見出し画像

パグの雑談①

こんにちは!いぬのパグです!
年の瀬ですね〜。今年の書き納めとして、雑談を。


忘年会

スプーンはフルリモートなので各地にメンバーがいるのですが、
最近じわじわと関西に引っ越してくるメンバーが増えております…!
とっても嬉しくて、たまに小躍りしている私です。

そしてそして先日、
「忘年会」という名目のもと関西メンバーで集まりました。
(パグは兵庫県在住)

お酒を呑んだり、美味しいご飯を前に、わいわいと普段の仕事モードとは少し違う一面を見せ合いながら楽しい時間を過ごしました。

その場にて、

「どうしてスプーンで働こうと思ったか」

の話になって、「面接みたいだ〜〜〜!」と笑いながらも
自分のことになると、なんだか緊張してしまって。頭の中に散らばった考えたちを整理できず、上手く言葉が出てきませんでした。


反省

こんなにも毎日、本当に楽しく、時には「ぐぬぬ…」と静かに唸りながら仕事に向き合っているのに!きちんと伝えたい人たちに、伝えられなくて悔しい!
と反省。

忘年会を終えて、お家に帰ってお風呂に入って、眠ろうとベッドに入る。
「眠りたい気持ち」と「今日1日の回想」の狭間で、結局後者が勝ってしまっていろいろと考えた夜でした。

眠れない夜は決まって仕事のことをふわふわと考えています。
幸い「まあ、いっか」と開き直れる才能があるので、区切りはつけてしっかり寝てしまうこともできます。

昨日はいろいろと考えて、きちんと答えみたいなものを自分に与えて納得できたので、朝起きた時にすごくスッキリしていました。
睡眠時間は普段と変わらないのに、なぜか「よく寝たなあ」と感じられるラッキーな朝。皆様も体験したことありますよね。あれですあれ。

その答えを、折角だからここに残せたらいいなと思い、年の瀬にnoteを開いた次第です。ありがたいことに、スプーンのメンバーもこのnoteを読んでくださっているようなので、そこで昨日の挽回ができたらいいな。


前職にて(お節介焼き)

やっと本題に入りますが、

「どうしてスプーンで働こうと思ったか」

前職では、インテリアの製造業界にて、生産管理や購買、その他事務的な作業を一人で担当していました。所属していたのは、その会社の売り上げ8割を担う製造の部署でした。

そこでは、「ルーティーンワークは何より面倒」と感じていたので、素早くかつ正確にそれらを終わらせてしまって、空いた時間で

  • 先回りして在庫状況を確認

  • 受発注を現場に早めに共有して、資材の統計を取り直す

  • 現場で使用しているマニュアルや記入する書類の改訂

など、いろいろと自ら仕事を見つけていました。
現場に遊びに行って、職人さんたちとお話しするのが好きだったので
そこで

「あ、まだ月末の棚卸し前ですけど、資材って今月どんな感じです?」

「なんか〜〇〇(資材)が××の影響で、発送遅れるみたいなので今月多めに注文しておいても大丈夫そうですかね?」

「この書類、今まで普通に運用してきましたけど、実はめっちゃ使いにくくないですか…?」

とにかく聞き回って、職人さんたちが働きやすいように先回りしてお節介を焼きまくっていました。


前職にて(人間関係の構築)

とはいえ、ある程度の関係を構築していないと、お節介を焼こうにも上手く焼けませんよね。「何故かあらゆる情報を真っ先に掴んでいる先輩(どの会社にもいますよね笑)」と幸いなことにめちゃくちゃ仲が良かったので、その先輩に会社の人間関係、個々人の性格を全て叩き込んでもらいました。

やはり人間、個性がありますので、
「この職人さんは〇〇が苦手」
「この職人さんは××が好きだから、そこからトークを広げるといいよ」
「あの上司は△△さえ押さえておけば、自由にしてもOK」などなど…馬が合う合わないも勿論ありました。

しかし私自身、末っ子ということもあり、人に甘えながら、頼って生きていくのが得意で、その図々しさがありました(笑)。
程よく頼ってもらうと、誰しも嬉しいものなので、それを上手く駆け引きしながらコミュニケーションを積極的に取って、相手の心のパーソナルエリアに入れてもらう(関係を築いていく)のは、今思い返すととても楽しかったです。

