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バレンタインに「そもそも思考」を育む親子の会話

「バレンタインってどうしてチョコレートあげるの?」の疑問から「そもそもどうしてだっけ?」が考えられる子に育てる方法について書きました。

はじめに

こんにちは!「コーチのコーチャン」ことスタスタCEOの鈴木孝一です。

東工大院卒、ITベンチャーを経て教育ベンチャー2社経営、趣味で器械体操やプレミアムテキーラのインストラクター、・・・。誰かが敷いたレールには従わない人生を毎日楽しんでいます。

「バレンタインってどうしてチョコレートあげるの?」の疑問から「そもそもどうしてだっけ?」が考えられる子に育てる方法について書きました。

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そもそもなんでチョコレート?

👦:ねぇお父さん!明日はバレンタインデーだね。チョコレートもらえるかなぁ。あれ?そもそもバレンタインデーってなんでチョコレートもらうの?

父:お、良い質問だね。「そもそも、どうしてだっけ?」って考えられるのはすごく良いことだね!どうしてだと思う?

👦:「バレンタイン」って人の名前かな?バレンタインさんがチョコレートを最初にプレゼントした人だから?

父:バレンタインさんは昔々3世紀のキリスト教の神父さんだよ。男の人。2月14日に亡くなったんだ。そしてチョコレートができたのは16世紀だから、バレンタインさんとチョコレートは全然関係ないんだ。

👦:男の人なんだ!関係ないのかぁ。じゃあなんでチョコレートなんだろう。ケーキとかクッキーとかじゃダメなの?

父:実は皆んながチョコレートをあげるのって日本だけなんだ。アメリカとかヨーロッパだと、お花とかケーキとか何でも好きなものを贈る。それから「女性から男性に贈るだけ」なのも日本だけ。他の国は男女お互いに贈りあうんだ。

👦:え!日本だけ違うんだ!面白いね。どうして日本では女の子から男の子にチョコレートあげるようになったんだろう?

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チョコレート会社の作戦

父:なんとその答えは・・・「チョコレート会社の作戦!」なんだ。「バレンタインデーは女の子が男の子にチョコレートをあげて告白する日ですよ!」って宣伝したんだ。

👦:チョコレートを売りたいからってこと?たしかにバレンタインの時期は、あちこちでチョコレート売ってるね。そういうことだったんだ。

父:チョコレート会社は大成功だよね。こんな国民的なイベントになって、チョコレート沢山売れて。でも実は同じような、会社が仕掛けたイベントって他にもあるんだよ。何か思いつく?

👦:ひょっとして「ホワイトデー」も?

父:その通り!ホワイトデーはもっとすごくて、アメリカとかヨーロッパには3月14日にイベント自体がない。日本が勝手に作ったイベントなんだ。マシュマロとか飴とか、チョコレートじゃないお菓子を作ってる日本の会社が仕掛けたって言われている。

👦:すご!そんなことできるんだね。他にもあるの?

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他にもあるの?

父:土用の丑の日って知ってるでしょ?夏にウナギ食べる日。あれはエレキテルの平賀源内が発案したって言われてるよ。それから節分の恵方巻あるでしょ?元々関西だけの風習だったんだけど、コンビニが全国に広めたって言われてるよ。

👦:知らなかった!「昔からの文化で大切にしないといけないのかなぁ」ってぼんやり思ってたけど、実は会社の策略だったんだね。なんだかちょっと見方が変わったかも。

父:「そもそも、どうしてだっけ?」って疑問を持てたお陰だね!当たり前に思ってしまってることでも「実は誰かに仕組まれたことだった」っていうことは割とあるから気をつけよう!

👦:チョコレートとか鰻とかのイベントの食べ物以外でもあるの??

父:例えば、ペットボトルのフタを集める「エコキャップ運動」だね。リサイクルだから環境にプラスになってるはず!って思ってやってる人いるけど、あのキャップにはほぼ価値ないし集めるのにかかってるエネルギーの方が多かったりするから実際は環境に対してマイナスって言われてるよ。あの運動をやってる団体が儲かってるだけっていう。

👦:えー!めっちゃ仕組まれてるじゃん。学校でもやってるしショック・・・。

父:そもそもエコキャップ運動ってどうしてやるんだっけ?」って自分で考えられるようになってくれたら、お父さんは嬉しいよ!

さいごに

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