すぺあな

車と自転車で47都道府県を旅して回って。大好きな音楽を聴いて、ライブを見て。

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マガジン

  • ライブレポ/Live Report

  • 【新曲紹介】New Vibes' Picks

    Spotifyの僕のお気に入りアーティストの新譜レコメンドプレイリストから、 おすすめの楽曲を紹介する「New Vibes' Picks 」です。

最近の記事

【Live Report】#3 青春ロックって、生き様なんだよなって感じた夜-カネヨリマサル@BIGCAT

歳を重ねて「青春」が遠い彼方になってくると、ガールズバンドって「自分の青春時代を歩んだ思い出の持ち物」として在る気がする。時にはチャットモンチーだったり、時には赤い公園だったり、時にはねごとだったり。 今のティーンズの人たちにはカネヨリマサルのそのバンドの1つになってる人も多いんじゃないかと思う。 アラサーの自分にとってもそのバンドになっているのだが、正確に言えば「今も青春を共に歩んでいるバンド」となってる気がする。 じっくり、でも着実に成長してきたバンド 最初はどういう

    • 【Live Report】#2 どんな箱でもそこはライブハウスで、青春のプレイバックタイムになる-ハンブレッダーズ@大阪・広島

      6月に入ってから胃腸炎で体調を崩してnoteも下書きのまま1ヶ月ほど止まってました…少し前ですがハンブレッダーズのライブレポです。 新作「ヤバすぎるスピード」を引っ提げた今回のツアーは、前回からキャパも公演数もグッとスケールアップして、ライブハウスとホールを混ぜたものだった。 であれば両方行くしかない。しかもクアトロくらいのキャパのライブハウスなんてこれからそうそう行けそうにもないし、ということで大阪はオリックス劇場、広島はクラブクアトロに参戦することにした。 時系列的

      • New Vibes' Picks #2 -chilldspot、Maroon5、スペアザ

        今週もお疲れ様でした。 Spotifyの僕のお気に入りアーティストの新譜レコメンドプレイリストから、おすすめの楽曲を紹介する「New Vibes' Picks 」。2回目です。今週は邦ロック・インディーズ多め。 【J-ROCK】ひるねの国/chilldspotアルバムを出したばかりのchilldspotの新曲は、アニメとのタイアップ。ダンサブルなリズム隊に多彩な音色のギターと表現力豊かなボーカルが作る曲はタイアップ故のキャッチーさとchilldspotのかっこよさが高次元

        • 【Disc Review】#3 日本のロックバンドのフロンティアは17作目でさらに進化する-“ひみつスタジオ” / スピッツ

          自分の中で「神アルバムの法則」があって、それはアルバム冒頭3曲が「神のメドレー」となっていれば、それは漏れなく「神アルバム」だ。 (「逆もまた真なり」ではないのは申し添えておく。)スピッツの3年半ぶりのアルバム“ひみつスタジオ”も漏れなくそうだった。いや、わかってたけど。 心掴まれる幕開けの3曲の流れと、心温まる曲が続く前半優しいミドルテンポのナンバー“i-O(修理のうた)”で幕開けたかと思ったら、パンクテイスト ゴリゴリのナンバー“跳べ”で一気に心とテンションを鷲掴みに持

        【Live Report】#3 青春ロックって、生き様なんだよなって感じた夜-カネヨリマサル@BIGCAT

        • 【Live Report】#2 どんな箱でもそこはライブハウスで、青春のプレイバックタイムになる-ハンブレッダーズ@大阪・広島

        • New Vibes' Picks #2 -chilldspot、Maroon5、スペアザ

        • 【Disc Review】#3 日本のロックバンドのフロンティアは17作目でさらに進化する-“ひみつスタジオ” / スピッツ

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        • ライブレポ/Live Report
          3本
        • 【新曲紹介】New Vibes' Picks
          2本

        記事

          しっとりアコースティックサウンドで雨のナイトドライブ(2023.5.13)

          先週に引き続き雨の週末。 今週はそこまで忙しくなかったのに休日初日はほぼ睡眠に費やしてしまった。 たっぷり充電できたということで、カフェに勉強に行きがてらドライブへ。 個人的に雨の夜のドライブは結構好き。 もともと車は1番のプライベート空間だと思っているが、暗さと雨の音でさらに世の中から遮断されて自分だけの空間だけだと感じることができる。 そんな時は、しっとりゆったりとしたアコースティックサウンドがぴったりだね。 まばたき / 藤原さくら

          しっとりアコースティックサウンドで雨のナイトドライブ(2023.5.13)

          New Vibes' Picks #1 - ヨルシカ、beabadoobee、UNCHAIN etc...

