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我が子に伝えたい「迷ったときの究極の選び方」

どっちを選ぶか迷ったとき、あなたはどう選びますか? お子様に「選び方を教えて欲しい」と聞かれたらなんと答えますか? 私ならこう答えます。

はじめに

こんにちは!「こどもコーチのコーチャン」ことスタスタCEOの鈴木孝一です。

東工大院卒、ITベンチャーと一部上場企業を経て教育ベンチャー2社経営、趣味で器械体操やプレミアムテキーラのインストラクター、・・・。誰かが敷いたレールには従わない人生を毎日楽しんでいます。

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どっちを選ぶか迷ったとき、あなたはどう選びますか? お子様に「選び方を教えて欲しい」と聞かれたらなんと答えますか? 私ならこう答えます。

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迷ったときの選び方

👦:ねぇお父さん! どっちを選ぶか迷ったときってどうすればいいの?

父:何か迷ってるの? 相談のるよ?

👦:んーん、自分で選べるようになりたいんだ。だから選び方を教えてほしくて。

父:なるほど。素晴らしいね。確実に「自分で決められる大人」に近づいていってるね! 幾つかの選択肢があったときにどれを選ぶか、の選ぶ基準について知りたいってことだね。

👦:そう! 楽な方はこっちだけど、そういう選び方をしてちゃダメな気もするし・・・。どうやって選べばいいのかなって。

父:迷ったときの選び方って、色んな人が色んなことを言っているんだ。

【1】直感で選べ!
【2】楽しそうな方を選べ
【3】後悔しない方を選べ
【4】勇気のいる方を選べ
【5】苦労しそうな方を選べ

とかとか。もちろん正解はない。どれが良いとか悪いとかは「ない」とお父さんは思っている。

👦:こんなにあるんだね! それぞれどんな選び方か教えてほしい!

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【1】直感で選べ!

父:直感、つまり頭でじっくり考えるのではなく感覚で選ぶってことだ。「ファーストチェス理論」ってのがあって、チェスのプロがどこに駒を動かすかってのを「5秒」で考えたときと「30分」で考えたときとで、86%が同じ動きをしたんだ。

👦:5秒と30分で86%も同じなの!? 直感ってスゴいんだね。

父:そう。だいたい当たってるというか、あんまり長く悩んでもしょうがないと言えるかも知れないよね。でも逆に言うと14%は違うってことだ。

👦:たしかに。あまり長く考えたくないことを選ぶのには良さそうだね。

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【2】楽しそうな方を選べ

父:これはそのままだね。自分が楽しいと思う方を選びなさいってことだ。普段から義務感とか使命感とかを優先して、自分の気持ちを蔑(ないがし)ろにしちゃうタイプの人に良さそうな選び方だね。

👦:ボクは今までずっとこれで選んでたかも。義務感とか使命感とかそんなこと考えたことなかった。でもそれじゃダメだなと思ったから、お父さんに選び方を教えてもらいたかったんだ。

父:だよね 笑 今のキミには合わなそうだね。

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【3】後悔しない方を選べ

父:これは今までのに比べて少し長い目で見た選び方だね。今の気持ちで考えるんじゃなくて「選んだ後どうなるか」ってのまで想像してみて選ぶってことだ。その選択をして、のちのち後悔しないかって。

👦:なるほど! これいいかも!

父:さっきの「楽しそうな方を選べ」だとそのときは楽しいかもしれないけど、明日どう思うかってのは全然考慮できてないよね。例えば宿題やるかマンガ読むかって選択を「楽しそう」で選んだらマンガになっちゃうけど、そのあと後悔しそうだよね。

👦:うん。思いあたる節が多すぎる 笑

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【4】勇気のいる方を選べ

父:これは心理的なハードルを超えるための選び方だね。いつもなかなか選べない選択肢を、強制的に選べるようにする考え方だ。人間は本能的に「変化」を嫌うようにできてるんだ。

👦:そうなの? なんで嫌うの?

