人はサボる。 だから「人はみんな弱い」が前提の組織をつくった。
2013年に起業した宮田昇始さん。
起業から2年半、受託業務で食いつなぎながら2回の新規事業の失敗と、10回のピボットを繰り返したのち、ようやく成功するのではと思えるサービスを世に送り出した。
会社は順風満帆で慢心してしまいそうになっていたという。「社長なら新規事業に取り組まねば」と一人古いワンルームマンションにこもったものの、仕事に身が入らなかった。
これまでの人生の中で、「人間の弱さを常に感じてきた」と話す宮田さん。
人の弱さ、甘さ。それすらもハックする、彼の思考