美人は容姿に悩まないはウソ
美人は容姿に悩まないと思っていたが、大きな間違いだったと反省する出来事があった。
そう思わせた人物は、小・中学校からの友人。
中学時代は私が不登校だったため疎遠になっていたが、23〜24歳あたりに再会した。先方が私のインスタグラムをみて興味を持ってくれて、連絡があったのが再会のきっかけ。
SNSはやりすぎるとデメリットにもなるが、交友関係を広げるのには、こういう時にいいなと思う。
今では数ヶ月に1回会う、心地よい関係になっている。
容姿に悩み、自信のなさに苦しんでいる美人もいる
彼女に対する昔からのイメージは、
美人
自信がある
コミュ力が高い
元気で明るい
ボーイッシュ
サバサバ系女子
だった。
どのくらい美人なのかというと、整形に700万円も投資している私からみれば、天然物の美しさを持つ彼女と横並びになると「恥ずかしい」と、感じるくらい。
時計をしている左手に頬杖をつき、気怠そうに話している様は、時計のCMのワンシーンと言ってもおかしくはない。
今思えば、勝手な決めつけをして失礼だったと思うが、外からは「容姿に悩まない人種」にみえていた。
しかし、蓋をひらくと、驚きだった。23〜24歳に再会して、会う回数をかさねると、私が彼女によせるイメージとは真逆な女性だとわかった。
彼女がこぼす、言葉の数々をポイントだけ拾ってみる。
・自分に価値を感じられない時がある
・容姿に悩んでいる、細くなりたい
・筋トレや食事制限ができないと落ち込む
極めつけは、細く、長い吐息にのせて発する「自分に自信がない」の言葉。
「私はあなたにこんなイメージを持っていたんだよ」と伝えつつ、深掘りして聞いてみると、「弱い自分を隠すために、明るい自分を演じていた」とまで言うではないか。
私がみていた彼女は、表面上だけ取りつくろっていた仮の姿。蓋の中身は、イメージとは真逆の彼女がぎゅうぎゅうに詰まっていた。
すっかり演技を信じていたし、「美人は容姿に悩まない」と勝手に決めつけ、人間像を作りあげていた自分の浅はかさに、ため息が出るのだった。
「美人は容姿に悩まない」は妄想
高めの身長や、ハッキリした骨格を持って生まれたのは、両親に感謝しなければならないと思っている。
しかし、どんなミスがあったかは知らないが、顔だけは不具合があったようだ。整形に700万円もかけないと普通の女性になれなかったことに対して、ときどき、神さまに文句を言いたくなる。
醜い自分は受け入れがたかったので、整形にダイエットと、ブサイクの遺伝子に抗ってきた。自分の意志で整形ができなかった20歳までは、それはもう辛かった。変えたいのに変えられない、葛藤に苦しんだりもした。
そんな経験があったせいか、
「ブサイクは容姿に悩むもの」
「美人は悩まないもの」
という、線引きが自分の中で出来あがっていた。美人になれば悩みはなくなるとはず……という思い込みで整形をくり返したのも、線引きをつくる要因になったかもしれない。
(そもそも「美人」という言葉自体、曖昧だけど)
それだけではなく「美人は容姿に悩まなくていいんだから、羨ましいわね。こっちなんか大変なのに」と、胸の中で思う自分もいた。
言葉には出さなくとも、人の悩みに大小をつけるように「あなたは美人なんだから、悩みは大したことないでしょう」と、決めつけも確かにあった。
でも、そうではないのだ。
不思議なことに、こちらが美人だと思っていても、当の本人はそう思っているとは限らないのである。どこか、自信がない美人もいる。
こちらが羨ましいと感じるポイントも、本人にとってはコンプレックスな場合もある。たとえば「目元がキレイ」と伝えると、「目つきが悪いって言われるから、わざと細めたりするの」という具合に。
再現してみせる目元には、わざと細めつづけた痕跡があった。
悩みは人それぞれ。自分だけが辛いわけではない。「美人だから〇〇そう」の決めつけも間違い。悩みの大小に関わらず、誰だって悩みがあればツラいもので、何も抱えずに生きている人はいない。
それを知らずに「美人は容姿に悩まない人種」と決めつけていたのは、大きな間違いだったと思う。
決めつけのせいで物事を柔らかく、広く捉えられず、世界を狭めるのはやめにしたい。
「醜い私は価値がない、生きている資格がない」と自分に対して、世界を狭めていたのと同じように。
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