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ダブル・ゴール・コーチングセッション#6レポート(4月25日開催分)
2023年3月より、スポーツに関わるコーチの学びの場であるダブル・ゴール・コーチング セッションがスタートしました。今回は『感情タンク』。このレポートではワーク内で参加者から聞かれた内容を基にレポートします。
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選手・子どもの意欲につながる「感情タンク」とは
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ー選手・子どもを一人の人間として尊重し、感情タンクを満たすことで選手や子どもの意欲を引き出すー
学びのポイント
01 褒めることがなぜ意欲につながるのか
02 適切な褒め方・逆効果な褒め方
ダブル・ゴール・コーチングの中で感情タンクでは、子どものモチベーションを車のガソリンタンクに見立てて考えています。
「今日は〇〇に行きたい。車に乗って行こう!」と思った際に、車のガソリンが満たされていない空っぽの状態だと目的地まで辿り着くことは期待できません。
子どもには、目標(目的)にたどり着くために、満たされなければならない『感情タンク』を持っています(もちろん大人も)。感情タンクは心理学に裏付けられた考え方であり、スポーツコーチが子どもの感情タンクを満たすことが、結果的にスポーツパフォーマンスを向上させ、人としての成長へと導きます。
現場のコーチが思うよい指導とは?
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参加者同士のワークでは、最初に「悪いコーチ」の事例を共有したうえで、改めて、参加者が思い描く「良いコーチ」について対話しました。
「良いコーチ」に定義はないので、良い・悪いというのはありません。ここでは現場のコーチの方々と多種多様な意見を交えながら『コーチが思うよい指導とは?』について話し合いました。
グループA
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元々選手がコーチになったパターンだと指導歴自体は浅いですが、選手目線ではスポーツに対する理解が深く、スポーツ自体を愛している方が多いイメージがあります。
仲間との協力であったり、目標に向かうまでのプロセスを楽しむことができるようなコーチが良いコーチだなと思います。勝ち負けは大切ですが、辿ったプロセスに応じて勝ったときにもたらす価値は変わるのではないかと考えています。
ポジティブな声かけによって、子どもが自信を持てるような関わり方ができるコーチは良いコーチだと思います。
情報をアップデートしているコーチが良いコーチだと思います。
一言でいうと『チームに関わる全ての人、それぞれにあったポジティブな関わりができるコーチ』だと思います。
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子どもが大人になったとき、「あのコーチはいい人だったな。成長させてくれた、我慢して見守ってくれた」とかいってもらえるコーチ。
成長などの目標を持ってくれて、なおかつ共有をしてくれるコーチ
一言で言うと『人間的成長を目的とし、ポジティブなコーチングを行い、大人になったときに影響を受けたと実感できるコーチ』
気づいたこと・感じたこと・やってみたいと思った事など
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何かをやる前に、やり方や指導をしてからやってもらい、結果的に褒めることが子どもたちのやる気が上がることは普段の仕事でも感じていたので、それがコーチングに活かせると確信した。仕事の中にコーチングで使えるような行動が隠されていると感じた。指導だけではなく生活の中で探していきたい。
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自分自身の感情タンクを満たしていこうと思った。
自分自身の感情タンクがMAXではないと相手には伝わらない。言葉には痛みを伴うので。自分の感情を満たしていることで、他の子どもにも伝える事ができるのではないかと直感的に感じました。重要な事だと思う。大人にしかできない。それが子どもに伝わったり行動や立ち振る舞いにもでるのではないか。
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褒めることが苦手で、これまで頑張ってきました。
最初に指示があって、それから褒めると考えた時に、まずは指示の出し方を勉強したいと思った。自分の指導を動画で撮ってみようかと思いました。
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自分を満たすのは大事だなと日々思っています。一番良かったのはコーチ像を言葉にできたこと。表現するまでは苦しんだけど、できてよかった。指示を出してそれに対して褒めることはまだ嚙み砕けてはいない。指示に納得できていたらいい指導と言える。指示をだすところや、どこに向かうかをどう共有して、それに対してどうフィードバックできるか。ということをもう一度考えたいと思いました。
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感情タンクを、満たす:減らすを5対1にすることが難しいと感じた。褒めるようにしているけれど、5褒めると安っぽくなってしまう。「教える」の部分がティーチングなのかコーチングなのか?命令しているようにならない様に意識したい。
褒めることは観察力やコミュニケーション力を上げる事だと感じた。スポーツのみならず私生活に活かしたい。
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モチベーションとして、いかにワクワクするかを自分自身のキーワードにしている。ワクワクに持っていくためのアプローチの方法として、褒めるとか感謝の言葉を伝えることになっていくのかなと。自分の中で整理されました。
自分自身の感情タンクがが満たされてないと伝わらないと思った。職場や学校も全くおなじ。ワクワクしていくためのアプローチ方法を考えたい。
褒めることの難しさ。安っぽくならない褒め方に関しては今後とも勉強していきたい
ご参加いただきましたみなさま、どうもありがとうございました。
NPO法人スポーツコーチング・イニシアチブスタッフ一同
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