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私なりの就活。新卒でベンチャーを選べたわけ

周りが見えない、コロナ禍の就活。私は22卒で、オシロ株式会社に入社しました。

その決断をしてから、周りに
「なんで美大からコミュニティ事業をしている会社に?」
「新卒からベンチャーを選んだのはなんで?」

とたくさん聞かれました。

その中でも圧倒的に、
「どうやったら自分に合った会社が見つけられますか?」とよく聞かれます。

特に美大生からは、どうやって自己分析をするんですか?と質問を受けます。
美大生の就活は特殊で、ポートフォリオと呼ばれる作品集で8割内定が決まります。大学ではポートフォリオの作り方ばかり教えてもらえて、自己分析のやり方はどうしても後回しになる傾向があるんです。

後悔しない就活を多くの人にしてもらうために、「私なりの自己分析」を残しておこうと思います。

自己理解ができていると思っていた

就活を始めたばかりの頃、「自己理解なら普段からできてるから、モチベーショングラフはこれくらいでいいだろう。」と一般的な自己分析を行なっていました。
一般的なとは、就活セミナーやネットで書いてあるようなもの。)

それを持って面接を受けてもなかなか通らず、SEもほとんど通過しませんでした。
周りの見えない不安に、メンタルだけがやられて書類を書くことが嫌になる時期もありました。

そんな時ある大人に、「就活のための自己分析じゃ勿体無いよ」と言われたことでハッとしました。
時間をかけて自分と向き合える時間。
なんとなく自己分析をしてたら本当に無駄な時間を過ごすなと思ったんです。

そこから基本に忠実に、これまでやった自己分析方法にもう一度真摯に向き合うことにしてみました。

私なりの自己分析-何をやったのか

自己分析方法は本当に世の中に沢山出回っています。正直、就活を始めたばかりの頃は手当たり次第試してみて、終わりのない闇を1人で歩いているかのような感覚でした。

その中で私に一番ピッタリだったのが、モチベーショングラフです。
自分自身、これまでの人生良い意味で感情に左右されてきたな…と感じたので私はこれを選びました。

①まず初めに:思い出せるだけ、とことんエピソードを書き出す。


恥ずかしいのですこしだけ私の例を


ここでは幼少期の記憶をなるべく細かく思い出しながら、感情を一緒に書き出すことが重要だと思っています。私の場合、思い出は大体美化されていますがそれでもいいんです。笑

そして、なるべく自分の良い性格にはちゃんと目を向けてあげることがコツかな?と思っています。嫌なところは思い出そうとしなくても沢山出てきますが、意外と出てこないのが「良いところ」です。
自分が楽しみながら書いていくことが、何よりも大切だと思います。


私のエピソードたち。なるべく鮮明に書くことを意識しました。


②次に:それぞれのエピソードに感情の点数づけをする

自分の平常時を0として、プラスやマイナスの点数づけをしていきます。
なかなか点数が決まらない時は、人生で一番ハッピーだったとき・一番テンションが下がっていた時を思い出して点数をつけると考えやすいかもしれません。

びっくりするほどの感情のジェットコースター!

③そして:感情の上下するきっかけに注目

世の中で知られているモチベーショングラフは②で終わりです。
しかし、私はここまでが準備だと思っていました。

ここから自分なりのキーワードを導き出すため、感情の上下に注目し、共通点をさがします。また、細かくエピソードを書いていると、別の場所で同じような感情や気づきを持ったことがあるな…!と気づけるようになります。

20年くらい生きていると必ず何度かモチベーションが上がる時、下がる時があると思います。それらの共通点を見つけることは、「自分を表すキーワード」や「自分が大切にしている価値観」を発見することにつながります。

例えば、私でいくと
・他の人と違うことをして、1番になりたいと思っていた。
・自分のできる範囲が増えることが嬉しかった。
・大学では学べないことを吸収していきたい。自分で道を決めていくことへのワクワク感。
ここらへんのモチベーションの共通点から「開拓者」「人とは違う視点を持ち続けたい」という言葉を自分に見つけました。

・誰かのことを支えるやりがいを知ったのかもしれない。
・人をサポートすることへのやりがい。メンバーと一緒に成長できるのが嬉しかった。
・不特定多数というよりも近い誰かのため。

ここらへんの学びや気づきの共通点から「人との出会いを大切にすることが、自分の力になる」のかも?と発見がありました。

自分なりのキーワードを見つけると、人とは違うガクチカが見つけられます。
これはガクチカだけじゃなくて、自分の強みや特徴をちゃんと言葉にできる良さがあると思っています。

自分にハッシュタグをつけるイメージ

④最後に:キーワードを使って人に説明してみる

就活の面接は、自分のことをどれだけ相手に伝えられるか、短い時間でイメージを持ってもらえるかの勝負かなと勝手に思っていました。
そのため私は、共通して見えてきたキーワードを使いながら、複数のエピソードを話すことで、面接官に「あっ、この子は借り物の言葉ではなく、自分のエピソードからきている言葉なんだな」と感じてもらうことができました。

私は、「人とは違う視点を持ち続ける性格だと思っています。なぜなら〜(エピソード①)、また〜(エピソード②)」
こんな風に話していました。複数のエピソードから見つけたキーワードなので、理由もしっかりと話すことができました。

私は自分なりのモチベーショングラフを行うことで、面接だけでなく、自分がどんな環境で働くとモチベーション高く居られるのか(もっと言うと、どうやったら幸せに生きれるのか)見つけることができました。
そして、いまでも定期的に見直して自分の意思を再確認しています。

このおかげで、コミュニティづくりという仕事やコミュニティマネージャー、新卒ベンチャーで働くという決断ができました。
この記事が、私と同じような美大生やこれからベンチャーに飛び込もうと思っている人、漠然と就活に不安がある人の一つの参考になると嬉しいなと思っています。

もしコミュニティや新卒ベンチャーに興味がある方は、いつでもDMをお待ちしています!
https://twitter.com/sawa92432147

とはいえ、私も常に悩みながら生きています笑
キャリアに正解なんて無いけど、常に自分が良い状態であるための指針探しにはなると思います!

最後に、私が新卒入社をすることを決めたオシロについては、こちら
https://osiro.it


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