重松孝 TAKASHI.S

『人間の能力の根源は考えること』の思いで主体的に遊びながら深く考えることを楽しめる将棋…

重松孝 TAKASHI.S

『人間の能力の根源は考えること』の思いで主体的に遊びながら深く考えることを楽しめる将棋を通じて、人を育てます。子どもから大人まで。企業研修も好評。将棋指導24年。教育将棋・教養将棋提唱者。S式メソッド。日野原重明先生ご推薦「ほんとうは教えたくない将棋の力」(よか出版)著者。

最近の記事

自分の頭で考える力を育てる #未来のためにできること

人類は、未来のためにSDGs「持続可能な開発目標」をつくり、よりよい未来につなげようとしている。大賛成だ。私には、したいことがある。それは、私にとって最大のテーマである教育において、未来のためのよりよい教育をつくること。 よく考えてみてほしい。いくらSDGsだと言っても、自分のこととして真剣に取り組まなければ、実現しない。そう考えると、SDGsの中でも4番「質の高い教育をみんなに」という目標は、他のすべての目標を実現するための基盤といえる。 SDGは世界的目標だが、4番

    •  noteは失敗に優しい!   ~「変更履歴」ありがとう~

      note原稿を書いていた。2000文字を越えていた。すこし、短くしてみようと、・・・もっと短く言いたいことをズバッとそれだけでもいいんじゃ・・・200文字くらいになった。 けれど、やっぱり、2000文字のはじめの文には、残したい部分が多いな。そう思いながら、カーソルを←に合わせて、クリック。 すると、「下書きに保存されました」 えっ、マジ? 俺、←だけだと、上書きされないと思ったのに。なんで? そういう機能なのか、・・・しかたない、また同じことやって、さっきの200

      • 将棋で人を育てる~教育将棋~

        私は2000年から日本将棋連盟公認の将棋指導員になりました。自宅将棋教室も開き、いろんなところで学力向上や人が育つ将棋の指導しています。 また、日本発達心理学会や日本教育実践学会に所属し、学術的研究もふまえて、人の学びやよりよい成長を探究しています。 将棋がある程度強くなると、学力も高い傾向にあるように思います。追いかけ調査をしているわけではありませんので、高校受験や大学受験の結果を見る限りにおいては、難易度の高い学校に合格することが多いと感じています。 将棋が強くなる

        • 天才を育てる方法を未来に残す

          子供の頃からずっと自分の頭で考えることが好きだった。話し出すよりも前に自分の頭で考えていた記憶がある。なぜだろう、どうなっているんだろうということをよく考えていたように思う。 今でも考えている一つの大きなテーマは、人間がよりよく生きるためにはどうすればいいのかということである。子供が成長する中でより良く成長するためにはどうすればいいのか 一言で言えば、天才の育て方はあるのか、そしてもしあるとすればどのように育てればいいのかということである。 私なりに 天才の育て方は考えつ

        自分の頭で考える力を育てる #未来のためにできること

          リスキリングしたくなる教育

          リスキリングということが極めて多く言われだしたような気がします。 人生は長く、変化は激しいので、よりよく生きるには、個人のリスキリングが重要になります。 ところが、このリスキリングをする場合に、喜ぶ人と好まない人とがいるのではないかなという気がしています。そして、それはこれまでの育ち方が影響していて、教育によってリスキリングを好むように育てることは可能ではないかと思うのです。なぜなら、リスキリング自体は、自分の能力を高めようとするものなので、できるのならば、今の能力では力

          リスキリングしたくなる教育

          S式・人の育て方       長距離走の中学校の体育授業、もっと学べる

          私は、人の育て方をずっと考えている。 私は未来のために、人がよりよく育つ方法を考え発表したい。 きょうは、長距離走の中学校の体育授業を見て、考えたことを発表します。 近くに中学校の運動場に隣接した公園がある。その公園から見ていると、体育の授業などでもしっかりとよく見える。ある冬の日。その中学校の体育の授業で長距離走を行っている。どうもタイム会のようだ。 ずっと走り続けている子供たちに向かって、先生が「しっかり走れ」「頑張れ」と声援している。「頑張れ」と応援している子どもたち

          S式・人の育て方       長距離走の中学校の体育授業、もっと学べる

          私が、noteに簡単な詰将棋の投稿を続ける理由 ~創作とは~

          私は今、noteに簡単な詰将棋の問題を出題、説明する投稿をしているんですが、それはなぜかと言うと、簡単な詰将棋にこそ、現代に大きく横たわる問題を解決できるのではないかという思いが強いからなんです。どういうことかと言うと、例えば 学校での問題、先生が足りていない。なかなかなり手がいない。この問題 1つを見てみても、一番問題なのは何かと言うと、それは子供たちの思っていることがどんどん多様化し、また好き勝手なことを色々言える状況で、その夢を実現するための手助けとして先生の仕事がある

          私が、noteに簡単な詰将棋の投稿を続ける理由 ~創作とは~

          「あなたは、クラーク博士の言葉を知っていますか?」

          「あなたは クラーク博士の言葉を知っていますか?」 そう聞くとおそらく多くの人が クラークの博士の言葉知っていますよ、少年よ、大志を抱けですと答えるのではないでしょうか。 これを読んでいるあなたもおそらくそう答えるように私には思えます。でも それは 正解でしょうか? 私は違うように思うのです。 何を言っているんだ。クラーク博士の言葉は、「少年よ、大志を抱け」で間違いないよとあなたは再びそう思い、違うんじゃないですかと言った私の言葉に耳を貸そうとはしないでしょう

