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【経験談】不安を解消する効果的な方法は『1.5倍で準備すること』だった

【バッファー】とは『緩衝するもの』の意味
引用:Wikipedia

「余裕」が無いから「不安」になるのか、「不安」だから「余裕」が無いのか…。

あなたが「不安になるとき」はどんなときでしょうか?

心配性わくわくの場合ですが、『待ち合わせに遅れないかどうか、不安になる』というような日常的なこと。


さらには『日本の将来が暗くて不安を感じる』というような先々の心配事。


そして、『自身のこれからの健康状態が不安』というような自分自身のことの心配などなど…。

様々なことが心配で不安になることがあります。

しかし今回はそんな「不安な気持ち」を緩和するために効果的な方法を、「エッセンシャル思考」という本の知識、そして心配性わくわくの実際の経験から見つけたので、ご紹介させていただきます。

徹底的に「バッファー」を準備する。

このあまり聞き慣れない「バッファー」という言葉。

これはビジネス用語で「緩衝」を意味する言葉です。

言い換えれば、「時間的なゆとり」だったり、「人間関係におけるクッション」みたいなことですね。


つまり上手くいくことを前提にしないで、「何が起こってもいいように徹底的に準備をする」という考え方です。


というのも心配性わくわく自身の経験からですが、色々と心配事があるのにかかわらず、

「何もしていない状態」

というのが精神的に、一番不安になりやすいと感じました。

待ち合わせに遅れないかの心配事であれば、目的地までの道と時間を『調べる』


日本の将来に不安があれば、どうすれば「生き延びることができるか」を『考える』


自身の健康が不安であれば、本を読んだり情報を集めて、試しながら自分に合うようなやり方を『探す』


という準備をするような、「行動」に踏み出して準備をすることこそが、不安な気持ちを緩和することに「絶大な効果」がありました。


一度悩みだしてしまうと、その先もずっーとその場で悩み続けてしまって、まったく動けなくなるということ、ありますよね…?

でもそんなときに勇気を出して、「行動」という一歩を踏み出せれば、また「見えてくる景色」が変わってきたんです。


余裕を持つための準備は「1.5倍」で考える

でもいくら準備したとしても、かんたんに不安や心配事はなくならないよ…。


その気持ちは痛いくらいにわかります。

というのも「不安だから事前に準備する」というのは、多くのひとがすでに実践している、と心配性わくわくも思うからです。

たしかにたとえ準備をしていたとしても、なかなか不安や心配事はなくなりませんよね?

しかしそんな結果になってしまうのは、実は人間の心理的な『原因』があったのです。

というのも人間にはどうやら、「計画錯誤」をしてしまう傾向があるというのです。

計画錯誤とはダニエル・カーネマンが1979年に提唱した言葉で、「作業にかかる時間を短く見積もりすぎる傾向」のことを言う。

引用:エッセンシャル思考

自分では「だいたいこれぐらいだろう」と思って準備をしていても、結局足りなくなってしまうのは、この『計画錯誤』という心理的傾向が原因だったということです。

そしてこの「計画錯誤」には面白い説があるので、合わせてお伝えします。


それは実際より計画を短く見積もってしまうのは、

「周囲によりよく見られたいから」という人間の心理が現れているというのです。

どういうことかというと、この見積りを見誤ってしまう「計画錯誤」ですが、

匿名で見積もりをさせた場合には、「ほとんど計画に大きなズレが起こらなかった」という報告があるのです。

つまり「自分の見積もりがまわりに知られる場合」のときに、実際より「早くできます」といってしまう傾向がある、ということです。


人間どうやらまわりの目を気にしてしまい、「良く見られたい」という隠されたプライド、自尊心という心理から、『自ら余裕を無くしている』という可能性があるんですね。

その心理的傾向あるからこそ、自分ではたとえ準備をしているつもりでも、予想通りに物事が進まなくなり、心の余裕を無くし、結果的に不安な気持ちを大きくしていきます。

そんな「悪循環にハマってしまう可能性」があるので、準備をするときはこの心理的傾向を知った上で、

『通常のよりも多め、1.5倍の時間を設ける』というような、普段よりさらに心の余裕を持つように調整をすることが大切です。


【まとめ】不安な気持ちは「1.5倍の準備」で余裕を持つことで緩和できる!

心配性、HSPのひとは「起きてもいないことに不安を感じる」という特徴があります。


その不安を何もせずに放っておくと、不安が不安を呼び、何をするにも心配事や不安だらけになり、最終的に「行動すること」ができなくなります。

しかし実際に待ち合わせなどは、早めに到着するようにしておけば、何かトラブルがあっても時間に余裕があるので対処できます。

さらに何か『分からないこと』が起きて不安なときでも、詳しく調べて準備をすることで安心することもできます。

なので不安を感じてしまうのであれば、不測の事態が引き起こすダメージをできるだけ少なくするためにも、事前の準備を「普段の1.5倍」にしてみてはいかがでしょうか?

バッファー(緩衝)のための「余裕」を計画に組み込む

・不安があるなら不安が無くなるまで準備をする

シンプルながらもこれが心配性わくわくの経験上、とても効果がありました。

そしてこの準備をして不安や心配事を乗り越えられると、

今度それは自分自身にとっての「成功体験」となり、「自信をもつこと」に繋がります。

不安や心配事には「準備する」という行動に踏み出し、余裕をもってワクワクする日々を過ごしましょう♪(*´∇`)ノ

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