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下剋上球児 2話感想

前回下剋上球児1話について、感想を書きました。


今回は2話について書いていきたいと思います。

※以降ネタバレを含みますのでご注意ください。



1.あらすじ

1話では越山高校野球部顧問に就任することを渋っていた鈴木亮平演じる南雲先生

2話では夏の大会までの3ヶ月限定で顧問を引き受けることを承諾しました。

夏1勝を目指し、各生徒たちの能力を見極めていくことになります。

生徒たちの課題を見つけるため試合を組もうとしますが、
なかなか練習試合の相手が見つかりません。

そんな中、南雲先生の恩師である賀門先生の助力により
星葉高校の一年生チームと試合することになります。

試合は0対18と大敗を喫するわけですが、

生徒たちは夏一勝を目指し、前向きな姿勢を見せます。

そんな中、南雲先生の隠していた真実が明らかに…

とここまでが2話のあらすじとなります。

生徒たちの課題や教師陣、その家族などの背景も少し見えてきた2話となりました。

また、越山高校野球部は弱小ですが、
前向きで変な打たれ強さがあることが強みとなりそうです。
(負け犬根性的なとこもありそうですが…)

2話で明らかになったことを含め、
以降気になった人物への感想を記載いたします。


2.南雲家について

2-1南雲先生について

主演の鈴木亮平演じる南雲先生
2話冒頭では高校時代の恩師である賀門先生(松平健)に
今年度で先生を辞めることを告げます。

賀門先生に辞めることを打ちあけるシーン

南雲先生は教師になる前、ジムのトレーナーとして働いてました。

子どもよりも大人を相手にする方が自分には向いている
ということが辞める理由だと告げます。

しかし、
3年目がなんでも1番辛いんだ
ということで賀門先生には続けてみろと諭されます。

賀門先生との食事後、
帰宅した南雲先生は家族に野球部顧問を引き受けることを告げます。

家族は南雲先生が顧問を引き受けることをわかっており、快諾します。

以上が2話冒頭です。

南雲先生は賀門先生に説得されたとは思えず、
引っかかりを残した状態で結局、野球部顧問となりました。

1話でも野球部監督になることに対し、葛藤があることが描かれていました。

その葛藤はなにか?

というのが2話冒頭で明らかになるかと思っていました。

しかし、まだ焦らされる展開…

向いてないからやりたくない
が理由ではないというのは明らかですからね。

もっと焦らされるのかと思いましたが、

2話終盤に衝撃の真実が明らかとなります。

なんと南雲先生は教員資格を持っていなかったのです!!

