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だから政府は休業補償しないのか!

休業要請はするのに補償を渋る政府。なぜ休業補償をしないのでしょうか? それは緊急事態宣言が明ける5月7日以降の生活をイメージすれば見えてきます。

はじめに

こんにちは!「こどもコーチのこーちゃん」ことスタスタCEOの鈴木孝一です。

東工大院卒、ITベンチャーと一部上場企業を経て教育ベンチャー2社経営、趣味で器械体操やプレミアムテキーラのインストラクター、・・・。誰かが敷いたレールには従わない人生を毎日楽しんでいます。

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休業要請はするのに補償を渋る政府。なぜ休業補償をしないのでしょうか? それは緊急事態宣言が明ける5月7日以降の生活をイメージすれば見えてきます。

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◆休業要請はするけど補償はしない政府

👱‍♀️:ねぇお父さん! 緊急事態宣言で店舗に休業要請をするにあたって、補償をするかしないかで政府と自治体でもめてるのはどうしてなの?

父:要請に応じて休業したお店への休業補償とか損失補填について、政府は「やらない」って言ってて、でも東京都とか大阪府とかの自治体は「休業をお願いするなら補償はセットであるべきだ」って言ってるんだね。

👱‍♀️:どうして政府は補償しないの? しないから休業してくれないお店があって、みんなの外出が減らないんじゃないの?

父:休業してても掛かる経費(例えば家賃とか)があるし要請したからって「はい、わかりました!」ってみんながみんなすぐに休業してくれるとは限らないよね。そしてお店が開いていれば外出する人も出てくるし、確かに補償しないから接触8割削減が実現できなくなってる可能性はあるよね。

👱‍♀️:でしょ? 8割削減しないと感染爆発して医療崩壊になってしまいそうなんでしょ? 補償を渋っている場合じゃないんじゃないの?

父:政府がなんて説明してるかというと、例えば飲食店で考えると「休業要請した飲食店だけ補償しても、そこに納入してる食材会社には休業要請してなくて補償ができないから不公平」とかって言ってるね。

👱‍♀️:なるほど。不公平になるからできないって言ってるのね。ならその食材会社にも補償すればいいんじゃないの?

父:そうなるともう「休業要請に対する補償」ではなくなるよね。その食材会社がどのくらいお店に納入してるか、去年は〇〇円だったから□□円補償します、とか煩雑すぎてできないよね。

👱‍♀️:じゃあもう食材会社には申し訳ないけど諦めてもらって、お店だけでも補償して休業にしてもらって、感染拡大を止めるしかないよね。

父:それをやろうとしてるのが東京都かな。1店舗50万円、2店舗以上なら100万円って。食材会社とかにも出すのかどうか詳細は15日に公表されるらしい。

👱‍♀️:東京都はお金がいっぱいあるからできるけど、他府県は難しいんでしょ?

父:そう、よく知ってるね。財源の問題があるよね。休業要請した全てのお店に補償するとなるとスゴい金額になるよね。

👱‍♀️:政府がやればいいのにどうしてやらないんだろう。

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◆いま補償すればお店は助かるのか?

父:おっけー、じゃあ補償したらどうなるかを考えてみようよ。いま緊急事態宣言が出ていて、5月6日までの1ヶ月間ってことになってるよね。この間の休業を要請するに当たって例えば東京都だと50万円払いますってことだ。

👱‍♀️:うん。1ヶ月で50万円。それでお店は4月をなんとか乗り切るんだよね。

父:で5月7日になったらどうなると思う? 緊急事態宣言が本当に解除されると思う?

👱‍♀️:されないの? もしされないとしたら、休業補償しないことによってお店が閉まらないから人の接触が8割減らなくて、じゃない? つまり休業補償さえすれば5月6日に解除できるはず。

父:たしかにその影響はありそうだね。おっけー、じゃあそういうことにしよう。緊急事態宣言は5月6日に解除できたとしよう。そしたら7日以降は去年みたいにお客さんが戻って、お店の営業は元に戻ると思う?

👱‍♀️:緊急事態宣言が終わったらある程度みんな外出するようになってお店にも行くようになると思うけど、去年みたいには戻らなそうだね。

父:だよね。緊急事態宣言の前から外出自粛は始まってて、飲食店の経営は結構厳しい感じになってたよね。この自粛ムードというか自粛トレンドは、今後3年くらい続くんだきっと。

👱‍♀️:3年!? じゃあずっと飲食店は厳しい状況が続いちゃうじゃん。本当にそんなことになるの?

父:「緊急事態宣言が終わる」=「新型コロナウイルス騒動が終息」ではないからね。今後もずっと、感染爆発しないように3密を避けながら生活していかないといけない。皆んなで飲食店でワイワイ食事をする、とかは当分できないんだ。

👱‍♀️:え! それってどうやったら終わるの?

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◆政府が休業補償しない理由

父:集団免疫を獲得するまで皆んなが感染するか、ワクチンが広くみんなに普及するか、のどちらかでしか終わらない。そしてそれには最低でも3年くらいかかると予想している。それは前にも話したとおりだね。

👱‍♀️:そっか、今後3年間ずっと厳しい状況が続く飲食店に4月の休業補償だけしてもしょうがないのか。だから政府は休業補償しないのか!

父:そうなんじゃないかとお父さんは予想してる。Withコロナ時代に需要がなくなってしまう店舗に、いま補償して数ヶ月だけ延命してもしょうがないよね。それだったら潔くお店を畳んでもらって次のチャレンジにお金出したほうがよっぽど生産的だよね。

👱‍♀️:次のチャレンジって?

父:Withコロナ時代はいろんなことが大きく変わるから、新たな需要もどんどん出てくるはずなんだよね。飲食店で言うと、少人数の個室とか、テラスみたいな風通しのいい席とかは間違いなく需要高まるよね。VRを活用するお店とかも出てくるかもしれない。

👱‍♀️:うーん、なるほど。でもそれだったら、どうして政府はそう言わないんだろう。

父:どうしてなんだろうね。パニックになるからなのかな。てか「この業界は今後需要がなくなるでしょう」なんて政府が言えるわけないか。あるいは、どうにかなると本気で考えてるからなのかもしれない。オリンピックとかどう考えても来年できるわけないとお父さんは思うけど、できるって政府は言ってるしね。もうよくわからないや。

さいごに

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