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自分を満たすために 必要なこと

喉が渇く 

飲み物を 
飲んでも飲んでも

喉が渇く 

喉の渇きの正体を 見極めるために
インプットを 限定的にして
アウトプットの時間を 増やしてみた

インプットの 誘惑は
インターネットに 繋ぐたび
正解の顔をして やってくる

ハーバードが スタンフォードが
Googleが Amazonが Appleが

新しい知識に 触れることは
抗い難しい 誘惑がある

聞いたことのない
考え方 言葉 フレームワーク

そうして 自分に何かが足りない 
ということを 受け入れる代償として
少し賢くなったような 気がする

しばらくはいい
しばらくはいいんだ

足りないという気持ちは 
一時的に おさまる

けれど 時間が経てば ぶり返す
次こそは と 手を伸ばす
そして また 喉が渇く

一体 どうすれば 
この螺旋から 抜けられるのか



✳︎


つい 先日
はじめましての人と 
1on1をした

SNSに書いてある 
プロフィールを読んで
声をかけてくれたのだ

なんて ありがたい
喜んで 引き受けた

話してみると 
優柔不断なことが 
気になっているらしい

ん? 優柔不断?
言葉に 違和感を感じる

プロフィールを読んで
声をかけてくれたのに

話を聞きながら
僕がその人から受けた印象は
判断が早いように思えた

でも その方は
確かに 悩んでいる

なぜだろう
踏み込んで聞いてみた

迷う時って 
複数の選択肢から 絞る時ですか

それとも 
ひとつの選択肢を 判断する時ですか

どうやら 後者の方 らしい
そこで 閃いた

ひとつの選択肢から 
判断する時 時間がかかってしまう 理由

ひょっとして すでに 答えが
出てしまっているからでは ないですか?

本当はNOなのに 
YESを選ぶ理由を探すから 
時間がかかるのでは

その方は 
何か気付いたようだった

優柔不断 というのは
自分の 思い込みだったのだ



✳︎


これだ
同じ思い込みが 僕にもあるのでは

喉の渇きが 潤わないのは
螺旋から 抜けられないのは

適した行動が 
見つからないのではない

ひょっとしたら

適した行動は すでに知っていて 
選んでいないだけ なのではないか


そう 今の僕に適した行動は

僕が 無意識に外している
選択肢の中に 既にあるのではないか


✳︎


誰に届くか わからない
キャリアに つながらない
売り上げに ならない

ネットを見るたびに
避けろ と言われている 
言葉が目に入る

失敗を 避けれますよ
成功 できますよ と

頭に残った その言葉が
選択肢を 勝手に狭める

喉の渇きが 潤わないのは
螺旋から 抜けられないのは

その無意識に狭めた選択肢だから
では ないだろうか


定石が あるのだろう
近道が あるのだろう
利点が あるのだろう


けれど 
そこから外れたと分かっていても


時間を 費やせるもの
熱量を 保てるもの
行動に 移せるもの


いまは それを 試してみなさい 
ということなのでは ないだろうか


✳︎


スープストックトーキョーを 
運営しているスマイルズ

立ち上げた 遠山さんは
自らの絵の個展を 開いたことが
転機になったという

いったい どこの成功本に
個展を開け と書いてるだろうか

そうだ

誰かの正解は 置いておこう
従うべきものは それではない
自分の衝動に 従うんだ

きっとその先に
喉の渇きを 潤おすことができる
何かが あるのではないか

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