自分なんか全然マシだと思ってしまう。
人と比べるもんでもねえんだけどな。

時間がもったいないから、待てない。
待ち合わせに遅刻するやつが嫌いだ。
休日、朝6時に目が覚めて、寝すぎたと思う。

「時間に追われる病」ってあんのかな。
ぜんぶこいつのせいな気がしてきた。

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つまり今のところ、
わたしは単にネガティブで憂鬱系な不注意おじさんである。
齢を重ねると肩書が勝手に増えていく。
41才になった。

本厄だ。そいつのせいか。
何でもいいから、何かのせいにさせてくれ。


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