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子どもには何でもちょっとやらせるべき14の理由

アレもコレも!とどれも中途半端に手を付けるお子様にイライラしたことありますか? 実は「何でもちょっとやってみる」ことはメリットだらけです。その効果を最大化するコツもご紹介します。

はじめに

こんにちは!「こどもコーチのこーちゃん」ことスタスタCEOの鈴木孝一です。

東工大院卒、ITベンチャーと一部上場企業を経て教育ベンチャー2社経営、趣味で器械体操やプレミアムテキーラのインストラクター、・・・。誰かが敷いたレールには従わない人生を毎日楽しんでいます。

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アレもコレも!とどれも中途半端に手を付けるお子様にイライラしたことありますか? 実は「何でもちょっとやってみる」ことはメリットだらけです。その効果を最大化するコツもご紹介します。

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◆何でもちょっとやってみる

👦:ねぇお父さんが普段生活するにあたって意識してることってあるの?

父:随分ざっくりした質問だね 笑 いろいろあるけど、そうだね。キミもやってみたらいいんじゃないかって思ってることを話すね。

・何でもちょっとやってみる

ってのをお父さんは意識してるよ。

👦:なんでもちょっと? どういうこと?

父:やったことないことは、やるチャンスがあったら体験してみるってことだね。別にやらなくても困らないようなことでも、ちょっとだけ手を出してみるって感じ。

👦:例えばどんなこと?

父:ほんと何でもいいんだけど。例えば、納豆を自分で作ってみるとか? 納豆なんか買えば3パック100円とかで買えるから作る必要性なんて全然ないんだけど。それをワザワザやってみるんだ。

👦:なんでそんなことするの?

父:色んなメリットがあると思っていて。例えば納豆を作ったことによって、

・話のネタになる
・より詳しくなる
・有り難みが増す

って効果があったよ。大豆を水で戻して圧力鍋で煮るのに結構時間がかかるんだなーとか、ちゃんと保温しないと発酵がイマイチ進まないんだな−とか、家でやると家中に枯草菌(納豆菌)が拡がって濡れたタオルが納豆臭くなっちゃうんだなーとか。色々学べる。

👦:なるほど、面白いね。でもそれだけだったら、別にボクはいいかなぁ。

父:昨日なんの話したか覚えてない?? 「抽象化して転用する」ことの重要性を力説したはずなんだけどなぁ。あんまり伝わってなかったのか。残念・・・。

👦:そっか! 納豆作りの経験を抽象化して、別のことに転用・応用できると「1の経験で10学べる」のか!

父:そういうこと。他の人が経験してないことであればあるほど、世の中での希少性は高まるからより価値が出るよ。それから逆に、他の経験で得たことを転用もするから初めてのことでもスグにコツが掴めたりするんだ。

👦:転用するために色んな経験しておくんだね!

父:それもあるんだけど、実は他にももっと沢山メリットがあるんだ。

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◆人に頼むときの勘所がわかる

父:また具体的な例を出して説明するね。例えば「名刺の作成」だ。名刺ってわかる? お仕事とかで使う自己紹介カードみたいなものだね。会社名とか自分の名前が書いてある。お父さんは自分でデザインして、印刷会社に発注して作ったことがある。あ、自分で印刷したこともあるね。

👦:へぇー! 自分で作れるんだ!

父:名刺印刷サイトで無料のデザインソフトが提供されててそこで作ったこともあるし、AdobeのIllustratorってのとPhotoshopっていうソフトを使って作ったこともある。印刷会社に渡すファイルの形式とかも決まってたりするんだ。

👦:そんな風になってるんだね。

父:全部自分で一通りやったことがあるからこそわかるよね、そういうのも。これがめっちゃ大事なんだ。何故かと言うと、

・人に頼むときの勘所がわかる

からなんだ。

👦:どういうこと?

父:大事な名刺は基本的にプロのデザイナーに制作をお願いしているんだ。自分で作ったことがあるからこそ、適切な依頼ができるようになる。こちらで決めるべきことと、デザイナーさんにお願いしても大丈夫なこととが、きちんと把握できたり。

👦:名刺作成での経験を他に転用できるようの抽象化するとどうなるの?