しかし、もともとお節介を焼くのがすご〜く好きだったわけではないです。初めは「目の前にあるルーティーンの仕事だけやっておけばいいや〜」と呑気に構えていました。でもだんだんそれだけではつまらなくなってきた。
では、ここで気になるのが、お節介を焼くことを始めるきっかけですよね。


前職にて(きっかけ)

それは入社して半年経たないくらいの出来事だったと思います。

現場の資材管理ミスで、製品に必要な資材が足りず
製品がいくつか直近の納品日までに発送できない

ということがありました。
特に仕事に対して責任も感じず、ルーティーンをゆるゆるとこなす日々。
猛烈に焦りました。

やばすぎる

現場の職人さんにはひたすらに謝られ、
馬が合わない上司からは
「まあ、こんなこともあるさ、ね。」と謎の励まし。

とはいえ、

不足分の資材を確保すべく、取引先に連絡をかけてとにかく頭を下げ、1日でも半日でも早く手配してもらえるようお願いする。
納品先には事情を説明し、なんとか納品日をずらしてもらえないか交渉する。これらは私が全て行いました。

これって、本当に、私のせい、、か???

と浮かびながらも、まずは目の前の対応で精一杯でした。
落ち着いて思考の整理が出来始めたころ、

結局フロントに立って、全ての責任を背負うのは私だもんな。
自分を守るという意味でも、これからは自責にして
いろんなことを先回りしていこう…!

と思い至りました。
その時の悔しさが

2度とこんな事態は起こさない、こんな思いはしない

と私を奮い立たせました。


結果として、

(例1)
少し納期管理が甘くなってしまいがちな職人さんには、
事前に今月の受注状況を共有して、世間話的に

「今月忙しいので、ちょっと気合い入れて〇〇(資材)を
早めにしておいたほうがいいかもです〜!」

とフランクにお伝えすることを習慣化した。

資材状況が安定し、スムーズに納品まで進む。


(例2)

馬が合わない上司にも、ご機嫌ポイントを押さえて、
しっかり情報共有をしておくようにした。

徐々に成果が認めてもらえ、ピンチの時にはガッツリと味方してもらえた。


などなど…働きやすい環境を自ら構築していくことができました。

他にも、部署を超えていろんな人と関わるようにしていたので、
他部署に来ていた新規案件を

「え、面白そうですね!そういうの興味あったんですよね〜やりたいなあ」

と、ぐいぐい進め、
企画▶︎商品化▶︎販売
まで持っていったこともあります。

自分で種を蒔いて、ぷりぷりに熟した成果を収穫した気分で、あれは最高でしたね。

そこからは、人と積極的にコミュニケーションをとって関係を築き、お節介を焼く(ふりをして、結果として自分への予防線を張る)のが習慣化してきました。そしてそれは苦ではなく、とても楽しいことに変わっていきました。


スプーンへの志望動機

スプーン(Web業界・制作会社)で、かつディレクターを選んだ理由は、
上記でお話ししたような「お節介の役」が向いている、通ずるところがあると思ったからです。

相手によって言葉を変えて、取捨選択して組み直して伝えていく。
Web業界や、制作会社に関しては完全に「なんかかっこいい」というような曖昧なスタートだったと思います。ですがその中で、「ディレクター」という職種についてはピッタリ自分にハマったような感覚がありました。

デザインもコーディングもまだまだ勉強中ですので、知識の無さに打ちひしがれてお節介がうまく発揮できず、悔しいと感じる日もたくさんあります。

焦らず私のペースで、働き方も、皆様との関わり方も自分のものにする!
そこに、とんでもない楽しさを感じられる人だから私は大丈夫!

と励ましながら、これからも成長していきますので、見守っていてくださると嬉しいです!来年もお節介どんどん焼いていくぞ〜!
その前に年始はお餅たくさん焼いて食べるぞ〜!!

それではまた〜
皆様良い年末年始をお過ごしくださいませ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?