僕は霊感犬・ポチ。 ポチはもちろん、仮名。 というのも、本名を出してしまうと、ご主人様に迷惑をかけてしまうから。 なぜなら、僕のご主人様は、この世の中を、コッソリと生きるのが良いらしい。 本当は、もっと、ガッツリ生きてくれればいいのに…と思っているのだけれど、残念ながら、今の僕には、犬語しか話せない。 それが悔しい… というのも、僕はどうやら、約1500年前には人間をしていて、しかも、世界的にも超有名な僧侶の先輩だったらしい。 その有名な僧侶と一緒に旅もしているらしい… た
僕は霊感犬ポチ。 これは、僕がお留守番をしていた時の、ご主人様の空き家再生の旅の時の話だ。 その日、ご主人様と1つ上のお姉さんは、ご主人様ゆかりの空き家の地に出向いていた。 そして、その場所から約100mぐらい離れた場所に、ちょっぴり裏さびれた神社があった。 その神社を見た瞬間、二人とも、お参りに行こうとなった訳なのだが… その神社の本殿を見て、開口一番、ご主人様、 「蜜ろうワックスを塗ってあげたいね~。そうしたら、神社が生き返るのにね~」 1つ上のお姉さん、苦笑い。
僕は霊感犬ポチ。 あっという間に、11月がやってきた。 今年も残すところ、あと2か月。 ご主人様は、「ひゃ~、時間が足りない!」と言いながら、会社に、空き家再生に、お母さんの世話に、僕のケアに忙しい。 きっと、残りの2か月も、こんな風にしてあっという間に過ぎていくんだろう。 そのことに、ご主人様は、ちょっぴり焦りを感じているけれど、でも、パタパタしていないご主人様は、なんとなく僕のご主人様じゃないようにも感じるから、これでいいのかな?なんて思いながら、僕は、ちょっぴり
僕は霊感犬ポチ。 人には、必ずプラスとマイナスの面がある。 このプラスとマイナスのどちらと付き合うかは、実は、その人自身が決めるのではなく、目の前の相手が、その人のどちらの面を引き出すかで決まる。 そして、この相手のプラスの面と無意識に繋がれる人は、どんな人に遭っても、相手のプラスに繋がるから、いつも周りが温かい。 一方で、常に、相手のマイナスの部分をくすぐって、表に引き出し、優しさの扉を閉めさせてしまう人がいる😅 本当に、人のマイナスを引き出す天才か?!と思ってしま
僕は霊感犬ポチ。 ストレスのない幸せな人生を送りたいなら、自分が相手の行動に対してマイナスを引き出していないか気を付けたいね。 これは、本当に面白いんだけれど、ストレスをいっぱい貯めている人ほど、他人の行動をマイナスにする引き出し法則を頻繁に使ってる。 「ありがとう」って言うべきところを、「やるんだったら、もっときちんとやれないわけ?」、「ちゃんと考えてる?」、「いつも適当なんだから」「今、欲しいって言ってないじゃない」etc. ホント、これって、自らがプラスをマイナ
僕は霊感犬ポチ。 最近、僕は気が付いた。 どうやら、「個性的であれ」という話には、社会が決めた「こういうことが個性的」というルールがあるようだ。 だから、皆、悩むし、苦しむんだ。 だってね、ルールってね、皆が同じにできるようにするためのものであって、「個性的」とは真逆の方向にあるものだから。 で、結論を言うと、「個性的」って、自分が自分を認めた時、自分に気が付いた時に、目の前に確固とした形で現れるものだと思う。 外に答えを求めている限り、周りからの承認を求めている限り
僕は霊感犬ポチ。 誰かに何かをしてもらった時、君は、「ごめんなさい」って言う? それとも、「ありがとう」って言う? 最近、「ありがとう」って言うべきところを、「ごめんなさい」や「すみません」って言う人がいることに気が付いた。 喜んでもらおうと思ってしたのに、「あれっ?」だよね? それに、言った本人の魂も、困るよね。 だって、「ごめんなさい」「すみません」は謝る時の言葉だ。 「何か、僕/私、悪いことしちゃったかなぁ…」って思っちゃうよね。 確かにね、人に何かをしてもら
僕は霊感犬ポチ。 人は本当に難しい。 自分の普通が、世界の、社会の普通だと思っている。 だから、その自分の普通と違うことを、隣近所、家族、友人、知り合いがやっていると、それを正したくなる。 つまり、自分の普通以外は、全て間違っていて、正しい方向に直してあげなければならないって考える。 僕は、これがいろんなことの諍いの元凶だと思う。 個性、個性っていう割には、自分と違う人を認められない。 そんな中で、自分らしさを活かして生きていく?! 人間社会って、本当に難しいなぁ…っ