父:誰も答えは知らないけど、きっとそうだろうって言われてることはある。人類が生まれて200万年くらい経つんだけど「変化を恐れる」性質を持ってたヒト達が生き残って子孫を残してきたって説。現代人もその性質を受け継いでるから変化を恐れるんだ。

👦:どうして変化を恐れると生き残れるの?

父:環境が良くないときは生きるために必死だから、誰もが食料や住処を求めて新しい場所に探しに行くよね? 探しに行かないやつは死んじゃう。逆に快適に過ごせてるときには、探しに行かないやつは生き残るけど、快適なのに変化を求めてまた別のところに出ていっちゃうやつは死ぬ確率が上がってしまう

👦:変化を恐れる方が生き残れたんだね。

父:そういう日々生きるか死ぬかっていう狩猟生活をしてたのが、200万年のうち199万年くらいで、現代に繋がるような文明が生まれたのはほんの1万年前なんだ。だから人間の性質はその199万年の間にできたものがまだ沢山残っている。

👦:へぇー! おもしろ!

父:で、その「本能」を現代人の「理性」で制御しようとするのが、この勇気のいる方を選べ、ってやつだね。

👦:そういうことか。勇気のある方、いいねこの選び方も。

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【5】苦労しそうな方を選べ

父:これも「本能」を「理性」で制御しようってタイプの1つだね。それに加えて「若い時の苦労は買ってでもせよ」っていうコトワザもMIXしたような感じかな。

👦:苦労した方が良いの?

父:苦労した方が成長できるよって話だ。一切壁にぶつかることなく育ってしまうと、ちょっとした壁も乗り越えられない大人になってしまう危険性があるからね。

👦:なるほどね。長期的な視点で見るって意味でいうと【3】の後悔しない方を選べ、とも似てるってことだね。

父:たしかにそうかもしれないね。

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【6】自伝が面白くなりそうな方を選べ

父:最後にもう一つ。お父さんの選び方も紹介させて。「自伝が面白くなりそうな方を選べ」だ。将来自分の本、自伝を書きたいと思っているんだけど、それを読んだ人が面白いと思ってくれそうな方を選ぶんだ。

👦:なにそれ! そんな選び方もあるんだね!

父:この考え方のいいところは、とんでもない大失敗をしてしまっても、それが本のネタになると思ったら、それほど落ち込まずに乗り越えられるところなんだ。

👦:なるほど。それは今までのどの選び方にもなかったメリットだね。

父:自分が引き起こした失敗だけじゃなくて、不可抗力的に降り掛かった災難とかにもとても有効だよ。たとえば「コロナ流行で会社が倒産した」みたいなことが起こったときに「あのときあっちにしてれば・・・」とか後悔してもしょうがないよね。でも「これ本のネタになるな」と思えば前向きになれる。

👦:ネタ!笑 なんかお笑い芸人みたいだね!

父:あ、俺の人生、新しい章に突入したな」とか。俯瞰して見れるようにもなる。自分の人生を本にして考えることで、長期的な視点で見れるようになる。

👦:後悔しないように選ぶ、と同じように長い目でも見れるんだね。

父:ある一時、苦しいことがあったとしてもそれはその後の幸せの前フリなはず、って考えることもできる。上げ幅があるほど面白いよね。いろんな困難を乗り越えていくからこそ「え!その次どうなるの!?」って続きが読みたくなる。

👦:勇気のいる方・苦労しそうな方を選べ、のメリットも含まれてるんだね。すごいねこの選び方。

父:そう、続きが読みたくなるような人生を生きたいなって。だから、安定した人生ってツマラナイなって思ってて。いくつになっても新しいことに挑戦し続けたい。挑戦しなくなって話が展開しなくなったら本のページが増えないから、人生終わったみたいなもんだなーと。

👦:迷ったときの選び方の話だったのが、いつのまにか人生の話になってるね 笑 でもめっちゃわかりやすい!

父:いいこというね。究極的には「迷ったときの選び方」ってのは、その人の「生き方そのもの」とも言えるってことだ。真似してもいいよ?笑

👦:真似する!

さいごに

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