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欲は持ってもいいが執着しないこと

こんにちは!キリンのアンリです。

コロナ以降、オンラインでの様々なスクールが充実してきたため現地に足を運ばなくてもよい体験ができることに大変うれしさと驚きを感じています。

ヨガというジャンルに魅力を感じたのは約8年前。

若い時は、バリバリ身体を動かす方が好きでヨガなんて退屈~と思っていたんです。
静寂、陰、静、内側
等といったキーワードで、
夏生まれの元気な私には必要ないものと考えていました。

冷え性改善のためにホットヨガに通いだしたのがきっかけで、だんだんとヨガというものの概念自体に共感を覚えるようになりました。

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結果、ホットヨガは5年続けたのですが、一過性のぽかぽか感は感じましたが根本の冷え性改善にはつながらなかったです。(私の場合です)
仕事柄たくさんの良いインストラクターさんと知り合えるチャンスが多いのでホットヨガ退会後も月1ペースではヨガに触れあってきました。

ストレッチとヨガ
ピラティスとヨガ
の違いさえあまりわかっていなかったころからすると
今は自信をもってそれらの違いと特徴を話すことができます。

現在オンラインレッスンを週3回自宅で30分受けています。

京都の尊敬する先生のレッスンを東京に居ながら自宅で気軽に受けられるなんて、未来的すぎて最初感動しました。

先生の言葉の中で響いたのは

「欲は持ってもいいけど執着すると苦しくなる」

生存欲求、食欲、性欲、睡眠欲など持たないと生きていけない欲もあります。
ただ、どの欲もこだわりすぎたり執着しすぎたりすると苦痛となるのです。

●食べたいと思っていたレストランが満員で食べられなかった。どうしても食べたかった、悔しい、つらい、どうして自分だけ。。。

●欲しかった洋服が無くて買えなかった。どうしても欲しかったのに、欲しい欲しい欲しい、悔しい、どうしても欲しい!

こんな風に縛られてしまうんだという話でした。

妊活中にも同じようなことが当てはまります。

●なんで私のところに赤ちゃんが来てくれないの?辛い、悲しい、ほかの人がずるい、苦しい。  ●今月も生理が来た。自分のところには赤ちゃんが来てくれないかもしれない、悲しい、つらい。

妊活中の方の多くがこのような感情に陥ったことがあるはずです。
私もそうですし、そうでしたよ!

結局それは、欲であり執着で、

自分の感情のコントロールを、他者や環境にゆだねてしまっている状態なんだなあと今では静観できます。

~解説~

赤ちゃんが欲しい・・・欲

欲しいのにどうして毎月来ないの?・・・執着

に変わってしまっているはずなんです。

執着を手放す考え方で私が実践していることを下記に示します。

1.執着を客観できるくらい視野を広げる機会を持ちましょう。

人類がこれだけ人数がいて、男女が居て、ペアになって子供を欲したときに一定数の不妊があることはある程度自然の摂理で仕方がない事実と考えました。とある論文でもそういわれています。

それがたまたま自分だっただけで、自分の前世も、今の行いも何の影響もしていないのです。

「ああそうなんだ、今月生理が来たんだ」という事実を見つめて
悲しみに浸ってもいいと思います。
なぜ悲しいかをしっかり理解すると次へ進めるきっかけになります。

2.自分でコントロールできないこと、考えからは手を引き距離をとりましょう。

自分がコントロールできるのは、「自分」と「自分の考え」だけです。
毎月生理が来て悲しくなる自分は、「赤ちゃん」や環境によって自分のご機嫌や感情のコントロールをしてしまっている状況にいるはずです。

赤ちゃんやパートナーに気分の機嫌を取ってもらうのではなく、自分でコントロールできることに力を注げるよう考え方を見直してみましょう。

3.短期的目標に目が向きがち

将来の家族像や子供を産み育てるという大目標から目が離れ、妊娠するという短期目標に意識が行くと毎月の生理で悲しくなる感情を持つそうです。

もっと広い視野はここでも必要そうです。

4.目標を流動的に変更する余裕を持つ

30歳までに2人、とか3人子供が欲しいという固定的な考えも執着と呼ばれるものになってきます。

残念ながら、妊娠出産は、個人の意思のコントロールでは到底及ばない次元であることを理解しましょう。

相手と、自分と、タイミングと運が関わるので。

昔はそう思っていたけど、実際に取り組んだ結果難しいとのことだから努力はしながら37歳までに1人いればいいや~とか、生涯1人とりあえず持てたらいいなとか、徐々に間口を広げ目標を柔軟に変更していくことも重要な点です。

わたし自身も、
●30歳までに1人は欲しい
●3人は欲しい
という考えが、叶わなかった時悲しい思いをし泣いて大変な時期もありました。
それを通り越せば、見事に自分の欲やプライドが打ち砕かれて、予定を変更せざるを得なくなりますので自然とそう思えるようになりました。

目標が決まると、人は自然と変われるように行動することがわかっていますので、どこかできちんと目標を再考して取り組んでいくと良いと思います。

最近は人工授精(AIM)をして、妊娠する気満々ですが駄目だった時にも
「はい、次次~」と思えるようになりました。
最大限の努力を重ねてダメなら、仕方ない!
下を向いてる場合じゃない、時間がないのです。

精神論になってしまいましたが、
自分でコントロールできないことは手放す精神を持つことにより
自然と楽になった経験があったので、共有しようと思いました。

わたしを含め、多くの妊娠を望む皆さんが希望する結果が得られますように願っています。




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