僕は霊感犬ポチ。 だから、僕には、人には見えないモノが見える。 だから、小さい頃の僕は、毎日のように、この見えないモノにおびえていた。 なぜなら、あいつらは、僕が見えるのを良いことに、僕のことをからかって遊んでいたからだ。 でも、ご主人様と出会って、ご主人様に沢山の愛情とパワーをもらったお陰で、今の僕は、あいつらがやってきてもへっちゃら。 時々、つい共感してしまって、あいつらを引き受けてしまうこともあるけど、そんな時は、ご主人様が気付いてくれて、「ポチの中にいるモヤモヤ
僕は霊感犬ポチ。 僕も複雑系のほうだが、人間の世界は、もっと複雑だと思う。 例えば、悩みを相談されたとき、その原因が本人の中にある場合、それを指摘してあげる方が優しいのか、それとも優しい言葉をかけて、その場を収めるのと、どっちが優しいのか。 この話に、結論を出すのは、とっても難しいし、悩ましい。 だから、僕は、人間の世界を見ていると、とっても複雑だなぁ…って思うんだ。
僕は霊感犬ポチ。 人はやっぱり難しい。 例えば、人は期待されないと寂しく感じる。 でも、期待され過ぎると、それが重荷になってしまったりする。 その一方で、期待する方も、相手が期待通りになると嬉しいけれど、そうじゃなかった時には、「なんだよ!」って憤りを感じる。 これを考えると、「期待」って、ちょっと怖い。 だって、期待の度合いを間違えると、プラスにも、マイナスにも働くから。 だからといって、一切、物事に期待しないというは寂しい。 だって、やっぱり、僕は誰かに期待された
僕は霊感犬ポチ。 間もなくハロウィーンがやって来る。 僕は、そんな時に、いつも思うのだ。 ど~して、海外のお化けたちは、あんなに陽気なのかって!!! 他の人は、どう思う?
僕は霊感犬ポチ。 人の世界を見ていると、僕はいろんなことを思う。 例えば、人は、ある程度の大人になると、自分は世界の全てを知っていると勘違いしてしまう。 だから、自分の知らない話をされると、「それは違うよ」なんて言って、否定してしまう。 でも、僕たちの知っている世界なんて、本当はごくわずかなんだ。 ハッキリ言って、僕たちは、隣の人が、どんな生活をしているのかさえ知らない。 例え、会話をしたとしても、その人が、どんな風にして、毎日を過ごしているかなんて、わかり様がない。
僕は霊感犬ポチ。 この世の中では、頭が良いって言うと、つい、知識量がたくさんあって、理論的な話をすることができる人のことを指すことが多いけど、僕は本当の頭の良さって、目の前にいる人のバックグラウンドや知識レベル、経験値に合わせて話ができることじゃないかなって思う。 例えば、僕は、時々、相手のことを考えずに、自分の持っている知識を並べ立てて話をする人に出会うことがある。 そして、そういう人に限って、相手が理解できないと、「こんなこともわからないんですか?」といった態度をと
僕は霊感犬ポチ。 僕は時々、「私だって、全ての条件が整えば、できる!」って言っている人の声を聞く。 でも、それって、本当かな?。 本当に、全部の条件が揃ったら、自分のやりたいことを達成できるのかな? 全部揃ったところで、また、これが足りない、あれが足りないって言うんじゃないかな? 正直、それって、しり込みをしてるだけじゃないのかな? 自分に自信がないだけじゃないのかな? 僕は、時々、そんな風に人の話を聞いていることがある…
僕は霊感犬ポチ。 「失ってから初めて気付く」 これって、良く言われること。 そして、気が付くものは、常に「当たり前」だと思っていたこと。 あって当然、当たり前。 そういうものに、僕たちが意識を向けることはほとんどない。 でも、それらが失われてから、初めて気が付かされることはたくさんある。 僕たちの毎日は、僕たちが意識しない、本当にたくさんのことによって創られているんだ。 だからこそ、僕は、この当たり前の毎日を、そして当たり前のことを大切にしたいと思っている。