教育採用試験には合格したものの、
単位が足りず、大学を卒業できなかったからとのことです。

それがわかったときには井川遥演じる妻・美香は妊娠中でした。
そのため、安定した収入を得たいという思いから
卒業証書を自分の手で偽造したのです。

偽造は卒業証書を自分の手で移している描写がありました。

そんな偽造ばれるやろ!
というツッコミはさておき、

まさかの告白が待っていました。

偽造して教師をしているという負い目から
教師らしいことを生徒に言うと辛くなるとのことでした。

それは辛いわ…

自業自得ではありますが、

こんな嘘をついて先生をしている自分が
これからの未来に明るく前向きに生きている子どもたちに
なにを偉そうに言ってるんだ

てなりますよね。

これが明るみになれば保護者も黙ってないでしょう。

教員資格がないことを隠したまま、甲子園に出ようものならメディアに暴かれ、
一大スキャンダルにもなりかねません。

そんなリスクを抱えているわけなので
辞めるという選択肢は当然かと思います。

しかし、ドラマ的に教師を辞めること(クビになること)はないでしょう。

今後、教員資格がないことが明るみに出るとは思います。
そして、保護者たちが学校に乗り込んできて今すぐ辞めさせるよう要求する。

しかし、野球部生徒たちの懇願で非常勤講師として学校に残り、野球部顧問を続ける

というのが王道パターンかなと思います。

少し王道パターンを外して来そうな雰囲気もあるので、もう一つの展開予想を記載します。

それは犬塚樹生がマネーパワーで黙らせる!!
という展開です。

犬塚樹生は小日向さん演じる地元の地主です。
お金持ちです。
1話感想および今回の2話感想でも取り上げています。
気になる方は先にそちらからどうぞ。

さすがにお金で黙らせるはないまでも彼の一言で最後は一件落着するという展開はあるかもしれません。

「翔くんも南雲先生が顧問がいいて言ってるんだし、別にいいじゃん」

みたいなことは言いそうな気がします。

「ちょっとあなたは黙ってて下さい」

て山住先生あたりに言われるところまで想像できます。

全然、犬塚樹生の言葉で解決になってませんが、
きっとなにかやってくれるはずです!要期待!!


2-2 南雲美香について

井川遥演じる南雲先生の妻、美香の過去についても2話では描かれておりました。

美香と南雲先生は再婚であり、長男・青空は元夫の連れ子です。

友人の結婚式で元夫と再会します。
元夫役は大倉孝二です。

元夫はどうやらダメ夫だったようです。
離婚の原因は元夫の浮気が一つの要素だったことが明らかになります。

美香が留守の間に不倫相手を家に連れ込み、バレてしまったようです。

「廊下やらベランダから裸の女が出てくるんじゃないの!!」

と美香に言われていました。

美香の友人からも別れてよかったよと言われるような人物です。

どことなく自由な感じで実子である青空とも連絡をとっていたり、
元妻・美香の家に泊まろうとしたりと

これから波乱を呼びそうです。

南雲先生の教員免許偽造が明るみになったときに大きく関与して来そうな気がします!
(元夫が学校側にリークするとかもありそう)

ほとんど元夫の話になってしまいましたが、
美香のこれからにも目が離せません。


2-3 南雲青空について


1話で妻・美香の連れ子であり、
南雲先生とは血のつながりがないことは明らかになっていました。

南雲先生との関係も良好なように見えます。
ただ、呼び方はお父さんではなく、

しゅうちゃんです。

母・美香にそろそろお父さんと呼んであげてほしいと言われた場面では

「しゅうちゃんをお父さんて呼んだら、本当のお父さんはどうなるの?」

とのことで、彼にもまた葛藤があるようです。

南雲先生をお父さんと呼ぶことになるのはいつになるのか?
何がきっかけになるのか?
そこも注目ポイントです。



3.根室君について

続いては野球部部員の兵頭功海演じる根室君について記載していきます。

彼は離島から片道2時間以上かけて越山高校に通っています。

祖母の介護や家の手伝いもあり、部活にも出れなかったり、出ても早く帰宅せざるを得ません。

性格はいたってまじめです。
几帳面だし、苦手なことは自分で解決しようとする生徒というのが南雲評。

そんな真面目な彼はエース犬塚翔を助けるため、ピッチャーの練習を始めます。


根室くんは急速は早くないものの、
球持ちのいいサイドスローからコーナーへの投げ分けができる
コントロールのいい投手です。

前述した通り、家庭の事情で早く帰宅する必要があります。
これにより他の生徒たちも早く帰ろうとします。

みんなのやる気が上がってきたときにこの問題が大きくクローズアップされるかと思います。

お琴を題材としたマンガ・この音とまれ!
でも部活に出ない生徒に対する問題点が描かれています。


部活では結果ではなく、その過程、
一緒に練習する時間、共に過ごす時間というのが大事だと思う生徒もいます。

また、練習時間が短いのにも関わらず、
毎日部活に出てる生徒よりもできてしまうこともあります。

いっぱい練習してる方がえらい!
なんでお前は練習してないのにできるんだ!

こういうことが人間関係の問題につながっていきます。

このような問題点をどのように解決するのか要注目です。

ちなみに根室くんの姉役は乃木坂46の山下美月が演じております。


4.楡君について


私の推しである楡くんについて今回も少し記載させてください。

2話では野球部員の身体測定を実施しました。
そこで140キロのスイングスピードを記録したのが楡くんです!

このスイングスピードがどれくらいすごいかと言いますと、

高校生の平均スイングスピードは120キロから130キロと言われています。

大学生でも130キロから140キロあたり

つまり、楡くんは高1ながら、
大学生レベルのスイングスピードを計測しています!

