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ダイエットは足し算。栄養バランスを考えれば勝手に痩せる説③ 炭水化物編

三大栄養素の炭水化物とは
食物繊維と糖質の合わさったものです。
炭水化物に含まれる食物繊維と糖質のバランスは食品によってそれぞれ違い
糖質が多い程、カロリーが高くなります。

白米はおよそ37%が糖質なのに対して
玄米はおよそ35.5%の糖質が含まれます。

白米より玄米ごはんの方が食物繊維が多く、糖質が少ないのでダイエットに向いているといった感じですね。

ちなみにお砂糖(上白糖)は99%糖質です。
そして二糖類なので吸収スピードも早いです。
単糖類のハチミツ(ブドウ糖、果糖)や
くだもの(果糖)はとても吸収スピードの早い栄養価の高い食品です。

風邪にはすりおろし林檎にハチミツをかけて。少量でガツンと栄養摂取!!!
昔のひとは何が身体に良いのか知ってらしたのですね。

炭水化物は大切な栄養素
栄養価の高さ、種類の豊富さ、摂りやすさ、美味しさのせいで敵認定されがち(不憫)な栄養素ですが、炭水化物が含まれる食材にはビタミンやミネラル等の栄養素も含まれています。
芋類や果物、野菜にも炭水化物入ってますもんね。

ただし、食べ過ぎると危険というところだけは注意が必要です。

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糖質を取りすぎると起きること

①ビタミンB1不足

ブドウ糖の分解にはビタミンB1が必要です。炭水化物を取りすぎると、ビタミンB1が欠乏し、十分にエネルギーの産生が出来なくなります。

症状は…
ダルさや疲労、脳の働きにも影響が出ます。
ごはんを食べたのにお腹が空く、無限に甘いものが食べたくなるのがこの状態ではないかと思います。

②血糖値スパイク

糖分を摂り過ぎると血糖値が上がり、インスリンが大量に分泌され、低血糖の状態になります。

症状は…
食後1~2時間後の眠気、倦怠感、集中力の低下など。

糖質の過剰摂取により、血糖値が急速に乱高下します。
この状態を血糖値スパイクと言い糖尿病一歩前の段階だそうです。

血糖値が高い状態が血管にダメージをあたえ血栓ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞につながることも。

昼食後のダルさ眠気はないですか?

炭水化物を摂りすぎると起こる症状に注目すれば適切な量が見えて来ます。
自覚症状があるなら少しずつ減らして、体調も改善しつつ自分に合った適量を探して行きましょう。

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余談ですが、栄養学で習ったケーキやお菓子など嗜好品の位置づけ。
栄養的には食べる必要は無さそうです。
しかし、食べることの楽しみや喜びが得られ幸せホルモンが分泌されたり、リラックス効果が期待されているようですね。

教本には適切量であれば取り入れるよう書かれていましたよ。

過ぎたるは猶及ばざるが如し

適切量がなかなか難しいのですけれど
何事もバランス良く    過不足なく。
身体と相談しながら参りましょう。

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