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続けられることが、特別な時代になった

もう戻れないない、過去の世界

誰もが続くと思っていた日常が、突然遮断された。

自分の事故や病気で動けないのであれば、諦めはつくのだが。
私を含むほとんどの人は、周囲2メートルまではいつもどおりだ。

でもその2メートルに、他人を近づけてはいけないことになった。
ほんの1ヶ月ほどの間の出来事だ。

あっという間に、世の中の標準が変わってしまった。

あれほど変わらなかった、社会の常識が、
一瞬にして、塗り替えられてしまっている。

一時的なこと、暫定といえども、
人が感覚で得た体験も、塗り替えられていく。

つまり、もう戻れない世界。
これまでの常識の多くが、過去になりつつある。

続けられる選択を、続けない選択

繰り返される日々に飽きそうになっていたあの日も、
すべてが止まってしまってしまうと、なんだか愛おしささえ感じる。

止まってしまった日々を振り返ると、
それほど時間が経っていないにも関わらず、
ずいぶん遠い過去のことのように思える。

何も疑問もなく続く時間が止まって
初めて続くことの意味を考えさせられた。

でも、
新しい時間の流れ方が始まってしまうと、
同じ時間の流れ方には戻れない。

続けられることができなくなると、
続けない選択をはじめる。

戻れないと感じると、
人は前に進んでいくのかもしれない。

持続可能な、新しい物語を、共に生み出す

続けられることが、特別な時代になった。

明日は当たり前のように来るものだと思っていたが、
明日を描かなくてはいけなくなった。

昨日までの物語の続きではなく、
今日、
明日の新しい物語を描いていくことを。

もしかしたらあなたは、
誰かの描いた物語の上を、
歩んでいたのかもしれない。

これからは、自分が描く物語を歩んでいこう。

自分の意思で描けば、持続可能な物語はつくれる。

個人も、企業も、社会も、誰もが自分の意思を持って。


これからはじまる新しい物語を、

多様な人と共に、持続可能な社会と未来に向けて描いていこう。