Spooky

入門用カメラで星景撮影してます。他にもちょこちょこと。

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最近の記事

イデオロギーとフォトグラフ

ご無沙汰しております。 感染症騒ぎでほとんど撮影に行けてなかったのですが、専門家による「1人で車に乗ってドライブに行く事は自宅待機の延長線」というお墨付きを頂きまして、4月末にこっそり天の川を撮りに行ってきました。 ちょっとタイトルから外れますけど、まず先に行ったのが解放当日の白山別当出合。待ってましたよー。 防寒具を引っ張り出しまして登っていくこと1時間ちょっと。中継点の旅館がある場所に「新型コロナウィルスに伴い別当出合駐車場及び室堂は休業」 情報サイトにも登山口にもそんな

    • 教える、伝える、育てると言うこと

      先日Twitterでこの様なツイートがバズっていました。 佐世保で撮影されたとのことで、他にも同様のことを言われた人がいるようです。 まあプロって言っても免許制でもないし、名乗るだけなら勝手に名乗れますからね・・・本当にプロかどうか怪しい。 と思ったのですが「マウントをとる」「作品を一方的に貶す」という点である一人のプロを思い出しました。 もしかしたらこの因縁つけてきた人物も本当にプロだったりして。 勘違いのないように言っておきますが、私が思い当たったプロと活動場所が明らか

      • 他者の人生と交わるフォトグラフィ

        私の秘密の星景撮影ロケーションのひとつはあまり知られていない峠にあります。 紅葉の時期なので天気の良さもあってその峠に行ってみました。 展望台の狭い駐車場に車が3台。皆高齢の夫婦です。皆さんスマホで写真を撮っていて、一眼レフを持ち出す私の場違い感が強かったです。 一通り撮影を終えてレジャーチェアに座り、景色を眺めながらパンを貪っていると、先客の奥さんが景色をバックに外枠ブロックに腰掛け、旦那さんが何度もスマホで撮影していました。 仲のいいご夫婦だなと思っていたのですが、何度

        • 一人の泡沫フォトグラファーとして

          ご無沙汰をしております。 ここ最近台風などの影響で撮影はさっぱりでした。 それに加え、以前私も憤慨していた撮影マナーについて衝撃的な情報があり、しばらくカメラを置く選択肢もあったのです。 朝日新聞出版:アサヒカメラ10月号をご覧になられた方はいらっしゃるでしょうか? 特集記事に「本誌アンケート 400人超が怒りの告発 風景撮影マナー違反  ここまでやったら「犯罪」の境界線」というものがあり、私もアンケートに答えさせて頂きました。 あつまった声の中には「プロの講師が堂々と立ち

        イデオロギーとフォトグラフ

          初めてのタイムラプス

          天の川の季節も終わり、今月は月だなぁと思ってるのですがなかなか環境に恵まれません。 先日は久々に休日に星空が見えたので秘密のロケーションに行ってきました。 しかし何もテーマが浮かばず、このまま闇雲に撮影してもなあ・・・と。そこでタイムラプスに挑戦することにしました。 タイムラプスとは? タイムラプスとはざっくり言いますと、連続で撮影を行い、写真をアニメーションのように繋げた動画作品です。 レリーズのタイマーを設定して撮影することが多いようですね。 私も例に漏れずレリーズの

          初めてのタイムラプス

          8月後半は色々ツいてなかった

          タイトルの写真、仏閣情報サイト(最近御朱印サイトになりつつありますが)ホトカミに投稿した一枚。中央上の黒い丸、なんだこれ? 現像でここをいじった覚えはないのだけど・・・星が透けて見えることからもとからあったものっぽい? 異次元の扉か?はたまたUFOか?と悪質オカルトデマサイトのカ○○○アみたいな頭悪いこと言いそうになりました。 まあ大方光害フィルターになんか付着してたんでしょうけど。 尚この写真を撮っている時に足元に蝉がいたようでセミファイナルをくらい真夜中の白山神社に私の絶

          8月後半は色々ツいてなかった

          写真に込められたストーリー

          ― 雲というテクスチャの向こうは神が住まう世界だった ― 最近発見したスポットでの撮影。 星空が見えている時間が1時間ほどという、とにかく時間との勝負でした。 (どこか分かった人は内緒にしてください!) いきなり詩的なことを言い始めて暑さで頭がやられたかと思いましたか? 何のことはない!平常運転です!暑さで少しハイテンションなだけです! 真面目に勉強して来たフォトグラファーの方には当然の知識なのでしょうが、私は写真にストーリーを込めるという事が出来ず、闇雲に写真を撮

          写真に込められたストーリー

          初めて買う一眼のススメ

          7月ももう終わりです。今月碌に撮影できませんでした。 先月偶然見つけた峠は毎度ながら天候が外れるし、仏閣巡りサイト「ホトカミ」月イチ投稿で今月は天の川と神社をテーマにしていたのですがダメだったので先日は星空と本殿が撮れるアングルを探しがてらの撮影でした。 この前ナショジオがインスタグラムに掲載した星景写真のタイムラプスをみて星景撮影を始める切っ掛けとなったことを思い出しました。 当然ながらKAGAYA先生の作品に胸を打たれたのですがもっともっと前にきっかけとなった動画があり

