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感情ではなく信念を持って仕事をする

こんばんは、己を開拓すると書いて拓己です。
今回は、私が体験したことについて。

アルバイトをしていたある日。自分達を見てくれていた店長が移動になることが分かりました。お世話になった店長は、「このお店をこの町一番に使って頂く笑顔が止まらないお店にしたい。皆で一緒に盛り上げていきたいんだ」と「だから僕は、スタッフに任せるのではなく、僕も出れる日は力になりたいんだ」と一つの信念を持って、仕事にそして、僕達スタッフに接してくれていました。移動になるまでの二年間は、お互いに支え合い、近所からも「このお店を使いたい」と多くのお客様でにぎわったこともありました。

そんな店長が移動になると聞いて、社員の皆がなんでと納得いかない。しかし受け入れるしかないと腹を決めて、店長を送り出したのです。



問題はその後に起こりました。新しく来た店長がまさに真逆だったのです。
お客様が混み合い、社員が困っていても自らは動かない。
さらに、パートの奥様方が子供のことでお休みをいただきたいというと
「なんですか?なんで僕がシフトに出ないと行けないんですか」と怒り出す
風邪など、この時期一番に注意しなければならない不調なども
「今はゆっくり休んでください」もなく「なんで休むんですか?体調管理してください」と、一番にマズいと思ったのは、コロナの危険がありPCRを受けるという子に「いつ結果分かるんですか。休まれると困るんです」と

体調不良、コロナなど、この時期いつ起きても分からない。この時代に
あまりに酷いと、その店長が就任してから、一緒に働いてきた社員の内
半分が自主退職するという結果となったのです。

その結果、毎週金曜日の深夜夜遅くまで、店長はお店に立ち、営業が終わった後は、自ら深夜に残業で残らなけばいけないことになりました。

以前、私も一緒に金曜日に仕事をしていたので、よく覚えています。
そんなある日、ダブルワークで働いていた僕は、仕事も安定してきて
アルバイトはもう大丈夫と僕も店舗を辞める時が来たのでした。

そして、新しく採用した学生のアルバイトの教育に駆られていた店長
そこに、今までの仕事も重なり、泣き言を言いたいが我慢しているのが
姿で分かる。その店長の後ろ姿を見て、私は店長に
「店長、店長はここをどんなお店にしたいんですか」とそう問いたのです。

店長は、「そんなことより、残った仕事をしてください!あなたが去ってさらに忙しくなるんです!後輩の指導役も人がいない中、見つけないといけない!私にそんな暇はないんですよ!!」と全ての感情をぶつけてきました。

そんな店長を見て、信念いや夢を持ち、仕事をしている店長を思い
自分は、信念を持ち仕事をしようと心に誓ったのです。


さて、ここまでの話を聞いて思うことはあったと思います。
しかし、私が伝えたいことは、あなたもあの店長のように
気分、感情で仕事をしていないかということです。

移動で来た店長は、常に口に出してました「なんで僕が、なんで俺が」と
もし、今仕事を任せられたとして、その仕事があなたに合わない仕事だった時、嫌々やる人もいるのではないでしょうか。

それでは、移動で来た店長のように、責任のベクトルを他に向けてしまうかもしれません。そうではなく、どんなこともそう。

今、やっていることが、あなたのやりたい成りたい将来に繋がっているか
夢をヴィジョンを、信念を持って仕事をしているかということです。

これは、どんなことにも結び付く大切なことです。
営業も、技術職も、接客も、保育も、福祉も、医療も、他全て
店長が言葉にしたように、将来、本当になりたい自分、やりたいこと。
本当はどうなりたいのか!」そこを決めて、だからこうすると信念を持って継続することが、大切なのです。

ここまで読んで頂きありがとうございます。
皆さんは、気分、感情で仕事していませんか。
仕事の中にも、なりたい自分、やりたいこと。目標を持って
信念を持って継続していきましょう。

それでは次の学びでお会いしましょう。


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