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架空ホビアニを作る【10】総集編とタイトル

ホビーアニメ……略してホビアニ。
玩具の販売促進を目的とした低年齢層向けアニメの総称である。
これは、強めの幻覚をキメた一人のヲタクが、架空のホビアニを作り出すまでの物語。

忘れちゃいけない

おはこんばんにちは(死語)。伊地知です。
今回から、記事のサムネイルを路線変更しました。(一見しただけでどの記事か分かりにくかったため……)併せて過去の記事のサムネイルも差し替えております。
記念すべき第10回。今回は記事タイトルでお察しの通り、総集編です。定期的に差し込まれる今までの振り返り回って、ホビアニの風物詩ですね。なにぶん話数が多いので、大人の事情も含めて色々と大事な回の一つです。

キャラの音声だけでお送りします

総集編を本編にどう組み込むか、というのも脚本の腕の見せ所……なんでしょうか。知らんけど。

本記事にはそろそろ総集編が必要です。何より私、伊地知自身が様々な設定を整理できていないので。

※今回の記事はゆっくりまったり振り返りをしつつ、ヤバい矛盾点を早期発見できるようにするためのものです。つまりあんまり読まなくても良いし、読むなら前回までの記事を読まなくても良くなります。一応元記事のリンクも貼っておりますのでよろしければどうぞ……。

自己紹介から始めよう

私の名前は伊地知。ニチアサやホビアニをこよなく愛する、いわゆる大きなお友達。
ある日突然、「ド好みのホビアニで沼りた~~い」ってお願いを、神様が叶えてくれたの。けど、そのホビアニは「自分で作れ」っですって!?そんなの聞いてな~い!!
そんなこんなで架空のホビアニを作る記事を書くことになった私。技術も語彙も乏しい雑魚ヲタクなのに……いったいどうなっちゃうの~~!!??

孤高の幻覚☆かくほびちゃん 第2話

序盤からふざけてますね、すみません。一度女児向けホビアニの主人公になってみたかったもので。記事を書く経緯と言うか、決意みたいなのはこちらに書いております。よろしければご一読ください。

決定事項を振り返ろう

概要【達成率60%】

タイトル『未定』
舞台は現代の日本であり、主人公含む主な登場人物は小学生。ホビーのターゲット層は小学生男女であり、形態は(アーケード)トレーディングカードゲーム。テーマは悪魔。

概要はこんなところでしょうか。リアタイしている幻覚を見ているんですが、イメージとしては、平成後期のホビアニっぽいですね。
今の元号?平成だけど。くらいの心持ちでいきましょう。
この辺(全何話なのかとか、放送局とか)もフワッと決めて、Wiki様っぽい解説が書けるようにしたい。それはいつになるんでしょう。

本作のホビー展開【達成率10%】

メイン:指輪型デバイス(ソロモンリング)
収集アイテム:カード(アクマカード)
サブ要素:カードホルダー(グリモア)
ゲーム:ソロモンバトル【略・ソロバト】

※画像は開発中のものです

アニメ上でのホビー【達成率20%】

✕✕コーポレーションが発売するトレーディングカード『アクマカード』とそれを用いた『ソロモンバトル』が世界で大流行中。
『ソロモンバトル』は一般的なカードゲームであるが、何と『アクマカード』は本物のアクマを封じ込めたカードである。
主人公たち、ソロモンリングを持つ人間は、実際にアクマを召喚して『ソロモンバトル』を行うことが出来る。

この画像気に入ってるので書き直しました

※現実世界でのゲームは、よりアニメ本編に近いものにするため、アーケードゲームで再現を予定。

アニメの世界観【達成率40%】

アクマとは……
「地獄」に巣食う、人智を越えた異形の存在。

①地獄のアクマたちは「傲慢・憤怒・嫉妬・怠惰・強欲・暴食・色欲」と呼ばれる七つの種族に別れていた。それぞれの種族を率いる王は「七つの大罪」と呼ばれた。七つの大罪が率いるアクマ達たちの勢力は、人間界への侵略を企てる。
②人間界の偉大なる呪術師、ソロモン王は「ソロモンリング」を使い、全てのアクマをグリモアに封じた。
③時は流れ現代、グリモアの封印が何者かに破られ、アクマ達が人間界に解き放たれてしまう。
④主人公たちはひょんなことからグリモアとソロモンの指輪を手に入れ、散り散りになったアクマを探す羽目に。
⑤アクマは非常に危険な存在である。主人公たちはアクマを悪用しようとする者や、七つの大罪と戦っていく。

