玉虫色の世界:二人の能力者の話
僕は霊感犬ポチ。
目の前に四角い箱が会った時、その箱が、本当に四角なのかは、自分が見えない反対側からの世界を見てからでないと、何とも言えない。
なぜなら、その箱の後ろ側が凹んでいたりするかもしれないからだ。
そして、これは、日常生活において、同じことが言える。
これは、1つ上のお姉さんから聞いた話だ。
1つ上のお姉さんの友人が、二人の能力者の人に話を聞いた。
能力者A:
「あなたは、輪廻転生の回数が少なくて、まだ魂が若いから、この人間界は、生きづらいでしょう?」
能力者B:
「今世、あなたは、魂の卒業をしに来てるのよ」
二人の言葉を聞いて、1つ上のお姉さんの友人は、どっちの言うことが正しいのか、お姉さんに相談してきた。
さて、君はどう思う?
1つ上のお姉さんは、あっさり、バッサリ。
「あっ、それ、同じこと」
「えっ?」
「同じことを、異なる角度から見ているだけ」
「???」
「わかりやすく言えば、幼稚園から小学校に上がるという感じ」
つまり、どっちが正しいという話ではなく、どこから物事をみているかという話。
そういう意味で、この世界は、やっぱり、ちょっぴり複雑で、面白いのだ。
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