スイングスピードだけで言えば、強豪校にいてもおかしくないというわけです!

そんな彼はマイペースで面白いです。

根室くんが帰る際に便乗して何も言わずに帰ってしまったり、

朝ごはんはグミで済ませています。


練習にもあまり出ないようです。

自主トレはしているようですが、
とにかくバッティング練習だけをしていそう…

さらに試合中もベンチのサインを確認しません。
とにかく打つこと集中している。

強豪校なら即交代です。

こんな彼がなにをきっかけに意識が変わるのか、
とても気になります。


5.久我原君について

中学陸上100M記録保持者の久我原君を演じるのは橘優輝です。

小学生の頃は野球をしていたが、中学では陸上、
越山高校では当初サッカー部に所属していました。

ただ、サッカー部では幽霊部員となっているそうです。

そこに目をつけた山住先生が熱烈な勧誘をしています。

一塁までの到達タイムは予想では3秒台で足だけで言えば、

イチローばりの逸材とのことです。

ただ越山高校野球部は弱く、部活で成果をあげられないことから大学の推薦に繋がらないと
入部を拒否しています。

大学はマシなところにいきたいから勉強を頑張りたいそうです。

また、久我原君はロン毛であり、
坊主にするのも嫌とのことでした。

この点、越山高校は坊主にする必要はなく、
実際金髪の部員がキャプテンです。

野球部髪の毛問題は今年の夏の甲子園で慶應が優勝したことで大きくクローズアップされてましたよね。

このドラマでは最近の高校野球での問題点についても随所に出て来ます。
(1話では高校野球の女性に関する問題点)

そこが大きなテーマではないですが、久我原君が野球部に入る時髪の毛をどうするのか?
注目したいと思います。


6.犬塚樹生について

前回の感想でも記載したようにこのドラマの最重要人物が小日向さん演じる犬塚樹生です!

2話では豪勢な自宅で焼肉を食しているシーンで冒頭から登場します。

テレビに星葉高校が出て来た際に

「お前たちが甲子園に行くなんてむりだよ!」
「なんで部員こんなうじゃうじゃいるの?」

と早速悪態をつきます。

また、孫・翔の母親であり、娘の杏奈が

「翔にも星葉高校に行って欲しかった」
「勉強を頑張って欲しかった」

と言った際に

「僕も大学中退してるよ!」
「あなただって頭悪いよね!?」

と樹生は娘に言っています。

「そんなことだから妻に出て行かれるねん」

と娘からの強烈なディスにより

近所の居酒屋へ逃げ込みます。

居酒屋では草野球チームの人たちに
越山高校のグラウンド貸して
と言われるわけですが、

「遊びでやってるあんたらには貸さない」
「そこらへんの空き地で十分でしょ」

と樹生は突っぱねます。

草野球のひとたちには

なにが犬塚地域開発だ
なんにもしていない
親の財産食い潰しているだけ、
60歳すぎても犬塚のバカ息子

と揶揄されています。

思ったことをずけずけ言う自由奔放な樹生

そんな彼にどんな過去があったのか
その過去の影響から孫・翔くんを溺愛してしまっているのか
その溺愛ぶりが翔くんにどんな影響を及ぼしているのか

やはりこれからの樹生からも目が離せません!!


7.おわりに

まだまだ紹介したい人もいるのですが、
それは3話以降の感想に持ちこそうと思います。

いろいろな題材が盛り込まれた下剋上球児

詰め込みすぎていることや、突然のアニメーションなど賛否もありますが、

気になる伏線がまだまだありますし、おもしろいので、引き続き視聴したいと思います。

ご覧いただきありがとうございました。
次回、第3話の感想も記載しますので、
引き続きどうぞよろしくお願いします。




P.S.

いよいよ本日から日本シリーズが開幕しますね!

世界頂上国のNo.1を決める戦いが始まる!
というフジテレビのCMには痺れました。

今年はWBCで世界一になりましたからね。
言われてみればそうかもなとはっとしました。

下剋上球児はTBSで放送されているドラマなのに
フジテレビのことを書いちゃいました…



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