参考(1話のOPナレーション)
禁断の指輪、ソロモンリング。
かつてソロモン王は、リングの力でアクマを従え、人間界に平和をもたらした。
時は流れ現在、何者かによりアクマの封印が解かれてしまった。
地獄の門は開かれた。
アクマはきっと、キミのすぐ側に……。

キャラクター達を振り返ろう

メインキャラクター【達成率70%】

主人公

「……友達を見捨てるのは、ちょっぴり寝覚めが悪いから」

怠惰のアクマ使い
①名前  久間倉 ほむら(クマクラ ホムラ)
②年齢  10歳(小学5年)
③性別  女
④所属  逢魔が時小学校
⑤家族  祖父と二人暮らし。研究者の両親、年の離れた兄とは別居。
⑥一人称 ボク
⑦二人称 キミ、○○くん、○○さん
⑧口調  中性的

※訂正:「✕目覚めが悪い→○寝覚めが悪い」
前回まで、誤用と知らず使っていました……。日本語ムズカシイ。大変失礼しました。

○性格  
気だるげで何事にも無気力。いつも怠けてばかりだが、根は誰よりも友達想い。
○能力 
大抵のことはやればできるが、普段はやる気が出ないので出来ない。能ある鷹はなんとやら。ここぞと言う時には機転が利く。
○好きなもの
居眠り、友達
○嫌いなもの
面倒事、悪い奴
○評価
授業もテストもマトモに受けず、居眠りばかりしている。そのため、落ちこぼれの烙印を押されている。
○過去
とある事故で、ほむらの両親、他の研究者たちが命の危機に晒される。アクマがタマシイの炎(※)を一部差し出せば、ほむらと両親だけは助けてやると持ちかけた。ほむらは全員を助けると引き換えに契約し、自分自身の魂を差し出す。
同時にアクマに関する記憶も奪われてしまう。
結果、タマシイの炎のほとんどを失ったほむらは、無気力で無関心の「がらんどう」になってしまった。

この画像も好き

※「タマシイの炎」
人間一人一人が持つ魂の具現化。アクマはこれを好んで食らう。その炎が燃え尽きてしまうと、人間の心が死んでしまう。
なお、ソロモンリングは微量ずつだがこの魂の炎を消費してアクマを召喚する。

親友

「ほむらちゃんは……ぼくのヒーローだから」

①名前  神瀬 カイト
②年齢  10歳(小学5年)
③性別  男
④所属  逢魔が時小学校
⑤家族  父母。一人っ子。
⑥一人称 ぼく
⑦二人称 きみ、○○くん、○○ちゃん
⑧口調  柔らかい

○性格 
気が弱く、どことなく冴えない少年。誰にでも優しく、真面目で勉強熱心な性格。
○能力
優等生。劣等生のほむらの世話を焼くこともしばしば。ソロバトはあまり強くない。臆病だが、ここぞの時にはど根性を見せる。
○好きなもの
勉強、ほむら
○嫌いなもの
素顔を見られること、いじめっ子
○過去
「女みたい」だといじめられたがキッカケで、わざと冴えない格好をしている。その時に助けてくれたほむらを「ヒーロー」として慕っている。
○闇堕ち
アクマ使いのほむらに助けられる度、何も出来ない自分に苛立ち、どす黒い感情が貯まっていく。やがてその感情は押さえられなくなり……

嫉妬のアクマ使い
「ずっとお前のことが嫌いだった!何の努力もしないくせに、僕の先を行くお前が!」


○闇堕ち後の変化
一人称「ぼく」→「僕」
二人称「きみ」→「お前」
   「ほむらちゃん」→「ほむら」
強大な力を手にしたことにより、素顔を見られても平気になった。
ほむらに対し、強い憎しみを抱いている。彼女を様々な手段で陥れ、「ヒーロー失格」の烙印を押そうと躍起になる。

再起のヒーロー
「ぼくはヒーローを……ほむらちゃんを守るヒーローになるよ」

○復活後の変化
一人称「僕」
二人称「君」、「ほむらちゃん」
羨望、嫉妬、劣等感もすべて自分自身だと受け入れて成長した姿。アクマ使いの一人としてほむらに協力し、活躍の幅を広げる。

ライバル

「間違った道に進もうとしてるアイツを、無理やりにでも連れ戻してやんのがダチだろうが!!」

憤怒のアクマ使い
①名前  大狼 バン
②年齢  10歳(小学5年)
③性別  男
④所属  【転校生】逢魔が時小学校
⑤家族  音楽の名門。家出中
⑥一人称 オレ
⑦二人称 お前、テメェ、○○【呼び捨て】
⑧口調  ~だぜ

○性格
やや短気で怒りっぽい。声を荒らげることが多い。「ロック」を信条に悪ぶっているが、行動の節々に優しさがにじみ出ている。

○登場(10話いかないくらい)
界隈で人気を博している「ウルフ」と出会ったほむら。謎多きロックンローラーの正体はソロモンリングを携えたアクマ使いであった。ほむらは、グリモアを狙う少年とソロモンバトルで闘う羽目になるのだが……?

