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韓ドラオタク社員が好きなドラマや俳優について語ってみた【前編】

スカパー!にも「スポーツ」「音楽」「映画」などさまざまな専門チャンネルがあるように、スカパーの社員にも、”何かのオタク”をしていたり、推しがいたり、特定のジャンルに精通している人がいたり。何かしらのエンタメ・コンテンツに熱中している社員が数多く存在しています。
ここでは、「○○オタク募集!」という怪しげなメールを社内に送信し名乗りを上げてくれた、好きなコンテンツについては語らずにはいられない!と いう社員たちを集めて自由に語り合ってもらう、座談会企画を開始します!

 
初回となる今回取り上げるのは、早くも(?)「沼」るコンテンツとして名高い、韓国ドラマ

かくいうnoteを担当しているわたくしも、いくつかの界隈では「オタク」を標榜できるかもしれないと思いつつも韓国ドラマに関しては全くの無知でございます。
もちろん、韓国ドラマが「ハマったら沼」なコンテンツなのは重々承知していますが、1作品の話数の多さや俳優の知らなさなどで勇気が出ずに、まだ片足すらも突っ込めていない状況…!
 

というわけで、 

「で、結局のところ、韓国ドラマの魅力って何なのさ?!」

という疑問を胸に、韓ドラオタク社員たちに話を聞いてみたいと思います。


韓国ドラマ好きの方は「あるある」として、
そして、
なにせ韓ドラのド初心者が質問していきますので、私と同じく「韓国ドラマ見てみたいけど何から見たらいいのかわからない!」という方には”入門書”としてお楽しみいただければと思います!

 
 
ということで今回、メールを出してリアクションをしてくれた自称・韓ドラオタク社員」はこちら!

 おにく(仮名)
(入社14年目・韓流ドラマ/K-POPジャンル担当)
韓ドラにハマったきっかけは、仕事をしているときにたまたま見たイ・ジョンソクの画像。
そこからイ・ジョンソク出演作品を見始めて韓ドラ沼へとハマっていき、いつの間にか韓ドラは日常に。『I Need U』頃からのARMY(BTSファン)でもある。

びーる(仮名)
(入社6年目・メディア放送技術担当)
親戚一同韓国コンテンツ好きの生粋の韓ドラオタク。
大学の時には韓国語を習っていて、ドラマも韓国語を理解しながら見ているそう。BTSのテテが出演していた「花郎<ファラン>」が沼へのきっかけで、BTS、BIGBANG、TWICE、BLACK PINK、そして最近はITZYも推しているなどK-POP熱も高い。

ぽてと(仮名)
(入社2年目・アフィリエイト/SNS 担当)
友人に「愛の不時着」を見ていないのはやばいよ!と言われ見たことを皮切りに、「トッケビ」「スタートアップ」…等有名な作品を見ていくうちに韓ドラの深さ、面白さを知り沼IN。
BTS、あと最近SM TOWN LIVEで見たNCTにもハマり始める。

みかん(仮名)
(入社3年目・国内ドラマ/バラエティ/舞台/アイドルジャンル担当)
「花郎<ファラン>」でのパク・ソジュンの演技に魅了され家で一緒に見ていた母と共に沼落ち。
その後、おにくさんにおすすめされて借りた「サム、マイウェイ」も良くて、着実に韓ドラオタクへとステップアップ中。


 
―皆さんお集まりいただきありがとうございます!今日は韓国ドラマの魅力を深堀りしていき、個人的にも皆さんからぜひ布教していただきたいなと(笑)
韓ドラ好きの皆さんって、本当に寝る間を惜しんで一気見されてますよね。
おにく:寝る間を惜しんでというか、「気づいたら寝る間が無くなってる」んだよね(笑)
みかん:「これ見たら寝よ。あ、これも見たら寝よ。」っていう風に、続きが気になっちゃって見たくなるんですよね。
一同:(爆笑)