          初めて買う一眼のススメ

          天の川という関門

          七夕が過ぎましたね。今年は天候が悪いところが多かったようでSNSでも過去に撮った天の川を載せる人が多かったです。 当日の天候で撮れる地域に移動したKAGAYA先生は見事な天の川を見せてくださいました。流石そのフットワークは羨ましいものです。 先生の場合そうやって成果を出すのが仕事なので当然と言えば当然なのですが、カメラを持って遠征をするのが好きな私としては理想像です。 このnoteのアクセス状況を見ると、一番PVがあるのが天の川の撮り方を書いたエントリです。やはり私のように

          天の川という関門

          星峠の棚田の悲劇:撮影マナー

          仕事の書類を作成する際、日付で自分の誕生日を知る。 ある有名人と同じ誕生日のため、その有名人からもお祝いをいただける少し幸せな日です。 しかしこの日、悲しいというか、うんざりするニュースがありました。 十日町「星峠の棚田」マナー守って 観光客の迷惑行為に住民訴え(新潟日報モア) 撮り鉄の影に隠れた迷惑フォトグラファー迷惑行為を働くフォトグラファーで真っ先に挙げられるのは撮り鉄ですが、その影に隠れて風景専門のフォトグラファー(ランドスケープ/ジオ フォトグラファーと言うそう

          星峠の棚田の悲劇:撮影マナー

          ホタルを撮ろう

          おのれGoogleナビ!!!!!!!!! またか!またなのか!!!!!!!! 知らない道を開拓しようとするとなぜこんな道を走らされるんだ! 先週は風邪で寝込み、天候も悪かったことでどこにも行きませんでした。 noteのネタはあったんですけどね、こっちは温存しておこうと。 昨日は仏閣愛好家のサイトホトカミに投稿するために白山神社に行ったあと、ホタルの里でホタルの状況を見に行きました。その帰りがこれ。 スマホの電波が届かない真っ暗闇を2時間にわたって走らされました。 ホタ

          ホタルを撮ろう

          天の川を求めて

          6月の新月です。前日まで曇り表示が快晴となっており、19時でも快晴表示だったので撮影のための遠征を決意しました。 快晴、新月と来れば最高条件です。ここはやはり別当出合でしょう。食料を買い込み出発。バイパスを走るとバチンバチンという音とともにフロントガラスで虫が爆ぜています。 やめてくれ!!!!!!車洗ったばかりだぞ!!!! 21時すぎに別当出合到着。今回の道のりは2度目のためか、精神的にもわり楽に感じました。ここまで来ると気温も低いためか虫もいませんでした。 試し撮りをして

          天の川を求めて

          光害カットフィルタを使ってみた

          今週こちらは雨に見舞われて撮影に出かけるのも無理かな、と思っていたのですが翌日の夜は快晴。光害カットフィルタを試すべく早速秘密のスポットに出かけました。 使うのは先週のエントリに上げました、ナチュラルナイト。こちらの記事を見て購入を決めました。 もちろん新アイテムに関しては勉強済みですが、結局パラメータとのすりあわせは変わらないのですよね。 出かけた時間は22時。撮影場所は交通が極端に少ない道路沿いなのですが、深夜になるまではそこそこ車が通ります。到着は23時過ぎていました。

          光害カットフィルタを使ってみた

          撮影の遠征とは冒険である

          NiSiフィルターホルダー:SAMYANG F2.8 14(10)mm広角レンズ専用 NiSi光害カットフィルター:ナチュラルナイト 150mm×150mm 購入しました。フィルターのサイズが一回り大きいものしか使えなかったので1万円ほど予算オーバーしてしまいました(遠い目) 後はハーフトーンフィルターなども欲しいんですがこっちはまあ追々。 天の川の撮影に成功してからと言うもの、自分が撮りたいものはあるんだけど目標を達成した反動で心が空虚になってしまっていました。 しかし

          撮影の遠征とは冒険である

          天の川を綺麗に撮ろう

          天の川のシーズンになりましたがいかがお過ごしでしょうか。私は平成最後の撮影と令和最初の撮影でよい条件に恵まれ、念願だった天の川の撮影が出来ました。それまで様々な本、サイト等で勉強して来ましたが「カメラのパラメータをこうすれば撮れます。ね?簡単でしょう?」的な物ばかりで、カメラで天の川を綺麗に映せない理由を数少ない撮影日ではなかなか検証できず苦労しました。 もしかしたら私のような苦労をしている人が他にもいるのでは?と思い記しておきます。 使用機材 CANON EOS Kis

          天の川を綺麗に撮ろう

          フォトグラファーはもっと自由でいいと思う

          note始めてみました。既に趣味のブログはあるんですが、写真は写真で独立しようかと。 まずは私のカメラ歴を。コンデジで遊んでいた頃を含めば多分4年くらいになります。KAGAYA先生などに憧れ入門用一眼レフで星景撮影を始めるものの、好条件の日になかなか休みが取れない上に天候がめまぐるしく変わる北陸在住のため今まで星空を収めた撮影日数は二桁届くかどうかくらいです。多分枚数は300枚いってると思うけど。 そして先月、偶然見つけた私だけが知るロケーションで遂に、ずっと目標にしていた綺

          フォトグラファーはもっと自由でいいと思う