○過去
父は作曲家、母はプロのピアニスト。一流の音楽一家で英才教育を受け生まれ育ったバン。彼は「ロック」に心を惹かれるが、格式高い両親には猛反対される。そんな窮屈な暮らしに嫌気が差し、バンは家を飛び出す。
ほむらとは幼馴染みだが、彼女を戦いから遠ざけ、過去と決別するために初対面のフリをしていた。

主人公トリオ

本題

総集編と言うか、ただのまとめ記事になってしまったような……。一回分を使ってやる意味はあったのか。ないな、これ。
意味を持たせる為に、今回ついに最重要事項を決めたいと思います。そう……タイトルです。

実は前々から決まっていたのですが、もう少し凝るべきか、短すぎやしないかと考えを巡らせていました。けれど、自分の原点を振り返ると見えてきます。シンプルに、直感的に。

と言うことで、伊地知がお送りする架空ホビアニのタイトルは、

『ソロモンバトル!!』

に決定です。

ゲームタイトルと同一の作品タイトル、やはりど直球が一番ですね。略称は「ソロバト!!」です。
伊地知の戦いはこれからだ!!
来週もよろしくお願いいたします。

おまけ【自給自足イラストメイキング】

第10回!をテーマに描きました

※飲酒の勢いに任せて書いたテキストをそのまま載せています。毒にも薬にもならないメイキングですが何卒宜しくお願い致します。

①ふわっと構図を考えるぜ!!
第10回ということで、3人が「10」の数字を表現してる感じにしました。この時点で何も考えてないので、破滅する未来しか見えませんが張り切っていきましょう。

②ちゃんと下書きを描くぜ!!資料を見ながらな!!
公式資料(作画:伊地知)を見ながら描いていきます。手の作画に不安を感じます。画面外を想像しながら描くことをしないため、髪の毛とかもう駄目な気配がします。

③線画描きゃいいんだろ!!やってやんよ!!
細かい線は塗った後にして、外枠のみ描いていきます。どうせ厚塗りするので塗りつぶしができる程度に整えていますが、雑です。
カイト(←)の襟足を忘れていましたので書き加えました。

④バケツツール最高~~!!色を塗りたくれ!!
バケツツールでバシャバシャ塗ります。特に考えることはありません。色選びに不安があったため、公式資料の色をスポイトしました。版権モノでは基本しないのですが、自作の資料なら無問題です。

⑤ざっくり影を塗る!!俺にできるのはそれだけさ!!
はっきり塗れるタイプのブラシで影っぽいところに色を置きます。影はライティングを考慮し、それっぽい色を選びました。

⑥線画のカラー・チェ~~ンジ!!メイクア~~ップ!!
色トレスを駆使しつつ、彩度高めの色で線画を馴染ませます。この時点でかなり方向性を見失っています。

⑦影を足す……それだけでこの世界はひっくり返るのさ
レイヤーを統合し、水彩とかパステルっぽいブラシで影を落としこんでいきます。線画がつぶれても気にしないで大丈夫です。……大丈夫?

⑧俺たちは何度でもやり直せる!!線画を引き直せ!!
細めの水彩ブラシで塗りレイヤーにそのままゴリゴリ線を引きます。ここで引き直すなら色トレスそこまで必要なかった気もしますが、考えたら負けです。

⑨苦境を乗り越え、塗りを整えろ!!
ざっくりの塗りをブラシサイズを下げて整えます。ハイライトを追加し、細かい線なども書き足しました。

⑩「黒十字」を加えろ
線の印象が薄かったため、何か……こう、交わるところに黒を置きました。ちょっとパキッとしていい感じになりました。

⑪小ネタ的な要素をぶち込め!!それっぽくなるから!!
10要素が薄い気がしたので、色んな10を書き足しました。ちょっぴり加工も加えて、色の印象も若干変わっていますね。

完成だ~~~~!!!

(紅のテンションで)

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