―これは失礼しました(笑) 話数も多いイメージがありますが、見始めてしまえば…?
ぽてと:あっという間です。長いって感じしないです。

―1作品何話くらいあるんですか?
びーる:16話くらい…多いのだと20話以上あるかな。

―日本のドラマの2倍近くあるんですね!
みかん:しかも、割と1時間まるまる、もしくはそれ以上使いますよね。でも、ぽてとちゃんとこの前話したのが、1~2話目はちょっとつまらなかったりする(笑)
一同:(爆笑)
みかん:でも、3~4話目くらいから「あれ?面白い…!」となっていくんです。そこからは一瞬。
例えば「サム、マイウェイ」という作品でも、「パク・ソジュンがこれ以上ないくらいに可愛い」って言われておにくさんに借りたんですけど、「サム、マイウェイ」のパク・ソジュンのキャラクターが頼りない感じだからその可愛さが分からなくて、おにくさんと思考が違うのかもしれない、と思ったんですよね。で、その翌日も見て、2話目も「うーん」という感じ。でも、3話目あたりから、「ん?かわいいなあ!」となって。
一同:(笑)
みかん:私の横で1話目だけ見てその後全然見る気もないって言ってた母が「やっぱり見るから、ちょっと待って。」と言い出して(笑) そこから2人で1日3話ペースで見ていきまして。最後の方はパク・ソジュンに会えなくなるのが淋しいから、「今日は1話でやめよう…!」とまで(笑)
一同:会えなくなる淋しさ、分かる!!

―そこまで!?なんだか、「サム、マイウェイ」が気になってきました。どういうお話なんでしょうか。
おにく:幼馴染同士の、元テコンドー選手の男の子とアナウンサーになりたくてもなれなかった女の子がいて、その2人のラブストーリーって感じ。“超デレ”のソジュンが見れる。
みかん:「デレソジュン」
一同:(笑)
びーる:おにくさんは「サム、マイウェイ」のDVDを持ってるんですか?
おにく:私スカパー!で見てるからほぼブルーレイに焼いてて。

―視聴者の鏡ですね(笑)
おにく:配信サービスでも見てますが、好きな作品は録画してブルーレイでも録っておきたくて。そういう作品の多さでいうと、やっぱりKNTVは神!
一同:うんうん。

 
おにく:パク・ソジュンだと「キム秘書はいったい、なぜ?」とか、「彼女はキレイだった」みたいに、「ツンデレの役で、しかも最初ツンだけだけど、デレが出てきてから急にハマる」みたいなのがパターンとしてあるなと思っていて。
みかん:「サム、マイウェイ」のソジュンは、小学生男子みたいな、好きな子にちょっと意地悪しちゃうみたいな「ツン」も出てくるので、そういうところが可愛いなと思って見てました(笑)

―日本版の「彼女はキレイだった」は私も見ました。確かに、“デレ”が出てくるのは後半でしたね。
ぽてとさんは、「こういう恋愛の設定が沼」みたいな設定はありますか?
ぽてと:私は最近時代劇にハマってて。「王様の息子だから立場は偉いんだけど、好きな女の子にはまっすぐでデレてる」みたいな。その設定が好きですね。

―その設定、めちゃくちゃいい(笑)「普段はツンだけど「好きな人にだけ見せるデレ」」みたいな設定の作品が、結構あるんですね。
ぽてと:そうなんです。
びーる:私は、ドラマを見てたら主人公の人みんな好きになっちゃう。パク・ソジュンもそうだし、ヴィンチェンツォの主役を演じていたソン・ジュンギもそう。
他のドラマではそこまでハマらなかったとしても、主人公役をやってるドラマ見るとその俳優さんを好きになって、それ以降他のドラマで出ていても好きになる。(「トッケビ‐」の主役を演じた)コン・ユもオジさんなのに…(笑)
おにく:カッコよく見えてくるんですよね(笑)
びーる:だから、設定というかは人なのかもしれない。ヴィンチェンツォ、4回見たんですよ(笑)

―4回も!?(ソン・ジュンギの写真を見て)いや…これは確かにかっこいいですね。


―皆さんは、女優さんで好きな人はいますか?
一同:いっぱいいる(笑)
びーる:「キム秘書―」の…
おにく:パク・ミニョン!
一同:ほんとにかわいい。

おにく:私は、コン・ヒョジンが好きで、「椿の花咲く頃」とかってわかる?
びーる:分かります!!(大興奮)
おにく:その人がめっちゃ好きで。演技とかもナチュラルですごいいいなーと思って。

みかん:私はキム・ゴウンちゃんが好きです。
一同:あ~~~可愛いよね。
みかん:なんか、見れば見るほど沼にハマるタイプ。本当に可愛くて、年齢は30歳くらいだけど女子高生の役とか演じたり、素朴な感じで。
で、インスタとか見てるとすっぴんとか載せててそれも可愛くて、いいね連打してます(笑)
一同:(笑)
おにく:声もかわいいよね。
みかん:かわいいです。「トッケビ」でも、「サランヘヨ」って言うシーンが可愛くて。(一同:あ~~~~~~~)

