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毒親から抜け出したいアダルトチルドレンすい①〜機能不全家族に生まれて〜

最近気づいたことがあった
うちは“機能不全家族"かもしれない。

機能不全家族とは…
団欒し、語り合い、お互いが支え合うという「家族としての機能」が十分に備わっていない家庭のこと

https://cotree.jp/columns/998
アダルトチルドレンを生む機能不全家族の特徴
|子供に与える影響とは

端的に書かれても、うちがそうとは分からない
だけど機能不全家庭で育ったと私には分かるのだ


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私(すい)は、田舎で生まれた。
母(以下まみ)と父(以下おと)との3人家族
近所には祖父母は住んでおらず
いわゆる核家族というやつだ。

まみとおとは共働きで、
私は生後6ヶ月から保育園に預けられた。

まみの職場は片道1時間以上かかるから
園には開門から閉門まで居たし、
仕事の関係上休めない土日や早朝は
地域でサポートしてくれるおばちゃんのところで過ごした。

当時のことをまみは
"あんたはあまり手のかからない子だった。どんなにお迎えが遅くても笑顔で待ってくれてたし、おばちゃんの所でも楽しく過ごしてくれたよ"と言う

幼いながらも親に気を遣っていたのかな、なんて。


私が初めて2足で歩いたのを
最初に見たのはおばちゃんだったし、
病院に連れて行って薬飲ませてくれたのも
おばちゃんだったし、
アイスくれてお散歩してゲームさせてくれたのも
おばちゃんとの思い出が強い。
おばちゃんからは無条件の愛、
つまり見返りを求めない最上級の愛を注いでもらったと思う。

おとも仕事が忙しく、
私が生まれた頃はちょうど転職して
本当に時間や体力に余裕がない時期だったぽい。
家にはほとんど居なかったし、
土日は居ても寝ていることが多かった。


それでもまみとおとは私のことを愛していたし、
私を喜ばせようとたくさんのことをしてくれた。
年に数回は旅行してキャンプに行って、
好きなものを食べたし、
欲しいものは買ってくれた。

うちは決して貧乏だった訳でもないし、
余裕がなかったわけでもない。
ただまみもおとも仕事からは離れなかったし、
子育てよりも仕事が中心だっただけだと思う。

そんな私は寂しさからか
注意を引きたいからなのか、
爪を噛む癖が治らなかった

爪がなくなれば皮膚をむしり、
人差し指の第一関節は
つねにパクリと割れて血が出ていた。

口内の皮も血が出ても歯でめくるから
いつも口はモゴモゴ動いていたし、
イラつくと自分の頭を殴って、
無意識にまばたきをたくさんしたって。
孤独の中を彷徨っていたのかな、小さいすいちゃん。

大事にしていた人形の腹にペンを刺し
グリグリと穴を開けては、
乾電池を突っ込む異業を成し遂げたこともあるらしい。
それを聞いた私は自分自身に嫌悪した。

ここまでだと何が悪いのか
誰が悪いのか
どうしてこうなったのかわからない。
今でも答えを見つけている途中だ。

少しずつ振り返りながら答えを見つけていきたい。

では次回また。

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