          今週もお疲れ様でした。 Spotifyの僕のお気に入りアーティストの新譜レコメンドプレイリストから、 おすすめの楽曲を紹介する「New Vibes' Picks 」。1回目です。 [J-POP]斜陽 / ヨルシカ先月アルバムをリリースしたばかりのヨルシカの新曲。ポップな曲調と届かない恋を歌う歌詞、それを感情たっぷりに歌うボーカルを繋ぐブルースチックなギターリフが良い。 [J-ROCK/ダンスミュージック]Dan Dan Dance!! / UNCHAINジャズ・ソウルをベ

          New Vibes' Picks #1 - ヨルシカ、beabadoobee、UNCHAIN etc...

          【Disc Review】#2 ポップさと渋さの絶妙なバランスでポテンシャルを全解放-ポートレイト/chilldspot

          先月くらいから好きなアーティストのアルバムリリースが立て続けにやってきてて、ちょっと把握しきれていない。 正直chilldspotがニューアルバムを出すのはリリースされてから知ったというお粗末具合だし、聴くのもリリースから数日経っていたという具合だ。 単純にリリースが多かったというのも理由の1つだが、なんせ彼ら・彼女らの1st AL"ingredients”は、リリース当時高校生とはにわかにも信じがたい、海外バンドのようなグルービングと完成度の1枚だった。 それから本作ま

          【Disc Review】#2 ポップさと渋さの絶妙なバランスでポテンシャルを全解放-ポートレイト/chilldspot

          【たびろぐ】#1 春の訪れ。湘南の海とグルメ旅。

          春夏秋冬、それぞれの季節になると訪れたくなる場所があって、春になると僕は湘南の海を見たくなる。 少しずつ空気と太陽の日差しに春のかけらを感じられるようになった頃、湘南から「そろそろ暖かくなったきました。お越しになりませんか」と、お便りが来たかのように呼ばれたような気がして、今年も有給休暇を入れて湘南に行く予定を立てたのだった。 関西から馴染み深い場所とは言い難い湘南に僕が行くようになったのはいくつかきっかけがあるのだが、その1つは佐藤多佳子の小説だ。いくつか湘南を舞台にし

          【たびろぐ】#1 春の訪れ。湘南の海とグルメ旅。

          【Live Report #1】圧倒的な完成度にフロアが熱狂したファイナル-The 1975@大阪城ホール

          大阪城ホールの前の広場に到着すると、明らかにそこだけ関西のお洒落上位15%の人たちを集めました、みたいな光景が広がっていた。たまに本当に1975年からタイムスリップしてきたんですか?と言わんばかりのファッションの人もいるから、ちょっとビビるよね。そんな人からしたら評価にも値しない風貌自分は肩をすぼめて入場口への階段を昇る。 「ベストライブ」のサマソニを超えられるのか…?そんな音楽・カルチャーの感度の高い、特に洋楽ファン層から圧倒的支持を得ているイギリスはマンチェスターのバン

          【Live Report #1】圧倒的な完成度にフロアが熱狂したファイナル-The 1975@大阪城ホール

          【Disc Review #1】新しさと懐かしさの同居。いつも隣りにいてくれる温かな1枚。-"New Neighbors"/Homecomings

          今年の春はいつもと違う感覚に襲われていた。極寒の日々から瞬く間に葉桜になった季節の変化の速さなのか、流行病がもたらした3年間の停滞から動き出した社会の歯車の勢いなのか。 いつもであれば1年間の積み残しでできた錨を切り離して身軽になって新たな1年が始まるリセットの時期のはずが、今年は心のノイズが大きくてざわめきが収まらず、どこか置いていかれているような気分になっていた。 そんな中でリリースされた、Homecomingsの2年ぶりのアルバム"New Neighbors"。1枚聴

          【Disc Review #1】新しさと懐かしさの同居。いつも隣りにいてくれる温かな1枚。-"New Neighbors"/Homecomings

          動きはじめる、春。

          みなさん、はじめまして。今日も読んでいただき、ありがとうございます。すぺあなと申します。 4月1日という、新たなことを始めることにこれ以上ない最適な日に、note での投稿を始めます。どうぞよろしくお願いします。 車や自転車での旅と、音楽やライブのレビューを中心に、自分が感じたことを自分の"ことば"というフィルターを通して、今読んでいただいている"あなた"に少しばかりゆったりと楽しんでいただける時間を、時には新しい世界をお届けできたらと思います。 今、「ことば」で発信する

          動きはじめる、春。