ぽてと:私は「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の主役を演じたパク・ウンビン。めっちゃ可愛いし、演技のギャップがすごい。「ウ・ヨンウ‐」だと自閉症の役を演じているんですけど、「恋慕」だと男装する役を演じていて、そのふり幅がすごいんです。

―やばい。この会が終わった後、今日出てきた俳優さん女優さんのインスタを一斉にフォローしそうです(笑)
一同:(爆笑)

―もうだいぶ作品名たくさん挙げていただいていますが、そのほか印象的だったものがあれば。
みかん:最近見た中では「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」ですかね。私どろっどろの物語が大好きなんですけど、この「SKYキャッスル‐」もそうで、しかも日本のドラマと違ってその「どろどろさ」がえげつないんです。

―それは、「恋愛のどろどろ」なんですか?
みかん:この作品は「受験のどろどろ」です。子どもたちじゃなくて親同士の争いですね。最初はテレビでたまたまやってたから見ていたんですけど、登場人物の住んでるところもハイソだし、着ているものもおしゃれだし、みんな姿勢もよくて。(一同:(笑))
こんなミニスカのゴルフウェア、私履けないよ!っていう洋服までお母さん世代の女優さんたちが着てる。そういう衣装の魅力にも引き込まれました。
見ているうちにどろどろかつ「え?これ結局黒幕は誰?」「誰が悪くて誰がいい人なの?!」となっていく、ちょっとミステリー感のある話にもどんどんハマっていって。
見終わっていろんなサイトとか見てたんですけど、実際に韓国でもすごい視聴率が高かったらしく、これはネタバレになっちゃうから詳細は言わないんですけど、最終回は私あんまり納得いかなくて、韓国本場でも納得いかなかった人が多かったらしく、一大ムーブみたいのが起きたそうです。
おにく:(ドラマに対して)熱いよね。
みかん:はい。…そんな風に小道具とかにすごくお金がかかっているっていうのを感じた作品で、どろどろなドラマが好きな人にはぜひ見てほしい作品ですね。

―韓国ドラマって確かに結構どろどろモノが多い印象ありますよね。国内にもどろどろなドラマもありますが違いとかってあるんですか?
おにく:より一層「ありえない」度合いが高いところじゃないかな。
みかん:口論すればいいじゃんみたいなところも、「髪引っ張る」みたいな(笑)

―えー!激しい!
ぽてと:感情表現が豊かですよね(笑)

―先ほど衣装の話がありましたが、韓国ドラマに影響されて買った・まねしたファッションとかってありますか?
おにく:コン・ヒョジンが「プロデューサー」っていうドラマでGUCCIのピンクのポシェットを持ってて、それがめちゃくちゃ似合ってて…でもGUCCIだからものすごく悩んで、2~3年悩んで(!)、買った!
一同:おー!!
おにく:スタイルいいから、女優さんが。ファッションとかも可愛いし、着こなしも憧れる。
びーる:私は、「愛の不時着」のソン・イェジンが白いジャケットを着て、白くて短いズボンを履いて、黒いブーツを履いてて…あの一式を買いました(笑)
一同:一式!(笑)
びーる:でも着てないんです(笑) 買って満足してます。
みかん:あと、ファッションではないんですけど見終わった後「チンチャ♡(まじ)」とか「アンデ~~(ダメ~)」って言っちゃいます。言いやすい韓国語だけ真似する(笑)
一同:(笑)
ぽてと:私は、韓ドラじゃないんですけど、「IN THE SOOP フレンドケーション」を友達の家で一緒に見ていて、パク・ソジュンがキムチチャーハンを作っててそれがめっちゃおいしそうで。(一同:わかる~~~~!)、友達と材料を買いにいってそのままキムチチャーハン作って食べたりしました(笑)
みかん:確かに、見終わった後ドラマに出てきた食事食べたい!ってなる。だから、見る前にチキン頼んどこうかなって。
びーる:チキンとビールをね。(一同:爆笑)

―確かに、ドラマじゃないですが映画「パラサイト」を見終わった後、「チャパグリ」食べたくなりました(笑)



本来1回分の長さの記事になるはずが、4人の”語り”は止まらず後半戦へ。


次週、「”○○オタク募集”メールを出して、集まった社員に話を聞いてみた。【韓ドラオタク社員・後編】」をお届けします!!

▼後編はこちらよりお読みいただけます。

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