          「あなたは、クラーク博士の言葉を知っていますか?」

          かんたんすぎる詰将棋37

          きょうもごらんくださり、ありがとうございます。 さて、下の問題をごらんください。 さて、どうなっていますか? 問題を解くには、よくみることです。 これは、将棋にかぎらず、つかえることかなと思います。 よくみましょう。 王は、どこにありますか? 攻めの駒は、どこにあって、どのようにきいていますか? 守りの駒は、どこにあって、どのようにきいていますか? どうなっているのかをよくみましょう。 さあ、どうでしょうか? 考えましたか? できましたか? どうでしょう。

          かんたんすぎる詰将棋37

          かんたんすぎる詰将棋36

          ごらんくださって、ありがとうございます。 きょうは、下の図をごらんください。 さて、どうでしょう。 王は、どこにあるでしょう? 守りの駒、攻めの駒は? 2三の守りの駒は、馬(角が成った駒)です。 持ち駒は? さあて、どうしますかね。 もちろん、将棋は、一つ一つかんがえていくことは、とてもだいじです。 一方で、イメージすることもだいじです。 王がここにあったらなあ。 そういう、ものを考えること、イメージすることは、とても だいじです。 そして、そのイメージが

          かんたんすぎる詰将棋36

          かんたんすぎる詰将棋35

          きょうもごらんくださり、ありがとうございます。 さて、きょうは下の図が問題です。 かんたんすぎる詰将棋35です。 いやあ、かんたんすぎ!と思っても、確認することは、だいじです。 将棋、はじめのころに負けるのは、うっかりが多いです。 うっかりを減らしましょう。そして、うっかりをなくしましょう。 うっかり、もったいないです。 強い人でも、二歩してしまったり、ということがありますよね。 あっ、できた!と思ったり、いい手が見えたぞ!!と喜んだりして、その手でだいじょうぶ

          かんたんすぎる詰将棋35

          かんたんすぎる詰将棋34

          きょうもごらんくださり、ありがとうございます。 きょうも詰将棋を考えましょう。 それでは、さっそく、下の図をごらんください。 さあ、まずは、よくみましょう。 駒が、どこに、どうきいていますか? まずは、この問題の駒の動きをイメージしましょう。 そして、さあ、考えましょう。 どうですか、できましたか? 部分を大きくした図面ものせておきますね。 さあ、どうですか? できましたか? そろそろ正解発表をします。 正解は、 1一飛車成りの1手詰 です。 これで、詰

          かんたんすぎる詰将棋34

          かんたんすぎる詰将棋33

          きょうもごらんくださり、ありがとうございます。 きょうは、かんたんすぎる詰将棋33です。 下の図です。 さて、どうでしょう。 駒の位置をよく見て、ききを感じてください。 さて、どうでしょうか。 詰将棋は、攻めている方は、必ず王手をしますからね。 だからといって、3二金なら同金ですし、 2二飛車成りだと、同歩で、詰みませんね。 さあ、どうしましょう。 そろそろ、いいでしょうか。 正解を発表しますね。 正解は、 4一飛車成り、同玉、4二金でした。 正解を思い浮か

          かんたんすぎる詰将棋33

          かんたんすぎる詰将棋32

          きょうもごらんくださり、ありがとうございます。 きょうは、かんたんすぎる詰将棋32です。 下の図面です。 まずは見ましょう。 王は、どこにありますか? 攻めの駒は、どこにあって、どこにきいていますか? 守りの駒は、どこにあって、どこにきいていますか? 3三にあるのは馬(角が成った駒)です。 さあ、考えましょう。 どうですか? できましたか? たとえば、1三飛車成り、・・・ それだと相手はどうしますか? 同玉で、玉にとられますね。 では、2二飛車成りは? 相手

          かんたんすぎる詰将棋32

          かんたんすぎる詰将棋31

          きょうもごらんくださり、ありがとうございます。 きょうは下の図面、かんたんすぎる詰将棋31です。 どうぞ、ごらんください。 まず見ましょう。 そして、考えましょう。 さあ、どうでしょうか? 3一にある攻めの駒、2五にある守りの駒、 これらはどちらも龍(飛車が成った駒)です。 王は、どこにありますか? 攻め駒は、どこにあり、どこにきいていますか? 守り駒は、どこにあり、どこにきいていますか? よく見て、そして、考えましょう。 まずは、何手詰かをお知らせしないで、考

          かんたんすぎる詰将棋31

          かんたんすぎる詰将棋30

          きょうもごらんくださり、ありがとうございます。 きょうは、かんたんすぎる詰将棋30ですね。 30回、とにかく書こうとつづけています。 それは、ものを考えることがたいせつだと思っているからです。 ものを考えられるようになると、いろんなことが変わります。 くりかえし考えることをつづける、深く考える、そうすることで、人は成長します。 考える力がつきます。そして、それだけじゃないんです。 ぼくは、いろんな教育に関する発信がある中で、私と考えが似ているとか、この考え正しい、

          かんたんすぎる詰将棋30