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息子にやらせたい人生観が変わるヒッチハイク

ヒッチハイクで何故わたしの人生観が変わったのか?我が子にもやらせたい理由について驚愕のエピソードとともに紹介します。

はじめに

こんにちは!「コーチのコーチャン」ことスタスタCEOの鈴木孝一です。

東工大院卒、ITベンチャーと一部上場企業を経て教育ベンチャー2社経営、趣味で器械体操やプレミアムテキーラのインストラクター、・・・。誰かが敷いたレールには従わない人生を毎日楽しんでいます。

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ヒッチハイクで何故わたしの人生観が変わったのか?我が子にもやらせたい理由について驚愕のエピソードとともに紹介します。

30歳超えて人生初ヒッチハイク

👦:ねぇお父さん!「死ぬまでにやってみたいことリスト」の中で、実現したものって何があるの?面白いの教えてよ!

父:おっけー!

ヒッチハイクで旅をする

ってのが実現したよ。今からちょうど4年半前だ。キミ達がアメリカに1年半行ってた間にやったんだ。日本に1人で居てヒマだったから。

👦:そんな事やってたんだね! ところで「ヒッチハイク」ってなんだっけ?

父:知らない人の車にタダで乗せてもらうことだよ。画用紙に行き先を書いてこうやって親指立てて車を止めるんだ。「乗せてーっ!」って。

👦:えー!乗せてもらえるのそれ?お金払わないんでしょ?

父:ね、乗せてもらえなさそうでしょ?でもめっちゃ乗せてもらえるんだ。世の中には優しい人がいっぱいいるんだなってのが感じられるよ。

👦:すご!どこまで行ったの??

父:東京から大阪まで行ったよ。合計9台乗せてもらって。事前の予想ではトラックの運転手さんが乗せてくれやすいのかと思ってたんだけど意外とそんなことはなく、トラックは2台だけだったよ。乗せちゃダメって言われてるんだってさ。事故にあったときとかに責任取れないから。

👦:へぇ、そうなんだ。どんな人が乗せてくれたの?

父:本当に色々だったよ。学校の先生、大学生カップル、老夫婦、小さな子を連れた家族旅行の車、お仕事途中のおじさん、テニスの試合の帰りの人達・・・、みんな本当に親切でいい人ばっかり

👦:めっちゃ面白そう!ボクももう少し大きくなったらやってみたくなってきた!

父:いいよヒッチハイク。おすすめ!お金を払わない分、トークで楽しませないといけないから会話力がめっちゃ鍛えられる。知らない人といきなり1時間とか話し続けられる自信ある?笑

👦:え、おじさんとかでしょ?ムリかも・・・。

父:どうせだったら、乗せてくれた人に「この人乗せてよかったな」って思ってもらえるようにしたいよね。そのためには他の人が経験したことないこととか、面白いネタを仕入れておかないとね。ちょうど今話しているこのヒッチハイクネタみたいにね。

👦:たしかに!ヒッチハイクの話おもしろい!

父:でしょ?でもまだ続きがあるんだこの話には。もっとスゴいエピソードが。人生の巡り合わせって不思議だなー、世界って狭いなーって話が。

👦:えー!なになに?教えてよ!

北朝鮮・朝鮮学校への偏見

父:人生初のヒッチハイクで一番最初に乗せてもらうまで2時間くらいかかったんだ。9月だったからまだ暑くて汗だくになりながら。高速の乗り場前でやってたから車はいっぱい通るんだけど、なかなか止まってくれなくて。

👦:2時間も待つの!?大変だね・・・。

父:初めて止まってくれたのが、名古屋の高校でサッカー部の顧問をやってる先生だったんだ。後ろには生徒みんなが乗ってるバスが付いてきていて、先生は自分の車で東京まで遠征に来てたんだ。

👦:へぇー、生徒が後ろのバスにいるのに乗せてくれたんだね。

父:うん。で、その高校ってのが朝鮮学校だったんだ。朝鮮学校って知ってる?朝鮮半島にルーツをもつ人達が通う学校なんだ。北朝鮮とも関係が深い。

👦:北朝鮮!?よく日本海にミサイル撃ってる??

父:うん、その北朝鮮。正直言ってお父さんは北朝鮮とか朝鮮学校にいいイメージを持ってなかったから、朝鮮学校の人だってわかったときにちょっと警戒したんだ。

👦:そうだよね。拉致問題とかあるもんね。

父:うん。でも後ろに生徒がいる状態でそんなことは起こらないだろうとタカをくくって、結局車に乗せてもらうことにしたんだ。

👦:勇気あるね。お父さん。

父:名古屋まで車で行くと5時間位かかるんだ。5時間2人で話し続けると、初対面からでも最終的には人生観まで語り合うくらいになって。聞けば聞くほど、めちゃめちゃいい人だなって思うようになって。

👦:いい人だったんだ!

父:人間味に溢れてて、苦労しながらも本当に生徒のことを思って指導をしているんだなってのが伝わってきて。話聞いていて感動して涙が出ちゃうくらいに。

👦:そんなに!

父:偏見はいけないなって深く反省したんだ。国のイメージだけで、その国の人達全てに対して悪い感情を持つのはよろしくないなって。人を見ないといけないなって。

👦:なるほど。そこでも深い学びがあったんだね。

父:ここまでが「前フリ」。ここから巡り合わせの話になる。

朝鮮大学校の学生がインターンに

👦:で、それからどうなるの?

父:名古屋まで乗せてもらった後、その先生とはそれ以降とくに連絡取ったりってのはなかったんだ。で、そこから3年半くらい経ったちょうど今から1年くらい前だね。お父さんの会社で沢山インターン生を採用してたんだ。

👦:お仕事と繋がるの?

父:朝鮮大学校の学生から応募があったんだ。もしヒッチハイクでの経験がなかったら、きっと学校名だけで落としてたと思うんだよね。でも「偏見はいけない」「人を見ないといけない」って学んだから、面接することにしたんだ。

👦:面接したんだね。

父:で、今キミに話したこのエピソードをそのまま面接でも伝えたんだ。

その高校の先生との出会いがあったから、今日は面接であなたと会うことにしました。」

って。

👦:話したんだ!どんな反応だったの?

父:完全に予想外の反応で。「え!?その話、聞いたことあります!」「学校で先生がみんなに話してました!」って。学校で言いふらしてたみたいなんだ。「ヒッチハイクで素敵な日本人を乗せたんだよ」って。

👦:えー!すごい!

父:ね、すごいでしょ?もちろん採用するよね 笑 それで何ヶ月か経ったときに、また朝鮮大学校の別の子から応募があったんだ。同じように面接してエピソードを話したんだ。そしたら今度はなんと!!

👦:なになに?どうしたの?

父:お父さんがヒッチハイクで乗せてもらってるところを、後ろのバスの中から目撃していたサッカー部の子だったんだ!めっちゃスゴくない??笑

👦:そんなことあるんだね!!

父:その子はその時のことがあったから「日本人の会社で働いてみたいと思った」って言ってくれて。本当に些細なことだけど、こういう交流が未来の平和に繋がっていくんじゃないかなぁーって思ったんだ。

👦:いい話だね。ボクも偏見で人を見ないようにしたいと思った。そしてヒッチハイクを早くやりたくなった!

父:このエピソード以外にも色んな人との出会いがあったよ。人間として大きく成長できたから、キミにもいつか是非やってみてほしい!

さいごに

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