父:名刺作成に限らず、仕事関係のことを自分で経験するメリットを抽象化してみるね。

・人に頼むときに騙されない
・何を伝えなきゃいけないかがわかる
・どのくらい時間がかかるものなのかわかる
・何が簡単で、何が難しいのか勘が働くようになる
・ちゃんとやってる人の凄さがわかる
・いざとなったら自分でできる
・的確な質問ができる

👦:おー! 騙されなくなるの?

父:何が簡単で何が難しいかがわかるから、簡単なところで変に金額取られてたら指摘できるよね。そもそも依頼するときに、明らかに素人じゃない感じでお願いできるから、向こうも変な気が起きづらいよね。「あ、この人は騙せない」ってなる。

👦:そういう効果もあるのか!

父:プロの凄さが身にしみてわかるのも大きいメリットだよ。喜んでお金払いたくなる。「あんな大変なことを上手くやってくれるんだからこのくらい安い!」って思えるようになる。

👦:感謝できるようになるんだね!

父:それから「いざとなったら自分でできる」ってのもかなり重要。名刺でいうと、引っ越して住所が変わったときとかにいちいちデザイナーさんにお願いすると時間掛かっちゃうけど、自分でIllustrator修正して印刷会社に回せば最速で名刺を新しくできる。

👦:たしかに自分でできると強いよね。

父:仕事関係のことで「何でもちょっとやってみる」とこんなメリットがあるんだ。お父さんは会社を経営していて色んな業務を人にお願いすることになるから、会社員やってる人とかに比べると特にこのメリットが大きいのかもしれない。

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◆挑戦のハードルが下がる

👦:仕事関係以外のことで、他にもメリットあったりするの?

父:あるよ! 何でもちょっとやってみるってことは、新しいことに挑戦するってことでしょ? これ自体がメリットだよね。人には現状維持をしたがる本能があるから、意図的に新しいことをやるのが大事だったりする。

👦:理性で本能をコントロールする話だね。変わり続ける勇気が大事って前に教えてくれたよね。

父:取りあえず何でもやるようにしてると、新しいことに挑戦することのハードルが下がるんだ。そんなに気負わずにチャレンジできるようになる。これは大きなメリットだよ。

👦:たしかにそれはいいね!

◆やり始めの成長速度ボーナス

父:これはやってみた対象に対するメリットなんだけど、割とスグに上達するんだ。「費用対効果」というか、「時間」対「成長」がめちゃめちゃ効率がいいんだ。

👦:じかんたいせいちょう?

父:同じ時間を費やしたときにどのくらい成長するかってのを考えたときに、新しく始めたばっかりの成長度合ってスゴイんだ。これは時間が立つにつれて穏やかになっていく。グラフで描くとこんな感じ。

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👦:最初にグッと成長するんだね! そして後はだんだんなだらかになるんだね。

父:そう。少しの時間で一気に成長できるから「全くやったことがない人」と「少しだけどやったことがある人」の差って意外と大きいんだ。だからやっぱり「何でもちょっとやってみる」のってお得なんだ。

👦:いいことばっかりじゃん! なんでみんなやらないの?

父:この「何でもちょっとやってみる」のを実践してると「腰が軽い」とか「腰を据えてやらないと身につかない」とか「石の上にも三年」とか言う人はいるよ。

👦:じっくりやらないと本質は身につかないよ、って指摘されるってこと?

父:まあそうだね。でも反論としては「何でもちょっとやってみる」は別に「何も腰を据えてやらない」ってことではないんだ。色々体験してみた結果、自分に合ってたものをじっくり腰を据えてやればいいだけだからね。

👦:その方が自分にピッタリ合うものが見つかりそうだよね!

父:もし万が一ピッタリのものが見つからなかったとしても、抽象化と転用ができてれば絶対にムダにならないしね。何やってもコツがスグ掴めるようになってるはずだから。てなわけで「何でもちょっとやってみる」のをおすすめする!

👦:なんでもいいんだよね? 

父:本当になんでもいい。やってみたいことを何でもやればいい。これって実は「こどもコーチング」でやっていることそのままだ。その子がやりたいことを見つけて、実行する。そこからの学びを抽象化して蓄えていく。我ながら、改めていいサービスだと思った 笑

さいごに

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