初めて買う一眼のススメ

7月ももう終わりです。今月碌に撮影できませんでした。
先月偶然見つけた峠は毎度ながら天候が外れるし、仏閣巡りサイト「ホトカミ」月イチ投稿で今月は天の川と神社をテーマにしていたのですがダメだったので先日は星空と本殿が撮れるアングルを探しがてらの撮影でした。

この前ナショジオがインスタグラムに掲載した星景写真のタイムラプスをみて星景撮影を始める切っ掛けとなったことを思い出しました。
当然ながらKAGAYA先生の作品に胸を打たれたのですがもっともっと前にきっかけとなった動画があります。

ノルウェーのフォトグラファーTerje Sorgjerd氏(TSO)の作品です。有名なのでご存知の方もおられると思います。

さて、知識のないずぶの素人が星景撮影に挑むのですから大変です。
一から勉強ですからね。勉強嫌いの私が踏み出すにはちょっと勇気がいりました。
最初に手にしたのがKAGAYA先生が星空を手軽に撮影したい人向け用に紹介してくださったCanon PowerShotX9G。当時は最新鋭のコンデジでした。
初めて手にしたカメラで勉強ほどほどにあれこれ撮って遊ぶうちに満足できなくなり、一眼レフ購入を検討します。
先達や家電量販店の店員さん達は口を揃えてこういうのです。

「はじめからいいモノを買え。後悔しないし高額だからやめられない覚悟にもなる」

間違いではありません。しかしこれは経験者目線での真理でしょう。
醒める時はどんなに夢中になっても突然醒める私にとって、長く続くかもわからない分野に20万も30万も投資するのは不安です。
ある日SDカードを買いに行った近所の個人経営の写真屋さんにはいくつかカメラが売られていたので、店主さんに相談してみました。
得られた答えが次のようなもの。
・一眼レフは勉強が必要だが複雑でやめてしまう人がわりといる
・最初からいいモノを買っても使いこなせる頃にはもっと高性能最新機種が出ていることも
・だからまずは入門機を中古でもいいから買って勉強するところから初めては?
・入門機で物足らなくなったら売って、それを元手に最新機種を買うのもいいし、入門機を使い続ける人もたくさんいる。
というわけで入門機のCanon EOS Kissを買うに至りました。私が購入した時はKissシリーズのX9が最新だったのですが、丁度X8iの値段が大幅に落ちていてタイミング良く新品を手に入れました。型落ちではありますけどね。

やはり買ってみると正解でした。実際とてもパネルが見やすく、片手どころか近い指だけでパラメータ調整が出来るくらい扱いやすく、あらゆるアングルから見ることが出来るバリアングルパネルは便利すぎて次に買う物にも大きな条件となっています。その分、ハイスペックカメラ、特にフルサイズなどには劣る部分も大きいです。これを実感し始めたらステップアップでしょうかね。
私はまだビギナーレベルですのでこれから始める人に講釈は出来ませんが、選択肢の一つと思って参考にしていただけると幸いです。

入門機を買う上で注意事項を一つ。困ったことにX8iの便利な操作感に依存しすぎてしまってます。だから次はEOS RP辺りかな、とは思っているのですが・・・Canonの策略だなこれ!?
Canonェ・・・・
どうもメーカーによってカメラの撮影対象の向き不向きがあるようなのでNikonも検討してます。(メーカーの業績が不安ではありますが)
触ってみないとわかりませんがRPを買うと思います、多分。

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