福沢諭吉も「何でもちょっとやってみる」推奨
福沢諭吉は書籍「学問のすすめ」の中で「自分でやってみること」の大切さについて延べています。先日書いた「子どもには何でもちょっとやらせるべき14の理由」とも合致する内容でした。
はじめに
こんにちは!「こどもコーチのこーちゃん」ことスタスタCEOの鈴木孝一です。
東工大院卒、ITベンチャーと一部上場企業を経て教育ベンチャー2社経営、趣味で器械体操やプレミアムテキーラのインストラクター、・・・。誰かが敷いたレールには従わない人生を毎日楽しんでいます。
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福沢諭吉は書籍「学問のすすめ」の中で「自分でやってみること」の大切さについて延べています。先日書いた「子どもには何でもちょっとやらせるべき14の理由」とも合致する内容でした。
◆「学問のすすめ」の一節
父:今日ツイッターでこんなのが流れてきたんだよね。福沢諭吉が書いた「学問のすすめ」っていう本の中の一節だ。すごく良いこと書いてあったから是非キミにも見てもらいたいなと。
人の仕事を見て「たいしたことないな」と思ったら、自分自身でその仕事をやってみなさい。
人の商売を見て、下手だと思ったら、自分でその商売をやってみなさい。隣の家の家族を見て教育がなってないと思ったら、その教育を自分の家族にやってみなさい。人の著書を評論したいと思うなら、自分で筆を執って本を書いてみなさい。学者を評価しようと思ったら学者になってみなさい。医者を評価しようと思ったら医者になってみなさい。
大きな問題から小さな事柄に至るまで、他人の「働き」にくちばしを挟(さしはさ)みたいと思うなら、試しにその身をその「働き」の地位において、自分自身で体験した上で考えてみなさい。
仮に職業としてまったく違うものであっても、よくその「働き」の難易・軽重を測るのです。まったく種類の違う仕事であっても、ただ両方の「働き」をもって自分と他人を比べれば、大きな間違いはしないでしょう。
福沢諭吉著、奥野宣之訳(2012)『学問のすすめ』致知出版社
👦:「自分自身でその仕事をやってみなさい」!? これってこの間お父さんが言ってた「何でもちょっとやってみる」の話じゃない??
父:そう! すごくタイムリーだったからビックリした 笑
↑この記事でお父さんが言ってた「何でもちょっとやってみる」の14個のメリット覚えてる?
👦:「話のネタになる」だけしか覚えてない 笑 ほか何だっけ??笑
◆何でもちょっとやってみるメリット
父:これだね↓ 特に★のところが福沢諭吉の言ってることと近いね!
1.話のネタになる
2.より詳しくなる
3.有り難みが増す
4.1の経験で10学べる
5.人に頼むときの勘所がわかる
6.人に頼むときに騙されない
7.何を伝えなきゃいけないかがわかる
8.どのくらい時間がかかるものなのかわかる★
9.何が簡単で、何が難しいのか勘が働くようになる★
10.ちゃんとやってる人の凄さがわかる★
11.いざとなったら自分でできる
12.的確な質問ができる
13.挑戦のハードルが下がる
14.やりはじめの成長速度ボーナス
👦:自分が実際に体験することによって初めて、その仕事の難しさとか大変さがわかるってことだよね。
父:前半は、商売、教育、本、学者、医者、・・・それぞれ経験してから口を出しましょう、って書いてあるよね。でも実際何から何まで全部自分で経験するのって現実的ではないよね。
👦:何でもちょっとやってみるにしても全部は無理だよね。医者もやって政治家もやって、とかできないよね。
父:そう、だから最後の段落の「仮に職業として全く違うものであっても・・・」のところが大事なんだ。
👦:「働き」? どういう意味??
父:ここで登場するのが「抽象化」なんだ。自分がよく知ってる職業でやっていることを、他の職業に置き換えて考えられるくらいに抽象化したものが「働き」だ。
👦:抽象化と転用! 1の経験から10学ぶ話だね!
父:つまり福沢諭吉のメッセージはこういうことだ。
「なるべく何でも自分で経験した方がいいけど全部は無理」
「抽象化と転用を駆使すれば大きな間違いはせずに済む」
改めて「何でもちょっとやってみる」ことの大切さを学ぶことができました。ありがとうございました。
さいごに
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